007/美しき獲物たち プロット

地球破壊を狙う実業家ゾリンとイギリスの諜報部員ジェームズ・ボンドの対決を描くスパイ・アクション。“007”シリーズ第14作目。製作はアルバート・R・ブロッコリ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはマイケル・G・ウィルソン。監督は「オクトパシー」のジョン・グレン。イアン・フレミングの原作を基にリチャード・メイバウムとマイケル・G・ウィルソンが脚色。撮影はアラン・ヒューム、音楽はジョン・バリー、主題歌はデュラン・デュランが担当。出演はロジャー・ムーアなど。

007/美しき獲物たち 俳優

007/美しき獲物たち 写真

007/美しき獲物たち Related

i aiオンラインで映画を見る
i ai
プロット  日本
03月08日 劇場で
DOGMAN ドッグマンオンラインで映画を見る
DOGMAN ドッグマン
プロット  フランス
03月08日 劇場で
エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命オンラインで映画を見る
エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命
プロット  イタリア・フランス・ドイツ合作
04月26日 劇場で
RHEINGOLD ラインゴールドオンラインで映画を見る
RHEINGOLD ラインゴールド
プロット  ドイツ・オランダ・モロッコ・メキシコ合作
03月29日 劇場で
あとがきオンラインで映画を見る
あとがき
プロット  日本
03月01日 劇場で
ブルーイマジンオンラインで映画を見る
ブルーイマジン
プロット  日本・フィリピン・シンガポール合作
03月16日 劇場で
No.10オンラインで映画を見る
No.10
プロット  オランダ・ベルギー合作
04月12日 劇場で
劇場版 怪獣は襲ってくれないオンラインで映画を見る
劇場版 怪獣は襲ってくれない
プロット  日本
03月29日 劇場で
パスト ライブス 再会オンラインで映画を見る
パスト ライブス 再会
プロット  アメリカ・韓国合作
04月05日 劇場で
ホビッツベイオンラインで映画を見る
ホビッツベイ
プロット  ニュージーランド
02月23日 劇場で
地に堕ちた愛 完全版オンラインで映画を見る
地に堕ちた愛 完全版
プロット  フランス
04月19日 劇場で
彼女はなぜ、猿を逃したか?オンラインで映画を見る
彼女はなぜ、猿を逃したか?
プロット  日本
02月24日 劇場で

007/美しき獲物たちコメント(12)

jnrusx
jnrusx
シリーズ14作目。1985年の作品。

歴代最多7本。ロジャー・ムーアの007引退作。
その最後の任務内容は…

殉職した003から高性能マイクロチップを回収したボンド。フランスにある製造元のオーナー、ゾリンに接触。競走馬レースが趣味のゾリンが、マイクロチップで強化した馬で連勝している秘密を掴む。しかし、それだけではなかった。ゾリンはサンフランシスコで、マイクロチップによる恐るべき計画を企んでいた…!

プレ・シークエンスはロジャー・ボンドで何回あったか、スキー・アクション。
主な舞台は、前半はパリ、後半はサンフランシスコ。
せっかくパリに赴いたのだから、シンボルのエッフェル塔に登らなくては見せ場にならない。敵がパラシュートでダイブ。街中を車でいつもながらのドタバタ&コミカル追跡。
前半は競走馬も見所の一つ。と言う事で、乗馬チェイス。追っ手や罠が仕掛けられていても、乗馬もお手のもの!
サンフランシスコへ。
ゾリンの陰謀を追う中、建物の中で火災に遭う。ゾリンの陰謀はマイクロチップによる人工大地震。その震源となる鉱山内の濁流含め、さながら70年~80年代のパニック映画風。
サンフランシスコ市警に追われ、消防車による大規模チェイス。
そして、ゴールデン・ゲート・ブリッジで繰り広げられる、ゾリンとの決着。ハラハラドキドキの高所アクション。

本作ならではの見せ場もあれば、定番的な見せ場も。
日本人なら失笑してしまうようなシーンも。中盤の日本スパ、あれ、何だったの…??
最後とは言え、作品は至って安定のロジャー・ボンド。
つまり、作品的には普通に面白いのは面白いが、『私を愛したスパイ』『ユア・アイズ・オンリー』ほどではなく、可もなく不可もなく。

ゾリンを演じるは、クリストファー・ウォーケン。
最近のシリーズではよくあるが、悪役にオスカー俳優を起用するのはこれが初。
憎々しさ、時には部下すら殺す冷酷さ…さすがの巧演。
ゾリンの恋人で殺し屋のメイ・デイ。マイクロチップによる強化人間。その設定もさることながら、演じたグレース・ジョーンズが強烈インパクト。シリーズの女殺し屋でこれほどインパクトあるのは他に、『ゴールデンアイ』のファムケ・ヤンセン演じるオナトップだろう。

ボンドガールは、タニヤ・ロバーツ演じるステイシー。
ゾリンに父親の会社を乗っ取られ、復讐に燃える。
美人だが、上記2人がインパクトありすぎて、ちと印象に欠ける…。

デュラン・デュランによる主題歌はシリーズの名曲の一つ。
これまではセクシーな感じの歌が多かったが、カッコいい!…と思わせる。
ちなみにこの主題歌も『ゴールドフィンガー』同様、某バラエティー番組でお馴染み。

また、第1作目からマネーペニーを演じてきたロイス・マクスウェルも本作で最後に。
見ていく内にどんどん歳を取り、本作ではもうおばあちゃんだが、彼女とボンドの軽妙なやり取りもワンシーンながらお約束であった。

当時58歳だったロジャー・ムーア。
今ではトムクルやジャッキーなど50過ぎても身体を張った超絶アクションに挑むスターも多いが、当時は居なかった。(と言うか、今でもその2人は例にならない例外)
アップになるとしわが目立つ。
危険なアクション・シーンはスタントが担当。
自身で出来るアクションは動きが鈍く…。
今回のボンドガール、タニヤ・ロバーツの母親が自分より年下…!
以前から引退を仄めかしていたそうだが、ここで意を決したのも無理はない。
しかしそれは、もう無理だ…の引退ではない。
寧ろ、勇退だ。

初代ショーン・ボンドの跡を継ぎ、完全定着した3代目ロジャー・ボンド。
危機的状況でもユーモアは忘れず、飛ばすジョークは歴代最高!
ベッドインしたボンドガールや女性キャラも数知れず。
まあ、時々作品にムラがあるのは玉にキズ…。
でも、キメる時はキメる!
そのカッコよさは他のボンドに全く劣らない。今回久々に見返して、つくづくそう思った。

歴代ボンド俳優の中で、現時点で唯一他界してしまったロジャー・ムーア…。
だが、我々の心に刻まれたその勇姿!

ロジャー・ボンドは永遠に。
Ecomcxdtbei
Ecomcxdtbei
ロジャー・ムーアのボンド卒業作品となる、シリーズ14作目。
60歳目前のロジャー・ムーアなので、アクションはほぼ全てスタントマンなんだろうけど、それでもアクションは楽しめる(^^)b

注目は、悪役ゾリン役のクリストファー・ウォーケン。サイコな悪役を楽しそうに演じてて、強烈なインパクト有り(^^)b

だんだん、脚本もちゃんとまとまってきてる印象。