ハロルドとモード 少年は虹を渡る プロット

「さらば冬のかもめ」「シャンプー」「帰郷」といった名作で知られるハル・アシュビーの監督第2作。広大な邸宅に住み、ほしいものは何でも手に入る立場にありながら、死に取りつかれた自殺マニアの少年ハロルドは、ある時、80歳の老女モードと出会う。生きる喜びに満ちていたモードとハロルドはやがて互いに愛し合うようになるが……。ふたりの交流を通じて、愛すること、生きることの素晴らしさを描いた青春映画。日本でも上演された大ヒット舞台劇の映画化作品。1972年日本初公開。2010年「ZIGGY FILMS '70S '70年代アメリカ映画伝説」でリバイバル上映。

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ハロルドとモード 少年は虹を渡るコメント(14)

smydrr
smydrr
バッド・コート、「バード・シット」でもいい味出してるけど、このハロルドは本当にハマリ役。

偽装自殺願望のある青年なんて、日本だと粋がったボンクラ坊主というイメージになってしまうど、80年代のアメリカでやると何だかイケてる気がするのがにくい。

対する老婆モード、ちょっとエキセントリックだけどやっぱりかわいい。ポジティブだろうがネガティブだろうが、その意志の強さが周囲をひっかきまわす。クルクル動き続ける彼女は見ていて楽しい。

ヨボヨボのおばあさんに恋をする、っていうのもシンプルでいいんだけど、ラストがまた絶妙なんだな。音楽も最高。
zwtroh
zwtroh
無軌道な青春映画の減ったこと。エネルギーそのものをぶつけられる作品だった。そして、せつない。
rckylt
rckylt
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「高く飛びたければ高く、低く飛びたければ低く♪ どんな風だって飛べるさ。やり方はいくらでもある♪」人生に絶望している19才の青年に、長い人生を強く明るく生き今は最期を心づもりしている79才の女性が歌いかける。
女性の80才の誕生日までの数日間の交流を通じ、狂言自殺を繰り返していた青年が自分の人生を生きる希望と自信を得るまでを描くファンタジー。
モードが最高の贈り物だと言ったばかりのコインを海に投げてしまうシーン。「これで心の中に永遠に残るわ。」物ばかりを与える毒親の母親とは対照的な描写。そして腕に刻まれた戦争の傷を一瞬見せることで、彼女が真の人生の絶望の淵から生きて帰ってきた女性であることがわかる。
最初は初体験の相手が60才上でいいのか⁉︎と思ったけど、狂言自殺を繰り返していた青年を蘇生するには人生の大先輩との恋愛が必要だったというお話もありだと思った。
青年役の男性も、ファッショナブルな冷たい母親役の方もいいが、モード役の女優さんの目がキラキラしていて本当にチャーミングで印象に残った。
pmwgavq
pmwgavq
とにかくパワフルで、破天荒な老女、モード。時折見せるイタズラな笑顔がチャーミングで、最高に魅力的です。
常識やモラルに縛られず、したいように生きるモードを見ていると、清々しい気持ちになります。自ら80歳という区切りをもって命を絶ったように、限りを知っているからこそ彼女は今を輝くことができるのです。
鑑賞後は爽やかな幸福感とともに「世界は広い、私はまだどこにでも行ける」という当たり前であるはずのことに気付かされます。
野原で転がり叫ぶふたりは、間違いなく世界でいちばん幸せな恋人たちでした。

犯罪がうまいこと揉み消されてストーリーが進んでいく点については、現実世界ではありえないことですが、映画のなかくらいはそうして夢を見ていたいし、それくらい突き抜けたことをしてくれた方がスッキリします。
首吊りや流血のシーンもありますが、キャットスティーヴンスの音楽の作用でしょうか、比較的ライトな感覚で見ることができると思います。

自ら死を隣に置いて生きる者は、最強である。