奇跡の人(1962) プロット

三重苦のヘレン・ケラー女史がサリバン教師によって人生に光明を見い出すまでの苦闘を描いたウィリアム・ギブソンの戯曲を彼自身がシナリオ化し、ブロードウェイの演出者アーサー・ペンが監督したもの。撮影はアーネスト・カバロス、音楽はローレンス・ローゼンタール、製作はペンと度々コンビを組むフレッド・コーである。出演者は「シャロンの屠殺者」などの舞台女優アン・バンクロフト、「明日に泣く」の子役パティ・デューク、舞台のヴィクター・ジョリー、インガ・スウェンスンなど。バンクロフトは63年度アカデミー主演女優賞、デュークは助演女優賞をそれぞれ受賞しているがゴルーデン・グローブ最優秀新人女優賞(デューク)、イギリス・アカデミー外国主演女優賞(バンクロフト)ほか各種の賞も受賞。

奇跡の人(1962) 俳優

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奇跡の人(1962)コメント(10)

zgykigg
zgykigg
超有名な、映画自体が奇跡の様な作品。
私などは漫画「ガラスの仮面」で散々読んだ内容なので
解ってはいたのだけど、これをよく、生の舞台で
上演したよなあと考えると衝撃的でさえある。
大の大人が、10歳に満たない少女を毎日の様に平手打ちしたり、
食べ物を取り上げて躾て行くのだもの。
倫理規定の厳しい現代では舞台化自体が出来なかったかもしれない。
そう言う意味では現代の仕組みが良いのか悪いのか…?

ただ、話としては、とても理解できる。
私も保健所から元放浪犬を引き取った時
すでにそこらに落ちてる物を食べる癖が付いていて、
世間では毒物をワザと巻く様な卑劣な犯罪もあったので
拾い喰いを止めさせるのに、口から力ずくで、
食べ物を取り上げたり、取っ組み合いを繰り返す日々だった。
サリバン先生の様に、何度手を噛まれ、
何度、道行く人に虐待と疑われた事か…。
そう、言葉を持たないヘレンは獣と同じ。
獣を人にするのは、コミュニケーションしか無いのだね。
コミュニケーションのために言葉を教える。

今の基準だとこれは虐待と言われるレベルの内容かも知れない。
でも、虐待と教育とは見た目は同じかも知れないけど
本当の教育の中には愛しか無いのだ!

サリバン先生の熱い教育熱と愛があればこそ、
ヘレン・ケラーは偉人になれたのだ。

全ての先生と母親に観て欲しい。
Ertlcracclo
Ertlcracclo
へレン・ケラーの幼少期を描いた映画。

伝記も読んで知っているはずの話なのに、
一歩踏み込んだ内容で飽きさせない。
展開もおもしろくて、続きが(ないけど)気になる作品。

登場人物はみんなヘレンのことを気にかけているが、
それぞれの価値観が違うので対応もまちまち。
優しさとは何かを考えさせられる。
nhonji
nhonji
ご存知、ヘレンケラーのお話です。

ヘレンケラーのお話って、沢山の人が子供の頃に本で読み
知っているのでは無いかと思います。
そんな方はきっと、内容を思い出して面白いかもしれません。
残念ながら私は、子供の頃も大人になってからも読んだ事が
無いのですが、その分先がどんな話か判らずに最後まで
観てたので、ラストシーンには少々感動しました。

今更ですが、サリヴァン先生って自分自身も
盲目だったんですね。(^^;
恥ずかしながら知りませんでした・・・。

ヘレンケラー役のパティ・デュークの演技、一体彼女が何歳の時にこの
映画に主演したのか知りませんが、物凄い演技力だと思います。
もちろんサリヴァン先生役のアン・バンクロフトも凄くて、この二人の闘い
のような演技に引き込まれました。
本当に闘いです。

この映画、’62の映画ということですが、’79にリメイクされて
いるんですね。
しかもリメイク時のサリヴァン先生役は、’62版のヘレンケラーを
演じた、パティ・デュークさんが演じたってのも、ちょっと面白い
ですよね。

古いけど、観て面白い映画です。
Tnusahdarnpdpey
Tnusahdarnpdpey
目も見えない、耳も聞こえない子供に教育を施すなんて、途方もなく難しい事でしょう。
仕事とはいえ、この難題をやり遂げたサリバン先生こそ奇跡の人。
時代を感じさせる映画ですが、は観てもらいたいです。
xshbov
xshbov
総合65点 ( ストーリー:75点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:55点|音楽:60点 )

偉人ヘレン・ケラーを誕生させた最大の功労者は、本人以上にサリバンだと言われている。本作品はそのサリバンに焦点を当てて描く。ヘレンはサリバンが取り組んだ相手役といった扱い。

最初は昔の作品らしい堅苦しい言い回しや大仰な両親役の演技に良い印象が持てなかった。1962年の作品だが、その制作年以上に古い作品のようにも思えた。しかしヘレンとサリバンが中心になって、その2人の戦いが始まると徐々に面白くなってきた。
ここまでサリバンのことを描くならば、彼女の幼少期からの施設での生活や背景についてもさらに物語の中に取り込んでいけばより良くなったのではないか。そうすればサリバンの情熱や使命感がさらに理解できたはずだ。またヘレンがそれまでどのように甘やかされていたのかといった、ヘレンとその家族側の事情も薄い。でも一番気になったのは、やはりこの時代を感じさせるいかにも演技しています感の強い演出だ。