パピヨン(1973) プロット

無実の罪で13年間の刑務所生活を強いられたアンリ・シャリエールの実話に基づく小説を、スティーブ・マックィーン、ダスティン・ホフマンの2大スターで映画化。監督は「猿の惑星」「パットン大戦車軍団」のフランクリン・J・シャフナー。胸に蝶の刺青があることからパピヨンと呼ばれる男。身に覚えのない殺人罪で終身刑を言い渡された彼は、自由を求めて脱獄を繰り返した末、親友のドガと共に脱獄不可能とされる孤島に送られる。

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パピヨン(1973)コメント(20)

zznazo
zznazo
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冤罪により終身刑となりながらも、脱獄を成功させ自由の身となり、のちに自身の経験を小説にし大成功を収めた、作家アンリ・シャリエールの同名自伝小説を映画化。

濡れ衣により終身刑を科せられ、流刑地であるフランス領ギアナに送られたパピヨンが、自由の身を求めて脱獄に挑戦するという、脱獄アクション映画。

獄中でパピヨンと友情を築く、偽札作りの天才ルイ・ドガを演じるのは『卒業』『真夜中のカーボーイ』でお馴染み、レジェンド名優ダスティン・ホフマン。

先に2017年公開のラミ・マレックが出演していたリメイク作を鑑賞していたので、お話がスッと入って来ました。
あのリメイク版すごく本作に忠実に作られていたんですねぇ。

脱獄物の定番映画!
抑圧し支配しようとする体制側に、無謀とも思えるような戦いを挑むという、いかにも70年代っぽい作品。
脚本家がハリウッド・テンの1人として知られるダルトン・トランボですから、まさに筋金入りの反体制映画と言っても差し支えないでしょう。

上映時間が150分オーバーという大作。
これはやはり長く感じた。
娯楽要素を入れなければいけなかったのか、脱獄した後にパピヨンが冒険家っぽいアクションを繰り広げるのだが、ここは完全に蛇足に感じた。
やはりリメイク版ではバッサリカットしてましたね。

人々から見捨てられたハンセン病患者や、文明人からは野蛮なものとして見られていたであろう原住民の人々がパピヨンを助け、神に仕える教会の人間がパピヨンを裏切るという展開は、世間的に考えられている正しさや固定観念を揺さぶるような、考えさせられるものではある。
しかし、この辺りのアクションパートは前半まで雰囲気とチグハグだし、このあとはまた前半までの脱獄映画の雰囲気に戻るので、うまく噛み合ってないな〜、と感じてしまう。

とはいえ、本作のパピヨンの不屈の闘志を見て、燃えない男はいないでしょう!
どんなに絶望的な状況でも、活路を見いだし果敢にチャレンジする彼の姿は胸を打ちます。

何より、本作はスティーヴ・マックィーンの圧倒的な演技力、というか顔面力の素晴らしさを堪能することが出来る。

2年間独房に打ち込まれ、精神崩壊の寸前まで行ってしまうパピヨン。
仲間を売れば出してやると言われ、つい言ってしまいそうになるところを寸前で堪える。
この直後の、ルイの手紙を食べるシーン!この場面のマックィーンの目力の凄さたるや!
狂気と正気の境目を反復横跳びする男の悲哀と覚悟を、一言のセリフもなく演じるマックィーンの姿に感動しました!
「キング・オブ・クール」と称された彼の凄まじいオーラを堪能するために、本作はあるといっても過言ではない!

5年間の独房暮らしを終えた後の、憔悴し切った演技もすごい!
本当に歳をドッと取ったかのような表現力。凄まじいものがあります…

まぁ、やはり今見ると古い映画だな、と思ってしまうようなテンポの悪さだったり展開の強引さだったりが目立ちますが、マックィーンを観るためだけでも十分に価値はある。

「お前の最大の罪は人生を無駄にしたことだ」という、夢の中で裁判官が彼に投げかけるセリフはガツンと響きます…
何が無駄で何が有益なのか、考えれば考えるほど答えは見えず…
xwcwiw
xwcwiw
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友情、裏切り、絶望、自由を求め続ける主人公の苛烈に美しい信念。
人間の生への執着心や自由を渇望する気持ちについて、これほど緻密に描いた脱獄映画って他にあるだろうか?

最後、ルイとパピヨンが再会し、パピヨンが断崖絶壁を見下ろしてここから共に逃げようと笑顔で話すシーン。ルイの瞬間的な悲しみを帯びた困惑の表情から、優しい表情で承諾する場面が印象的。

結構長い映画だけど、観る価値はある。
uilocna
uilocna
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凄すぎる話。どこまでが真実なのか。無実の罪を着せられて、劣悪な監獄、看守も最低な環境。脱獄失敗も、友を売らなかったせいで半年暗闇、食事も半分の独房。ゴキブリでさえ食べるという、この時点で気が狂い、人間崩壊しそう。再度脱獄成功、またもや金だけ取られ騙されるが、ハンセン病の住人に助けられ、無事島に到着したかと思いきや、ここでも追われる身。途中原住民の村で滞在するパラダイスのようなシーンがあるが、これは幻か?そこで得た真珠をシスターに渡すが、裏切られ敢え無く御用。またもや5年の独房送りに。出てきて頭真っ白、足もボロボロだけど、盟友ダスティン・ホフマンと再会。それでも脱獄を試み、一人断崖絶壁からヤシの実詰めた袋と共に飛び降りる根性、精神は恐ろしいというか、自由になりたい精神がすごい。普通なら諦める。シスターに自由になって何がしたいか問われた際にこれから考えると言ったのは本音だろう。ただ単に自由になりたい、それが生きる力だったのだろう。
gqvkrii
gqvkrii
いつまでも、いつまでも、哀愁感が心に染み入ったまま永続です。セリフは最小限でよくて、仕草と映像主体でこれぞが映画だと・・・。これ以上何も言えません。
ndeqpe
ndeqpe
ストーリはとても面白く人間ドラマもキャラクターも濃厚で非常にいい映画なのですが、陰気な世界観が150分と言う時間続くのはなかなか辛いところがありました。