アパッチ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
ワイルド・ワイルド・ウエスト
プロット
アメリカ
12月04日 1999 劇場で
ワイルド・ローズ
プロット
イギリス
06月26日 2020 劇場で
ワイルド・スタリオン
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
ワイルド・チェンジ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
ワイルド・ブリット
プロット
香港
01月01日 1991 劇場で
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ワイルド・アパッチコメント(1)
Indian Reservationから逃亡したアパッチ族のUlzana一味と、彼らの討伐に向かう米騎兵隊のお話。騎兵隊を率いるのは、牧師の父親を持ち、士官学校を卒業したばかりの若きLieutenant DeBuinで、彼の補佐にアパッチ文化に詳しいベテランMcIntoshと、自らもアパッチ族のKe-Ni-Tay。
白人入植者を次から次へと残忍な手口で襲撃するUlzana達。そして神への感謝や祝福を述べた途端に殺されていく白人達。キリスト教と兵役は両立可能だと彼なりに信じていたDeBuinは、アパッチ族への憎悪を抑えきれずに葛藤します。DeBuinを通して、理解不能の異文化が想像を絶するほど残虐性に満ちていた時、キリスト教は答えを与えてくれるかという疑問が投げかけられます…何度も。これがちょっとしつこい(^_^;)。
アパッチの男は、他の男を殺すことでエネルギーを得ていくのだと。白人の命や財産を奪うこと以外に、痛めつけ苦しめることも目的に入っているようで、Ulzana一味には全く共感出来ないです。しかし彼らの土地に土足で上がり込み、西洋の価値観を押し付ける白人達の傲慢さも表れていました。
アパッチ族への偏見から、DeBuinは仲間のKe-Ni-Tayをなかなか信用出来ません。そんなDeBuinにMcIntoshが「憎むより恐れろ」と忠告します。憎悪は相手を受け入れていない、けれど恐怖は相手の特徴を認めた上での感情。畏怖の念を抱けと。
最後は…、スカッとしません。勧善懲悪がテーマでないから仕方ないのでしょう。
土地柄と運命を潔く受け入れるMcIntoshをもっと主軸に据えていたら、未熟な隊長DeBuinにあまりイラつかないで済んだかも。
ちなみにUlzana役は、時々日焼けした伊東四朗さんに見えました(^^)。