フィクサー(2007)

6.4/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   120分
言語   英語
地区   アメリカ
書かれた   トニー・ギルロイ
劇場で   04月12日 2008
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 161

レビュー  |  共有する 

フィクサー(2007) プロット

ニューヨーク最大の法律事務所に勤めるマイケル・クレイトン(クルーニー)は、事務所のボス直属の部下で、最も汚い仕事を担当するフィクサー(=もみ消し屋)。ある日、事務所内最高の敏腕弁護士が巨額の企業訴訟問題の係争中に相手側に寝返ってしまい、法廷内で問題を起こす。いつものように問題の“もみ消し”にかかるマイケルだったが、事の真相を知り、人生の岐路に立たされる……。第80回アカデミー賞では作品賞を含む7部門にノミネートされ、ティルダ・スウィントンが助演女優賞を受賞した。

フィクサー(2007) 俳優

フィクサー(2007) 写真

フィクサー(2007) Related

漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々オンラインで映画を見る
漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々
プロット  日本
03月01日 劇場で
ラブリセット 30日後、離婚しますオンラインで映画を見る
ラブリセット 30日後、離婚します
プロット  韓国
03月29日 劇場で
キラー・ナマケモノオンラインで映画を見る
キラー・ナマケモノ
プロット  アメリカ
04月26日 劇場で
劇場版 怪獣は襲ってくれないオンラインで映画を見る
劇場版 怪獣は襲ってくれない
プロット  日本
03月29日 劇場で
テルマ&ルイーズオンラインで映画を見る
テルマ&ルイーズ
プロット  アメリカ
02月16日 劇場で
ブリックレイヤーオンラインで映画を見る
ブリックレイヤー
プロット  アメリカ・ブルガリア・ギリシャ合作
03月22日 劇場で
死刑台のメロディオンラインで映画を見る
死刑台のメロディ
プロット  イタリア
04月19日 劇場で
四月になれば彼女はオンラインで映画を見る
四月になれば彼女は
プロット  日本
03月22日 劇場で
マンティコア 怪物オンラインで映画を見る
マンティコア 怪物
プロット  スペイン・エストニア合作
04月19日 劇場で

フィクサー(2007)コメント(20)

Smphngxsoik
Smphngxsoik
フィクサーたるゆえんがまるで欠けている。
なにをどんな風にもみ消しているのか、それが、ほとんど出てきません。
クルーニーの悩める姿でアカデミー賞ですか。
何かの忖度ですか。
最低、最悪な映画です。
Kmnpigsxhso
Kmnpigsxhso
自分の借金問題と家族(息子?)の問題があるので
いっそうこのフィクサー(=もみ消し屋)の仕事が難しく画面に映るが
あのかわいい息子がいないと映画にならない
ジョージ・クルーニーは本当に絵になる俳優だけど
カレン役のティルダ・スウィントンのパニくる感じもくせになる
eqnbig
eqnbig
ネタバレ! クリックして本文を読む
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

突然錯乱した同僚弁護士のアーサーは、本人の告白によると売春宿で二人の赤毛を相手にお楽しみ中に突然正義に目覚めてしまったらしい。主人公のマイケルは仕事帰りに偶然目にした丘の上の馬三頭に目を引き付けられたことで考えが変わったらしい。始末屋たちはアーサーに対してはあんなに慎重だったのに、マイケルに対してはなぜこれほど大胆で目立つことをわざわざしちゃうのだろう。疑問に思う部分はそれなりに多い。
フィクサーとしてのマイケルの抱える仕事や家族や賭博や借金の個人的背景に加えて、大筋である訴訟問題とその裏にある陰謀があってもともと複雑な物語は時間が前後するし、ちょっとした兆候で人や物語の筋が変わる転換点になっているのでわかり辛い。従妹のティムが問題を起こすことやら書類の署名のことやらカレンが掛ける謎の電話やら、たくさんの伏線があって見逃すと話がつながらなくなる。本筋を正確に把握するのは簡単ではなかった。この辺りはもっとはっきりと見せてくれた方がいい。物語の理解を視聴者の細かい注意力に頼りすぎている。

作品の主題は単純な正義と悪の戦いでもないし、訴訟で勝ち負けを決めてすっきりということでもない。汚れた法曹界の裏側を明らかにしているが、そこにいた人々の人間性と決断を中心に描いている。人生に係る大きな問題があれば、自分のためにあれこれと画策したり、逆に全てを投げ打って過去と決別をしようとしたり、不安や重圧や良心の呵責などから逃げるために四苦八苦する。要はこのような人間劇である。アーサー、マイケルの二人に加えて、激しい重圧に押し潰されそうになりながら人前では強気を押し通し、裏側では超えてはいけない一線をどんどん越えていくカレンを演じたティルダ・スウィントンの人間性は興味深い。どんな手を使っても彼女が守りたいものとそのために彼女が犠牲にするものとの対照と、たとえそれが悪でも常に緊張を強いられながら精一杯出来ることをしていく様子は存在感があった。緊張感のある演技と演出と決着をつけようとする結末のマイケルの判断とのおかげで、総合的には面白い作品だった。
hjvxno
hjvxno
導入部がわかりにくかったし、なぜ車の外に出たのか、今ひとつ納得できなかった。けれども、3人ともアカデミー賞にノミネートされたのだから当然かもしれないが、俳優たちの演技がよかった。トム・ウィルキンソンは、いつもながらの熱い演技を見せてくれたし、ティルダ・スイントンはめずらしく超人的な役柄でなく、プレッシャーに耐えようとするキャリア・ウーマン役を神経衰弱ぎりぎりの演技で見せてくれた。ジョージ・クルーニーは追いつめられた役どころで、ひいきのスターではないが、ラストのタクシーの中の表情に魅せられた。まるで、「これでよかったんだ・・・」と言っているような顔つきで、長回しのカメラに捉えられていた。内容はもちろん興味深かったが、演技を楽しむ映画なのではないかと思う。
Ospmxggxns
Ospmxggxns
ネタバレ! クリックして本文を読む
えーっとあんまり評価が高くなくてどうなのかなと思って難しいとも書いてあったのでこころして見ていたおかげかあんまり苦にならなかった。ただなんだっけな、最初にしゃべってる気の狂ったような人が一体だれなのか、とか、だんだん状況がわかってきた後半あたりのジョージクルーニーの役の情けなさが何とも言えんかったわ。主人公はなんか、会社に大事にされてない不運な役みたいな感じで本人もそれにいら立ってたけど、しかもそれだけならまだしも正しいことを言ってる同僚に会社に見かたしろとか言っててとてもヒーローではなかったわ。ただ最後は一件落着して事件は解決するから、そこでやっとホッとできる感じですかね。全体的には灰色で陰鬱で暗い画面で、まあそんな感じでした。そして殺しまで指示した女の人が最低だと思いました。しかもやれとは直接言わないとこがまた最低。殺されて狂ってると言われてたおじさん弁護士がかわいそうでした。それから裁判で戦い起した?女の子にも危害が及ばなくてほっとしました。