サンデー・ラバーズ
プロット
フランス・イタリア合作
11月02日 1985 劇場で
ビューティフル・サンデー
プロット
韓国
10月11日 2008 劇場で
エニイ・ギブン・サンデー
プロット
アメリカ
05月27日 2000 劇場で
ブラック・レイン
プロット
アメリカ
10月07日 1989 劇場で
ブラック・クローラー
プロット
オーストラリア・アメリカ合作
02月05日 2021 劇場で
ブラック・ジャック
プロット
日本
11月30日 1996 劇場で
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ブラック・サンデーコメント(9)
古さを全く感じさせない。テロが二人しかいないのがちょっとおかしい、ラストも二人を殺してから長いなどあったが、引き込まれた。
原作表紙でおなじみ飛行船が出てくると、待ってましたーとテンション上がりました。
22万発のダーツとプラスチック爆弾?それをアメリカまで輸送するのも、危険がいっぱい。ダリアとマイケルだけでの計画となっていた。女テロリストの顔を知ってるのはカバコフのみ。アメリカ市民がイスラエル支持から離れることを危惧したこともあり、彼もアメリカに渡り、計画を阻止しようとする。どこで何が起こるのかも知らずに・・・
やがて録音テープの解析によってダリアの正体がバレ、全米に指名手配される。一緒にいた組織の幹部ファジールが見事な殺し屋ぶりを発揮。凄腕だった。計画ではグッドイヤーの飛行船の操縦をするつもりだったランダー。しかし、落選。ダリアは気落ちすることなく、当選したパイロットの殺害を実行する。
ハラハラドキドキ・・・80年代に入ると、ハリウッドのアクション映画なんてのは、みんなテロリストとの闘いという内容ばかりだけど、この映画は違う。犯人側の計画は実行に移されるまでわからないし、なんせ犯人側の描写のほうが多いくらいだから、犯人側にも感情移入してしまうのだ。戦争の犠牲になった国。他国からの攻撃を受けた国民。その復讐のために生きる女ダリア。また、ランダーは勲章をいくつも受けたベトナム帰還兵でありながら、戦争犯罪人として人間扱いされなかった恨み。ステレオタイプのテロリストとは一風違うのだ。ロバート・ショウの役をシュワちゃんなり、スタちゃんがやったりしたら凡作になってたろうな。
9.11を予言したかのような内容、といえばそうなのだが、ベトナム戦争にまで遡ってみると、やはりアメリカ帝国主義がいかんのだろう・・・と、今後のアクション映画の見方さえも変わってくるかもしれない。
まるで「ジャッカルの日」のような味付けは共同脚本のケネス・ロスによるのだろう。
犯人像を異様に掘り下げるのは原作のトマス・ハリスの作風なのだろうが狂人に余り理屈をつけても始まらないしパイロットの割には爆薬にも詳しかったりリアリティに欠ける気もする。
劇場型テロ、サスペンス映画としてはフィクションと言い切れない怖さがある、ただクライマックスを盛り上げるためにあえて焦らしているのだろうが準備段階が長すぎるのが難かもしれない。