ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど
プロット
イギリス
10月06日 1979 劇場で
哀しみのトリスターナ
プロット
フランス・イタリア・スペイン合作
02月20日 2018 劇場で
哀しみのベラドンナ
プロット
日本
06月30日 1973 劇場で
哀しみのスパイ
プロット
フランス
02月01日 1997 劇場で
哀しみのラストダンス
プロット
アメリカ
09月03日 1988 劇場で
愛と哀しみのボレロ
プロット
フランス
10月17日 2015 劇場で
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哀しみの街かどコメント(4)
薬の恐ろしさが嫌なほど伝わった…。
それはともかく、この作品の見どころは「ゴッドファーザー」で鮮やかに登場する前のアル・パチーノが、うらぶれたヤク中の若者を見事に演じているところだ。この映画の中でアル・パチーノはクスリの魔力に一度とりつかれると、二度と離れることのできない、中毒者の思いや心の内を実に細やかな演技でスクリーン上に見せる。私は、この作品は「ゴッドファーザー」の後に見たが、「ゴッドファーザー」よりも演技そのものは上、と感じたほどだ。
名優と呼ばれる役者さんならば、演技の歴史も見てみたくなる。その意味でこの作品は、とても内容が重く、見ていて辛くなってくるのだが、アル・パシーノという名優が誕生する瞬間が見られる、貴重なものではないかと思う。
盗みが失敗してボビーがムショに入ってる間に、ヘレンは売春してヤクを手に入れていた。出所したら田舎で暮らそうという彼女の意見にに最終的には応える形になるが、結局はヤク中毒に逆戻り。何度も裏切られ、刑務所にも戻り・・・物悲しい不毛の愛だけが残った。
時系列通りに進み、途中経過をかなりカットしてあるのが、ジャンキーからみた散文調になっていて心地よい。ラストの出所シーンも唐突すぎるが、2人がまた同じ生活を繰り返すんだと想像させる。