またまたあぶない刑事
プロット
日本
07月02日 1988 劇場で
スコルピオンの恋まじない
プロット
アメリカ
12月21日 2002 劇場で
今、このままがいい
プロット
韓国
02月27日 2010 劇場で
なまいきシャルロット
プロット
フランス・スイス合作
04月29日 1989 劇場で
私の知らないあなたについて
プロット
日本
12月02日 2022 劇場で
あの日、欲望の大地で
プロット
アメリカ
09月26日 2009 劇場で
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欲望のあいまいな対象コメント(3)
結局、コンチータの方が役者が一枚上でしたが、役者と言えば本作では二人一役と言う斬新な手法がとられている。
現在のコンチータの性格が聖女モードなのか、小悪魔モードなのか、二人の女優を使って表現しているのでしょう。
私は予備知識もなく見たので、最初は出てくる女優がくるくる変わる事に戸惑いを覚えましたが、美乳くらべが楽しめると言う御利益がありましたね。
個人的には、クールな美しさが匂い立つキャロル・ブーケの方がタイプでした。
スペインでは1973年ブランコ首相が〈バスク祖国と自由〉に暗殺され
1975年フランコ死去で民主化移行期に入る
バスク地方はスペイン―フランスにまたがっており
コンチータはスペイン内戦で発生したバスク難民の娘なのか?と思った
(彼女を二国の女優に演じさせるのは そういうことかと… )
モリーナは土着性、激情が感じられ
ブーケは美しいが 冷気を感じさせる冷たさで、あの目はテロリストの目かも(笑)
若い娘のスペインの地位も金もあるブルジョア紳士に対する憎しみの様なもの… も感じられる
(何故 裸でフラメンコを踊らなければならない境遇なのか… )
政権が変わっても(紳士と彼女の関係のように)スペインと〈バスク祖国と自由〉の血みどろの闘いが続くことを映画は暗示して終わる
フランコ政権下で指名手配されているのに
いそいそとスペインに戻り、映画を撮ってしまったブニュエル(←批判された)は
アメとムチに惑わされる紳士に自らを重ねたのだと思う
コンチータは〈バスク祖国と自由〉の独立願望と激しさを表しているみたいだが
フランコのようでもある
ところどころ意味のないカットが挟まれますが、無節操・無意味なのもばかばかしくて好きです。