蒲田行進曲

7.3/10
合計19件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   107分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   つかこうへい
劇場で   10月09日 1982
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蒲田行進曲 プロット

劇作家つかこうへいの同名戯曲をつか自らが脚色し、深作欣二監督がメガホンをとって大ヒットを記録した人情喜劇。撮影所を舞台に、破天荒な花形スターと彼を慕う大部屋俳優の奇妙な友情、2人の間で揺れ動く女優の姿を描く。「新選組」の撮影真っただ中の京都撮影所。人気俳優の倉岡銀四郎は、ライバル俳優の橘が自分より目立っていることが気に入らない。さらに、最大の見せ場である「池田屋の階段落ち」が、危険であることを理由に中止になろうとしていた。そんな中、恋人の女優・小夏の妊娠を知った銀四郎は、スキャンダルを避けるため、子分である大部屋俳優・ヤスに彼女を押し付ける。銀四郎を慕うヤスは、小夏と結婚して自分の子として育てることを誓うが……。銀四郎役とヤス役にはつか作品の舞台に多く出演する風間杜夫と平田満が抜擢され、2人の出世作となった。小夏役に松坂慶子。

蒲田行進曲 俳優

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蒲田行進曲コメント(16)

Hibdaonlur-kigwrd
Hibdaonlur-kigwrd
スピード感のある演出がテンポよくてよかった!
松坂慶子が若くて美人でびっくり笑
終わり方も気持ちよくてすがすがしかった
Gipnohmsskx
Gipnohmsskx
愛あり、涙あり、笑いあり。映画館で観た邦画の中で一番面白かった。昨日久々にTVで観てみたが当時は何も感じなかった松坂慶子がたまらなく魅力的だった。階段落ちのシーンは目が釘付けに。オープニングのタイトロールのクラシック映画を使った背景や、カット!で終わり出演者が勢揃いするエンディングが粋。すでに30年以上経過しているが80年代〜観た邦画の5本指に入る作品だ。
Sxompsihnkg
Sxompsihnkg
往年の松竹・蒲田をタイトルにしておきながら、舞台となるのは東映・太秦撮影所。
今では特別なことではないが、当時、メジャー映画会社の撮影所で他社作品を撮影するのは、前代未聞の珍事だったという。その辺の入り組んだ事情はさて置き、とにもかくにも何度観ても前のめりになってしまうほどの中毒性がある、味わい深い深作欣二監督作である。
愛すべきツッコミどころは数え切れないほどあるが、それを補って余りある役者陣の熱演。
銀ちゃん、ヤス、小夏……誰も彼もが愛すべきキャラクター。そして39段の階段落ちのシーンからの、ニヤリとさせられるエンディングまで、とにかく素晴らしい。
邦画洋画問わず、その後も撮影所を舞台にした作品は幾度も誕生しているが、やはり原点というべき「蒲田行進曲」は日本映画界にとって欠かすことのできない財産といえるのではないだろうか。
Reotnergha
Reotnergha
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ヤクザ映画の神:深作欣二監督が、つか流人情コメディも無難に撮れることを証明してみせた喜劇映画の傑作。
大部屋俳優ヤスの小夏への一途な純愛と、映画に対するひたむきな愛情の狭間で揺れ動く姿に感動した。
風間杜夫と平田満との台詞のやりとりが小気味良く、この頃の松坂慶子の美しさは、彼女のキャリアの中でも絶頂期だったかも。
賛否両論のあったカーテンコールについては、個人的には賛成派。
深作組の楽しさが、画面から伝わって来る最高の楽屋オチだと思う。
古きよき時代の活動写真の情熱が感じられる1本!
Leatnbiarkaon
Leatnbiarkaon
大学時代、東京まで観に行った。しかも目当ては『この子の七つのお祝いに』だったので、本作は途中から鑑賞して、この子を観てからまた前半部分を観た。それでも感動しまくりで、いい映画は途中から観ても感動できるものだとわかった。純粋だったため、親分肌のスターの女を押し付けられるとか、階段落ちを決心するあたりとか、妙に平田の男気に感動してしまったのだ。それでもラストシーンにおける「カーット!」いうところに疑問を感じずにはいられなかった・・・何度観てもいい映画というのは数多くあるけど、この映画に限ってはストーリーを大切なものとして心に撮っておきたいがため、何度も見る必要がないような気もする。

再見して故深作欣二の偉大さとともに映画への愛をまたしても受け取ってしまう。松坂慶子の濡れ場における突然の雷とか、スタジオ内の池田屋のセットが突然結婚式へと変化するシーンとか、あちこちでカットバックの上手さも秀でている気がする。主演の3人は語り尽くせないほどあるけど、故郷に錦を飾ったところで、ヤスの母親・清川虹子の演技がとてもよい。風呂に入ってからもいいが、入る前に悲しげなまなざしをヤスに向けるところは最高峰。

30年経って調べてみると、ヤスのモデルとなった汐路章という俳優が山田という名で出ているらしいこと。東映と松竹の確執とか、松竹の野村芳太郎がそのために『キネマの天地』を作ったとか、色々あったのですね。

大人になれば理解できる部分もある。ヤスが暴れて部屋を無茶苦茶にするほどの精神状態。以前は気にならなかったのに、他人の子をも押し付けられることになることに無性に腹が立ってくる。小夏にも当り散らすが、よく見ると、彼は小夏のお腹にモノを当てないようにしているのだ。みかんは飛んじゃったけど・・・