メリー・ゴー・ラウンド
プロット
フランス
04月09日 2022 劇場で
聖メリーの鐘
プロット
アメリカ
07月01日 1948 劇場で
ダーティ・メリー クレイジー・ラリー
プロット
アメリカ
10月05日 1974 劇場で
メリーに首ったけ
プロット
アメリカ
01月30日 1999 劇場で
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メリー・ポピンズコメント(20)
*『メリーポピンズ・リターンズ』の予習のために鑑賞。
*ジュリー・アンドリュースといえば、子どもの時に観た『サウンド・オブ・ミュージック』が印象に残ってます…とても感動した覚えがあります…いつか劇場で観てみたい作品です。
悪人?がいないハッピー映画
隣の船長の設定が最初は突飛すぎて面喰いましたが、屋根の上のダンスに繋がるのね。なんて素敵な伏線。
子どものやりたいこと満載、毎日が刺激的。こんなナニーがいたらいいなあ。朝が来るのが待ち遠しい。
主人公のメリーに目がつい言ってしまうけど、大人になった私にはバートとお父さんが必見。
その日暮らしの極楽バッタのようなバートが実は一番の大人。相手の立場を理解して行動できるって、なんてかっこいい!!! そんなバートが言う。「子どもはすぐに大きくなってしまう。時はあっと言う間に過ぎ去ってしまうよ。」
日々のルーティンワーク、常識に縛られて時間がとられてしまい、大切なものが手を離れてから気がついて後悔しても遅い。大切なものは子どもとは限らないけど、本当にしたいこと・大切なことを忘れていない?って、ああ私何やっているんだろう。
お父さんの生真面目さが良い味出している。気難しいお父さん、でもバートに指摘された時の表情、切ないね。お父さんが「スパ…(言えない(>_<))」って言った時は乾杯しそうになっちゃった。
別の場面では、怒り狂う兄弟に「お父さんは一人で戦っているんだよ。君にはたくさん助けてくれる人がいるけど、お父さんにはいる?」と言うバート。
「スプーン一杯の砂糖があれば苦い薬も飲める」って、飲みたくないけど、嫌な仕事でも楽しみ(=スプーン一杯の砂糖)見つけてこなすようにすれば、ちょっとは人生変わるかな。見つからなければこの歌や「スパ…(言えない(T.T))」歌えば良いものね。
ああ『メリーポピンズ』って、頑張る人の応援映画だったの?
バートと銀行頭取が一人二役なのも意味深…。
そんな箇所ばかりを抜き出すと説教映画のように見えますが、全編歌と踊り。常識を覆されるようなアイディアばかり。子役のドリー嬢の表情もいい。
群舞を始めとする踊りもすごい。一緒に踊りだしたくなっちゃう。(屋根のダンスで、途中メリーが化粧直しをするのも笑った)
アニメもセルを惜しまずたっぷり使っているから(CGじゃなくすべて手描き!!)、動きの小気味の良いこと。本来のディズニーの真骨頂の作品です。(初期のアニメ『百蛇伝』の頃は東映もこの位動きが滑らかで、リズムテンポも良かった)
ディズニーランドのような能天気に楽しい・馬鹿騒ぎ・ハッピー、だけの映画ではありません。メリーは実は躾に厳しくちょっぴり辛口立だったりする。そこがまたスパイスが効いていて良いですね。
50年前にどうやってこの映像撮ったんだろう?楽しみです。
”お父さん”のような人にこそ観てもらいたい映画です。
今回はひとりで涙(T_T)
ジュリー・アンドリュース一世一代の当たり役(と言いつつ、これだけじゃないのが凄い。「サウンド・オブ・ミュージック」も無論)!
ミュージカルシーンがやや長過ぎ、中だるみも感じるが、後半クライマックスで帳消し。
さすが、ウォルト・ディズニーが生きていたころの作品だけあって、今の商業主義の権化のようなD社の作品では味わえないヒューマニズムに溢れ、後世に語り継ぐべき傑作。今日は映画館満席。多くの人に観てほしい。