ジュリー&ジュリア
プロット
アメリカ
12月12日 2009 劇場で
ジュリア(s)
プロット
フランス
05月05日 2023 劇場で
ジュリアと2人の恋人
プロット
アメリカ
09月26日 1992 劇場で
ジュリアは夕べに出かけない
プロット
イタリア
01月01日 1900 劇場で
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ジュリアコメント(7)
ならば何故もっと評価しないのか。上記の賛辞とは別に、完璧なものが持つ、他方からの不満が生まれる贅沢な注文であり、我儘な要求が発生する創造の辛さがある。つまり、第二次世界大戦の背景が美しいシーンとして再現され、女性同士の美しい友情と男女の慈しむ愛情が並行して巧みに描かれた良さとは別に、リアリズムのもつ感覚的な味わいがジンネマン監督の映像作りから除外されたことへの不満だ。または、優れた人間をヒロイックに描く理想主義の作為に抱く人間味臭い反感かも知れない。芸術には破綻が必要とする、個人的信条も少なからずある。これは優れた作品に付きまとう答えのない追求であり、だからこそ面白いのではあるが。
1978年 10月26日 ギンレイホール
が、しかし…
ヘルマンの自伝を 下敷にしていて、彼女は自分を 反ナチ闘士、英雄として神格化してしまった… つまりは フィクションである
物語として 完成させればよかったのに…
また、左翼思想の持主で ソ連共産党の影響下にあった (トロツキーの 米国亡命阻止か?)
これについて、ヘルマンと メアリー・マッカーシー
(「グループ」の作家/批評家)の闘いは、有名である
マスコミ総出で ジュリアを探したが、不明
だが、ダシール・ハメット(ジェイソン・ロバーズ、いい味)との、結婚は 防波堤にもなった…
ハメットはやり切れないが!
ちなみに ジュリアのモデルと言われる、
ミュリエル・ガーディナーが 回顧録(1983) を出版、ヘルマンとの関係を否定
翌年 ヘルマンは没している
ホロコーストで 両親を殺された ジンネマン監督の真摯な想いを、踏みにじることにもなり残念である
ヴァネッサ・レッドグレイブは ジュリアの役で、
アカデミー助演女優賞を獲っている
彼女は PLO活動を支援しており、受賞時に「シオニストのごろつきども… 」と言って会場を騒然とさせた
(妨害工作が あったらしい… )
幼い私は TVで観ており、呆然とした
でも、あれから ジュリアと重なる部分も かなりあり、ヴァネッサに注目し続けています
ストーリー: 90
キャスト: 85
演出: 90
ビジュアル: 80
音楽: 70
激動の世の中を社会活動家・反ナチレジスタンスとして強い意志と行動力を持って生きたジュリア。彼女の親友で劇作家だった主人公の人生を通してそれを描く秀作。見終わった後の寂寥感がいい。
世の中の不公平、理不尽に気がついた頃だったので、ジュリアの成長と行動には心から共感した。一方で、私があの時代に生まれていたら果たしてジュリアみたいに動けるかと自問自答して、苦しかった。
ヴァネッサ・レッドグレープは本当に素晴らしい女優で、好きを超えて尊敬に値する。ルーニー・マーラ、シアーシャ・ローナンが演じた役の何十年後の役をヴァネッサが演じることで、映画がきちんとおさまり、説得力が生まれる。これからもずっと、知的で自立した、輝く瞳の役を演じ続けて欲しい。
アメリカには戦前は
リベラルな人がいたんです。
凄味がある程リベラルなね。
ノーブレスオブリジェ
ハメットやヘミングウェイ
ルーズベルト大統領
彼等が日本やドイツの
愚かしいファシズムから
世界を救いました