闇に閉ざされた都市の謎をめぐるSFスリラー。監督は「クロウ
飛翔伝説」のアレックス・プロヤスで、同作で組んだアンドリュー・メイソンが視覚効果監修・製作(マラ・ブライアン、アーサー・ウィンダスと共同)とミニチュア監督(視覚効果監督のブルース・ハントと共同)を手掛けた。脚本はプロヤスの原案を基に、プロヤス、レム・ドブス(「KAFKA
迷宮の悪夢」)、デイヴィッド・S・ゴイヤー(「ザ・クロウ」)が共同で執筆。製作はプロヤスとメイソン。製作総指揮はマイケル・デ・ルーカ、ブライアン・ウィッテン。撮影は「クロウ」に次いでプロヤスと組んだ「ダイヤルM」のダリウス・ウォルスキー。音楽は「絶体×絶命」のトレヴァー・ジョーンズ。美術は「GODZILLAゴジラ」のパトリック・タトプロスと「マッシュルーム」のジョージ・リドル。編集は「ダイヤルM」のドブ・ホーニング。衣裳はリズ・キーオー。出演は「ハムレット」のルーファス・シーウェル、「気まぐれな狂気」のキーファー・サザーランド、「秘密の絆」のジェニファー・コネリー、「マイケル」のウィリアム・ハートほか。
ダークシティコメント(18)
記憶もの、SFが好きなのでまあまあ面白かったです。
メメント、ヘルレイザー、ブレードランナーを出して割ったかのような雰囲気。
ダーク感が濃く、不気味な人種と街が良く描き出されていた。
映像は期待していたほどのものではない。
やっぱりラストがいい。
SFの結末はどこまでも孤独です。それは宇宙から見て人間はちっぽけな存在、という前提がSFにあるからかもしれません。
誰もが他人で、誰もが交換可能な人間。それはこの映画の世界だけの話じゃなくて、資本主義社会で生きる人たちにとっても同じです。私は私じゃなくていい。
それでも生きていかなければならない。そんな閉塞感の救いになるのはやっぱり人との出会いですねー。
画面が暗すぎて家のテレビじゃ細かいところが見きれない。映画館で見たかったなあ。
昔見た覚えがあるのだけど、内容はよく覚えていなかったので再視聴。なんの映画のものか忘れたけど、どこかの映画評でこの作品に触れていて、興味を持ったのです。
冒頭に背景設定がボーンと出てくるのですが、遥か彼方からきた宇宙人は、意志の力で物体を操れ、どんな物も作れてしまう。また、その力で眠っている人間の記憶を入れ替えることができる。彼らが、人間を攫って閉じ込め、それを観察しているのだが、果たして彼らの目的は? 主人公のジョン・マードックは、なぜか彼らの能力に対抗でき、ひとり監獄のような街をさまよいながら、真相に近づいていく。
相手は機械ではないけれど、マトリクス的な世界観ですね。少しメリハリに欠けるのですが、最後までしっかり見れました。若き日のジェニファー・コネリーや、キーファー・サザーランドが出演しているので、こちらも楽しめます。