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ライジング・ストーム プロット イタリア 12月30日 1989 劇場で
ライジング・サン(1993) プロット アメリカ 11月06日 1993 劇場で
ハンニバル・ライジングコメント(20)
幼いときの体験が元で、心が壊れていく青年期のレクターをじっくりと映像化している。そのレクターをギャスパー・ウリエルが好演。妖しく、危険で、鋭い。
音響が素晴らしい。やや硬めだが、冒頭の戦闘シーンは迫力があり、中盤では日本刀の鋼の鋭さがよく表現できている。
レディ・ムラサキ役のコン・リーがいい。日本女優で誰かって言ってもねー。残念だけどコン・リーに代われる人が思い浮かばない。
ホラーとか猟奇ものは好まないが、この作品はよくできている。
レクター博士がどうしてあんな風なサイコパスへとなってしまったかがわかる、幼少期からの物語でした。
自分の大切な妹を食べた残虐な人たちへの復讐劇でしたね。
4シリーズ見ましたが、やはり1番は羊たちの沈黙が好きでした。
あのドキドキした恐怖感が取れずにあったのは羊たちの沈黙ですね。
ハンニバルライジングは割と普通に見ていられました。
レクター博士も若い頃、愛する人がいたんですね。
叔父さんの嫁だったけど、結局嫁にも見放されてそのまま復習を続けてあのように大人になったんですね。
ハンニバルの生い立ちとしては興味深いし、作品としては映画をそんなに見てなくて今作を見たら面白いと答えると思う。
でも、ありがちな復讐劇だし、そんなに憎悪感もないし、何よりももうちょっと心理描写がほしいな…グロ描写もエグさはあれどそんなによくは見せないからぶっちゃけ物足りない…
言ってしまえば普通のアクション映画って感じかな。
とりあえず暇つぶしにはなる、そんな作品。
個人的には、人肉を喰うという知的な精神異常者のイメージ(?)があったハンニバルでしたが、リトアニアにおける第二次世界大戦の悲劇や愛する家族を残酷な形で失うという幼少期のトラウマ、冷静沈着な復讐鬼として育つ青年期、恨みを仕事人に依頼することなく自分で決着をつけるというスマートさが印象を変えてしまいました(キアヌ似のためか?)。また、日本刀や拳銃だけでなく、医学の知識による必殺方法などはアンソニー・ホプキンスのような知的な犯罪者の片鱗を見せていたかもしれません。
結果的には彼の手助けをしてしまう叔母のレディ・ムラサキ(コン・リー)や、戦争犯罪人を恨んでいるポピール警視(ドミニク・ウェスト)。共に戦争で家族を失うという二人の境遇も無意識にハンニバル(ギャスパー・ウリエル)が死刑台に送られることを阻止していたようにも思えます。レディ・ムラサキなどというヘンテコな名前でしたが、男だったら思わずコン・リーに惚れてしまいそうになるほど良かったです。
反戦映画として観るならば、一方的なハリウッド的ナチ批判でもないし、原爆の批判だってしているように思えるし、戦争そのものが人間を残酷な動物にしてしまう諸悪の根源であるような描き方でした(この辺りはアメリカでは評価されないと思う)。人肉を喰うなんてのは『ゆきゆきて、神軍』まで思い出しちゃいました。もちろんグロ映像もあるR15作品なので、鑑賞時には注意しなければなりません。また、人間ハンニバルに注目するならば、愛とは無縁の残忍な男になったことの悲しみがムラサキの目を通してズシリと伝わってきます。泣けた・・・ですよ。
残忍な逃亡兵たちが口ずさんでいた曲。ハンニバルが彼らと対峙するたびに口ずさんでいた曲。映画ではタイトルが「森の中に独りぼっち」と紹介されていましたが、あるところでは「池の雨」と説明されています。このメロディだけは一生忘れませんよ・・・ヤマ○音楽教室のTVコマーシャルを見るたびに思い出したりして・・・
食欲と性欲は似てる。好奇心として愛しい人の体の一部を食べてみたいと考えた事は一度くらいあるはずだ。自分の血肉になる事を想像したり…相手の命を自分が握り絶対的優位性を示す事への興奮は嗜虐心を駆り立てるものでしょう。
復讐という目的のもと彼が動きだして驚き。安いダークヒーローってか普通の人。むしろ自分の妹を食べてみたいと思うくらいのスタートかと思ったら、生きる為に食べたというもっともな理由付けもチープ。拷問を愉しむでもなくよほど冒頭の旧ドイツ兵たちの方が人間臭かった。この小僧がアンソニー・ホプキンスになるとか信じられん。明らかに中国人な日本人やトンデモ日本文化、ヒロシマを出された時には馬鹿にしてんのかと腹が立った。金が掛かって作り込まれているからこそ余計色々な物が目立って糞つまらない。猟奇的空気作る為かわざとらしい芝居もクサい。そこ気にする前に汚い歩き方を正せ。