シャイン プロット

実在の天才ピアニスト、デイビッド・ヘルフゴットの半生を映画化し、主演のジェフリー・ラッシュが第69回アカデミー賞主演男優賞など数々の賞に輝いた伝記ドラマ。オーストラリア、メルボルンで暮らすデイビッドは、音楽家の夢に破れた父に幼少時からピアノを厳しく教え込まれ、その才能を開花させる。しかし留学の話が出ると、父は彼が家族から離れることを暴力的に拒否。結局デイビッドは父の許しを得ないまま、英国王立音楽院に留学するためロンドンへ渡る。父にいつか弾きこなすよう言われていたラフマニノフのピアノ協奏曲第3番をコンクールの演奏曲に選んだデイビッドは、猛特訓の末に見事に演奏するが、過度のストレスによって精神を病んでしまう。劇中のピアノ演奏はヘルフゴット本人によるもの。

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シャインコメント(20)

Smphngxsoik
Smphngxsoik
狭量な父親が 生み出した「神童」の
挫折と再生の物語である
(挫折というより 破滅に近いか… )
ヘルフゴッドが 精神に異常をきたしてしまったのは 本当に悲劇である

芸術の理解だけを取っても 幼少期から視野を広げることは必要であった

時を経て、人々の助けを借りて 彼が再生したのは 神の恩賜か…

ノア・テイラーに 繊細さを感じ良かった
ラッシュは上手いのだけれど 絶対に精神的に崩壊しない感じがして…
Ceohantthcs
Ceohantthcs
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実在するオーストラリアのピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッドの波乱に満ちた半生を描いた伝記映画。

デイヴィッド・ヘルフゴッドを演じるのは、当時は舞台俳優で映画出演の経験がほとんどなかった、オーストラリアを代表する名優ジェフリー・ラッシュ。本作でオーストラリア人で初となる、演技部門でのオスカーを獲得した。

👑受賞歴👑
・第69回 アカデミー賞…主演男優賞
・第54回 ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)…主演男優賞
・第21回 トロント国際映画祭…ピープルズ・チョイス・アウォード
・第2回 放送映画批評家協会賞…主演男優賞

実在するピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッドの半生を映画化した作品だが、作中の出来事は事実とはかなり異なる様です。
実際はお父さんとの仲は悪くなかった様だし、精神病院に入院する前にギリアンとは別の女性と結婚していたらしい。
映画ではラフマニノフの第3番に取り憑かれたことが精神病の原因として描かれていたが、これも事実とは異なるらしい。
完全な伝記映画というよりは、デイヴィッド・ヘルフゴッドの人生を基にしたフィクションである、という認識で鑑賞するのが正しいのでしょう。

まず映画の冒頭で精神疾患を患っているデイヴィッドを提示し、その後彼の少年時代まで遡り、彼がどのような人生を歩んできたかを描く。
彼はめきめきと頭角を現し、イギリスの王立音楽院の奨学生にまで登り詰める。
しかし、冒頭の描写により彼がこの後精神疾患を患うことを知っているため、観客としては彼の快進撃を複雑な思いで見届けることになる。
いつどこでどんなふうに発症するのかが気になり、興味の持続が途切れない。映画の作り方として実に上手いと思う。

デイヴィッドを抑えつけ支配しようとする父親。
暴力と優しさを使い分けることでデイヴィッドの心を縛りつける。
このクソ親父がっ!と思うのだが、この父親の彼を愛する気持ちは嘘偽りがなく、偉大な音楽家に育てたいという欲が歯車を狂わせていく感じは観ていて実に切ない。

世界一難しいと言われるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番に取り憑かれ、精神を患うデイヴィッド。
ラフマニノフへの異常なまでの執着というのは、もうちょっと濃密に描いてもよかったかも。
これだけピアノ弾きまくってたら、そりゃ頭もおかしくなるわ、と思ってしまうような、常軌を逸したトレーニングをしている場面をもっと見せて欲しかった。

これまで鬱々とした描写が続いていたので、精神を病んだデイヴィッドがバーのピアニストとして復活する場面のカタルシスは凄まじい。
その後、絶縁状態だった父親との再会の場面を、過剰に感動的にせず、抑えた演出で見せてくれるところとか、実に品が良い。
お父さんのメガネのレンズにヒビが入っていて、それをセロハンテープで補修しているところとか、観ていてめちゃくちゃ侘しい気持ちになった…

ただ奥さんとなるギリアンとの出会いの場面はもうちょっとなんとかならんかったのか。
彼女と恋に落ちた過程とかイマイチよくわからなかった。
この映画、前半はたっぷりと時間を使ってデイヴィッドの転落を描くんだけど、後半のデイヴィッドがピアニストとして再起してからの描写がなんかスカスカ。
もっとデイヴィッドのピアニストとしての活躍とか、ギリアンとの恋愛とかをしっかり描いてもよかったと思う。

とはいえ、単独リサイクルを開き、観客からの大きな称賛を浴びたデイヴィッドの表情を見た瞬間この映画の不満点も全て許せました。
クライマックスのあの場面は本当に素晴らしい。ジェフリー・ラッシュが世界中から称賛されたのもわかる。
デイヴィッドが涙を流すのと同時に、私も涙を流していました😭

音楽によりどん底まで落ちてしまった男が、音楽によって再び光を浴びることになる。
音楽の持つ残酷さと優しさという両方の側面を、一本の映画で上手ーく表現していますねぇ。
全てを失った男が再起を果たすという物語、これを嫌いな人間っている?

僕は生きている、生きなくちゃいけない、という最後のセリフも素晴らしい。
心が温まるような美しい作品でした。
Shpnimgosxk
Shpnimgosxk
なんでお父さん、あんなに優勝にこだわるのに留学や進学は認めないだろう。戦争で家族離ればなれになった体験から家族が一緒にいることに固執したんだろうか??私には理解できない心情だった。
toxdbv
toxdbv
時代ごとの三役ともよく人格を捉えていてすばらしいが、成人役が図抜けてよい。そのぶん少年、青年時代がかすんでしまうのも致し方ないか。
演奏の録音は本人によるものということだが、憑依の度合いは深くありがちなアーティスト伝記映画の軽々しさを成人役が払拭している。こういうのって本物のアーティストが出ても案外しらけるもので、すごくバランスはいいと思う。キャスティングの勝利でしょう。
ラストはあっさりしているが、こんなところか。
nqlxqko
nqlxqko
熟年者には十分に楽しめた映画でした。若い人には人生のヒントが盛り沢山の上質な映画となるでしょう。特にクラシック音楽愛好家ならほぼ満点に近い評価を与える人が多くなると思います。限られた時間の中で、主人公のピアニストを中心に、時代背景、家族関係、偏った父子関係、そして音楽が幼年期から青春時代を経て晩年まで、人生のヒントを添えて語られています。周辺の人物像も巧く良く描けています。