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コップランドコメント(9)
そこに立ち向かうは我らがヒーロー、スタローン。ロッキー、ランボーの如き爽快アクションが頭をよぎる。
期待は裏切られた。なんか全てにおいて中途半端。お姉ちゃんとは懇ろになりきれず、助太刀友人も説得力なし。極め付けは悪役警官達のあまりのあっけなさ。おい、もっと抵抗しろ(笑)
だいたい、この映画、善悪の役者配置が逆じゃないのか!デニーロとか、うずうずしてるぞ(笑)
普通の人がヒーローに、感を出したかったのかもしれないが、スカッとしたアクションを期待した私には合わなかった。
しかし悪い作品ではないので、楽しんで見られるとは思います。
カイテルもデ・ニーロも、ジャニーン・ガロファローだってもっと活躍してほしかったな。結局はスタローンとレイ・リオッタの映画だったってことか。ロバート・パトリックは髭を生やしてしまったらT2のイメージがないことに驚きだ。
決して派手な印象はない。
タイトルも、凡庸。
手垢の付きまくった汚職警官モノ。
題材自体に新鮮味はない。
しかし、映画のクオリティは、
とても高い。
この秀作感。
この感じがたまらない。
いい映画を観た感が、
より一層際立つ条件。
こういうの好きです。
映画っていいなぁと思う時って、
こんな時。
スタローンがロッキーみたいに朴訥とした役で、悲しみが滲み出しているような感じがとてもよかった。クライマックスの音のないところも斬新でかっこよかった。午後のロードショーで見たのだが、映画館で見るべき作品で、もったいなかった。