華麗なるギャツビー(1974) プロット

F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説をロバート・レッドフォード主演で映画化。「ゴッドファーザー」シリーズのフランシス・フォード・コッポラが脚本を手がけ、「年上の女」のジャック・クレイトンが監督を務めた。1920年代のアメリカ。ニューヨーク郊外のロングアイランドの豪邸で暮らす大富豪ギャツビーは、毎夜のように盛大なパーティを催していた。隣人ニックはパーティに招待され、謎に包まれたギャツビーの過去を徐々に知るようになる。ダコタの農家に生まれたギャツビーは、第1次世界大戦中にデイジーという女性と出会い恋に落ちる。しかしギャツビーがフランス戦線へ送られた後、デイジーはシカゴの富豪と結婚。帰国したギャツビーはその事実を知り苦しむが、再び彼女の愛を取り戻すことを決意し、5年の歳月をかけて大富豪へとのし上がっていく。1975年・第47回アカデミー賞で衣装デザイン賞と編曲賞を受賞。

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華麗なるギャツビー(1974)コメント(13)

Oikgsshmpxn
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総合75点 ( ストーリー:80点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )

村上春樹が絶賛していたので、本人が訳をしている原作を昔に読んでみたが、派手な生活の影でいつまでも心の内で一人悶々と悩み続けるギャツビーの姿に特にはまれず。そんな原作の内容もおおかた忘れてしまったところで本作を鑑賞する。

上流階級の人々が暇を持て余して不道徳と享楽に耽る様子を眺めているのは、『甘い生活』を思い起こさせる。その中で段々と謎の隣人の正体に興味が湧いてくる。一体彼は何者なのか、自分が顔を出さないこの派手な宴会は何の意味があるのか。

彼は貧乏で不幸で小心で劣等感だらけで、それを隠すために噓つきで狡くて、それでも純粋無垢で繊細であった。穢れた大人の世界では、彼は浮いていたし馴染むことが出来なかった。経済的には成功を収めても、過去は取り戻せないし無垢な心が穢れた現実も受け入れられないし真実を捉えることも出来なかった。不幸で貧乏なころに心に残った輝く思い出のあの人は、いつまでも理想のあの人のままでいて欲しかったのだろう。彼は純粋に狡い浅薄な女を愛し、それなのに女も純粋であって彼を愛し続けていてくれたと一方的に思い込んでいた。
金も学歴も地位もある人々との社会格差を、違法行為に手を染めて成金になって学歴詐称をしても猶完全には埋めることが出来ず、それでも思いだけは届いていると信じている。その繊細な男が一人で盛り上がり自滅していき、そして使用されるだけ使用されて命まで失う。彼にとって苦労して手にした金や地位は、たった一人の女のためであった。でも上流階級の人々にとっては、その地位が何より大切であった。その様子に哀れみが感じられて、なかなかに面白かった。

原作を読んだときにはそうでもなかったのだが、人物と映像が視覚的に入ってくると簡単にギャツビーの人物像が理解できた。いずれ原作を読み直してもいいかと思った。
Eriaenerdfbtf
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74年に制作された「華麗なるギャツビー」は、今では「なつかしの名画」と言う部類の映画になってしまうのだろう。
その名作が今回、すっかり天才子役から、演技派俳優となりハリウッドには不可欠の実力派俳優に育ったディカプリオを主演に迎えて、リメイクされると言う事で、昔の作品の記憶があいまいなので、改めて見直してみる。
公開してから、数年の後に私は名画座でこの作品を観たのが、10代の時で、その当時観た印象と今回では全く違ったものだった。
この映画の脚本を担当していたのが、先ずコッポラであった事を私は忘れていた。
そして、このコッポラの描くジェイ・ギャツビーは原作の物語とちょっと違った作りになっていた事と、それに加えて、今回観て見ると、レッド・フォード演じるジェイよりも、彼の邸宅の隣に住むニックこそが、主役に見えてならない。
この作品を初めて観た当時はギャツビーを演じたロバートレッドフォードに意識の総てが集中してしまっていて、その他の事は全く印象に残っていなかったのだ。
彼は「裸足で散歩」68で一躍有名になり、娯楽映画の名作となった「明日に向かって撃て」「スティング」と話題作品を総ナメにして、今ではラブストーリーの古典的名作「追憶」にも出演していた。この「華麗なるギャツビー」の後には、あの問題作「大統領の陰謀」に出演した。
彼の笑顔が最高で、そのイケメンぶりが群を抜いていたので、日本でも既に多くのファンを獲得して、常に洋画では話題の中心だった。
特に私は彼の映画ファンではなかったが、今調べてみると80年の「ブルベイカー」までに
17作品を観ていた事になる。
これには、改めて驚いた。ハリウッド映画を中心に観ていた私は、ハリウッド映画を普通に観ていたのであり、彼の映画をマークしていた訳ではないのだが、彼の若い頃の殆んど作品を結果的に観ていたのだ。
彼の相手役のミア・ファーローが大人の女性の魅力があって、当時は憧れていて、その後のウディ・アレン作品に出演する彼女も楽しみにしていたものだ。
しかし、いくら昔のアメリカのブルジョワ階級の人々の人間模様を描いた古典文学作品の映画化とはいえ、貧しい育ちで、苦労して1代で莫大な富を築いたギャツビーが何故、贅沢な生活だけが出来れば幸せと、自己中に生きる、あのデイジーにあれ程まで、憧れ追い求めたのかが、全く理解出来ない。
貧しい育ちの彼には、デイジーとの結婚が、彼の人生の成功・勝利の象徴になったのだろうが、どん底から、這い上がり、成金王のようになったジェイ・ギャツビー程の人物であるのなら、本来あのようなデイジーを想い続ける事は出来ないはずだ。
しかし、この映画は、豪勢なパーティやら、邸宅と贅沢で華麗な世界ばかりを描いていて、今では退屈な作品に思えるのだが、美術などを始め、お金をかけて、良く制作したものだと感心した。CG合成出来ない、フィルム撮影の時代を考えると凄い作品である。
Tnncseeimemdeu
Tnncseeimemdeu
良い人が誰も出て来ない。
人の愚かさを全面に描いた様な作品。
反面教師にするなら良いでしょう。
Posimnskgxh
Posimnskgxh
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エキセントリックで愚かな、カマトトお嬢デイジーに引っ掻き回される 悲劇である

デイジーと その夫の愛人は 硬貨の表と裏の様で、
これらに苦い思いをさせられる ギャツビーと修理工場の男に同情
また、階級差による 雄の雌を巡る本能的な闘いの様でもあり、上位者(デイジーの夫)が 下位者二人に勝利している

珍しく「男の純情」を美しく 謳いあげた映画である 原作の方が「アメリカンドリームの本質(その、いかがわしさ)」を突いているのだが…
ネルソン・リドルの音楽も 哀愁があり、若いアメリカに想いを 馳せる

ファニーフェイスのデイジー(ファーロー)が 化粧や
衣装や出自で「美人」になり、同系統の愛人
(カレン・ブラック)が 貧乏から「異質」な感じがするのも、皮肉である
綺麗にラッピングされた女 と むき出しの女…
アッパーカットをくらい、鼻血を出す ブラック!

ラッピング女は 殴られないし、彼女の通り過ぎた後は 死体の山である
浮世離れも徹底されると、ある意味 凄い
そして 周囲(上位者)も 被害者(下位者三名)のことは 無かったことに…
これも 階級差とラッピング効果だろうか…
新大陸アメリカに「階級」の構築って、
何がしたい!?… という、話でもある

私は ファーロー、ブラックという 曲者女優が 一つの映画で 正妻と愛人という形で共演していることに、めまいがする
彼女達と 互角に戦っている(笑)デイジーの夫トム役の ブルース・ダーンは凄いのではないか、と だんだん思い始めた
又、泣かされる男達が レッドフォード、スコット・ウィルソンなのも 味わい深い(笑)
配役の妙、である

「恋」って 不思議!
若いアメリカの 価値観の混乱の、その中で 男達の 女に対する「考察」が あんまり出来てなかった時代の話ではある

原作は 無駄な言葉がなく、最も詩的な散文の ひとつ(らしい)
自信のある方、勉強中の方は是非 チャレンジしてみては?
ppiqcbu
ppiqcbu
ギャッツビーの人生が、なんだか痛々しくもあり、恋に生きて、華麗に最後を遂げたようでもあり…。でも、自分の好きなタイプの映画ではなかったなあ…σ^_^;ミアファロー、しょうもないヒトにしか見えなかったし…。親友の目線を通していなかったら、救われなかったなあ…。利用する人と、利用される人と。
原作も読んでみたいとおもいました。
ただ、ロバート・レッドフォードは美しかったです!佇まいが、ロマンチックが、似合う〜‼︎やぶさかではない視点ですが(*^_^*)