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ジャンヌ・ダルク裁判 プロット フランス 11月29日 1969 劇場で
海を渡るジャンヌ プロット フランス 10月02日 1993 劇場で
猫に裁かれる人たち プロット チェコスロバキア 11月14日 1964 劇場で
ジャンヌ プロット フランス 12月11日 2021 劇場で
のるかそるか プロット アメリカ 05月04日 1990 劇場で
ジャンヌ・ダルク プロット フランス 12月11日 1999 劇場で
裁かるゝジャンヌコメント(2)
ジャンヌ・ダルクには英雄的で勇ましい女騎士の聖女というイメージを持っていたが、本作のジャンヌ・ダルクは凄く人間らしい。審問官の激しい尋問責めに苦悶の表情を浮かべ、泣き崩れ、挙げ句の果てには悶絶する。そして涙が枯れるほどに泣きじゃくる。19歳の乙女らしい普通の反応を見せる。しかしこの英雄的ではなく人間的な乙女が、汚職審問官ら卑劣漢達を相手に真摯に向き合う姿を見ると、やはり只者ではなく並大抵の信念の持ち主ではないことが分かる。そこは普通の乙女とはハッキリと違う。本作を観て感じたことは、キリスト教的なことよりも、人間の、異なったものを抑えつけようとする同調圧力や排除しようとする暴力性の恐ろしさ。人間のこの愚行の犠牲者となったジャンヌ・ダルクには同情の念が湧いたのと同時に、排他的な圧力に屈さずに自分を貫くことの大切さを見た気がする。
日本にはもう権利はなく、フランスの版元から許可を得て、国立図書館から借り出しての上映
滅多にお目にかかれないものを観た
サイレント映画、少ない字幕
ジャンヌ・ダルクの勇姿を撮ったものではなく
その後の裁かれる場面のみ…そして火炙りの刑
観てる方も拷問にあっているようだった…