荒野の1ドル銀貨 プロット

ジョージ・フィンレーのシナリオをカービン・J・パジェットが監督したイタリア製西部劇。撮影はトニー・ドライ。音楽はジャンニ・フェリオ。出演はモンゴメリー・ウッド、イヴリン・スチュワート、ピーター・クロスなど。イーストマンカラー、トータルスコープ。

荒野の1ドル銀貨 俳優

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荒野の1ドル銀貨コメント(6)

vshoaoe
vshoaoe
ウェスタン特集の一本。ジュリアーノ・ジェンマの優しい顔と、格闘場面ではかなりぼこぼこにされるやられっぷりと、最後にはよろよろしながら生き残るところが好き。
sjrjqm
sjrjqm
総合60点 ( ストーリー:65点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

悪いやつが支配する町を一人の男がやっつけるという、ありふれた西部劇。ただしイタリア製なので全編イタリア語。単身で戦う彼にはなかなか弾が当たらないというよくある補正がかかっていて、数人の盗賊相手にも余裕で勝って相手を縛り上げたりとなかなかの強さを発揮するのは現実味が薄い。冒頭で出てきた最後の拳銃の落ちの部分もあったりして物語はそれほど悪くないが、そのあたりの演出が古さを感じる古典的な勧善懲悪作品で目新しさはない。
jwwiqpb
jwwiqpb
ゲイリーは1ドル銀貨を元手に成功を夢見る。無法者になる者が多い元南軍兵士は雇われにくい。戦争が生んだ不況をも描いていた。しかも北軍に銃身を短く切られ使い物にならないのだ。イエローストーンの町に到着した彼がマッコーリー(クロス)にもらった仕事はブラックアイという無法者を捕え、保安官に引き渡すこと。しかし、ゲイリーは丸腰に近い。向かい合った瞬間、ゲイリーは弟であるブラックアイに撃たれてしまい、マッコーリーがブラックアイを撃ち殺す・・・

農夫に助けられ、ある村の用心棒になろうとしたゲイリー。そこでブラックアイは農民の味方だという真実を知る。そして、マッコーリーこそが無法者を操るボスだったのだ。

昔から何度もTVで放映されていて、子供の間でも大人気のジュリアーノ・ジェンマ。早撃ちなどの銃さばきよりも、殴ったりするアクションのほうがカッコよかったためだろう。無法者のアジトに潜入したのはいいが、同じ元南軍兵士をスパイに使ったゲイリーは彼を殺せと命令され、ライフルを貸してくれと頼み、そのライフルに弾が入ってなかったという、今ではよく使われている駆け引き。拷問されるが、そこへゲイリーの妻が連れてこられ・・・絶体絶命のピンチ!

あくまでも合法的にといマッコーリーに対抗するかのように、最後は暗闇の中で静かに近寄るシーンが魅力的。中盤までは敗残兵の名誉なんかにもこだわっていたところがイタリアらしいところなのかもしれない。そんなことはともかく、やっぱりジェンマは永遠のヒーローだなぁ。
xvcurh
xvcurh
ジュリアーノ・ジェンマの銃を撃つ姿に痺れろ!
話も分かりやすくて良い。

しかし、突っ込み所は満載です。おいおいなんで殺さへんねん!とか(笑)
そもそもこれどこの話?アメリカ?イタリア語喋っとるがな!
そうなんです。細部は非常に雑なんです。ここまで雑だともう逆に笑えて来ます。

いろいろツッコんで笑いながら、かっこいいジェンマを謳歌しましょう。楽しいよ。
Hnmposskixg
Hnmposskixg
イタリア映画の歴史に燦然と輝く、マカロニ・ウェスタン映画において異彩を放つスター、ジュリアーノ・ジェンマ主演作品。

西部劇という表向きの仮面を被り、この作品・・やってしまってます。まさに、荒唐無稽、何でもあり、面白ければ何をしても構わないというあっけらかんとした開放感が、観客を異様に清々しい気分にさせてくれる。

誇りと慈愛を胸に、哀愁を持って荒野を駆けて行くアメリカ西部劇では見られない残虐性、爽やかにエッチな表現、あとはとにかく・・邪魔なものは撃ち抜いたり、殴り倒しましょうという自由な世界。現代でこそ、上質で気品溢れるミステリーや家族、映画の歴史を淡々と見つめていく静かな叙事詩がイタリア映画の代名詞のようになっているが、いやいや、それだけでは無かった。まだ、イタリア映画人は息を潜め、復活の時を虎視眈々と狙っている。

ロベルト・ロッセリーニの「無防備都市」からはじまる、イタリア映画の世界への挑発が、セルジオ・レオーネをはじめとしたマカロニ映画に行き着き、今に至る。ハリウッドの量産体制が飽和状態を見せ始め、世界中の映画産業が、未来の興行における突破口を見出せなくなってしまったとき・・・再び、イタリア映画がふいに爆発し、世界を席巻する新ジャンルを提示する。そんな可能性に、ちょっと期待してしまう底力を見せ付けるド迫力の未開感覚。耳をすませば、イタリア映画人のささやかな声が聞こえてきそうだ。たとえば、こんな言葉なんていかがだろうか。

「もう・・そろそろ、やっちゃいますよ?」