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荒野の用心棒 プロット イタリア 12月25日 1965 劇場で
続・荒野の七人 プロット アメリカ 04月08日 1967 劇場で
5匹の用心棒 プロット イタリア 08月05日 1967 劇場で
真昼の用心棒 プロット イタリア 01月22日 1967 劇場で
必殺の用心棒 プロット イタリア 04月11日 1969 劇場で
都会の空の用心棒 プロット 日本 12月07日 1960 劇場で
続・荒野の用心棒コメント(16)
久しぶりに見返した。クライマックスで突如棺桶からマシンガンを取り出し敵を皆殺しにすると思っていたら序盤から出しており、クライマックスには出なかった。街の道路が常にぬかるんでいて、女たちは泥レスみたいになるし、みんなドロドロだった。なんでだろう? 底なし沼が怖かった。
(追記)
リバイバル上映で初めてスクリーンで見た。特に憎むべき悪者はいなくて、みんなそれぞれが主張や立場で対立して争って気持ちよく大暴れする。ヒロインはさっぱりいいことがないまま途中で死ぬ。主人公がお金を盗むときにわざわざ棺桶を使う意味が分からない。ガトリング砲だけ持って行ってお金は袋で運べばいいのに。その場面がやたらとモタモタしていて、クライマックスでつぶされた手で拳銃を扱う様子もモタモタしていて、モタモタすることでハラハラさせる。
こんな50年も前のマカロニウエスタンを今時何人のお客さんが観るんだろうと思ってたのでひっそりとレイトショーで1日1回こっきりで地味にやるのかとおもったら、なんと1日4回、朝から大きな劇場で上映されていてびっくりでした。客層も気になってみていたがいつも中年以上の女性がどの映画館も多いんだけど、この作品は中年以上のおじさんが多かった。
それと、上映後、期せずして拍手が起こったのにびっくり。
まさに理屈じゃなく、格好いい男の生き様が紛れもなく描かれている昔懐かしい勧善懲悪の醍醐味に酔いしれた自分を含めた傍観者たちの高揚感が充満していたからだろう。
映画館を出ても、テーマが耳から離れない、なんともはや、しみじみ、いいな~ぁ、これ、これ、これが映画だなと・・
後期のコルブッチ作品と比べると、少し暗めのテイストのマカロニウエスタン。復讐と欲望に取り憑かれたガンマンが、自分らしさを取り戻していく様が描かれている。フランコ・ネロ演じる主人公ジャンゴの泥臭さと人間臭さが堪らなく素晴らしかった。
フランコ・ネロ×コルブッチ監督のお家芸と言えばマシンガンぶっ放し。初コンビを組んだこの作品からすでに大乱射。後にコンビを組む全ての作品に置いてフランコ・ネロのマシンガンぶっ放しは名物となっている。
劇中で流れる楽曲も素晴らしかった。何よりコルブッチ監督の演出力が見事で、音楽の使い方が最高だった。
マカロニウェスタン、劇場では、初見。
昔、見た人には懐かしい??
ストーリー、フランコネロ、音楽、うーん、ぴんとこなかった、、、。