ハロルドとモード 少年は虹を渡る プロット

「さらば冬のかもめ」「シャンプー」「帰郷」といった名作で知られるハル・アシュビーの監督第2作。広大な邸宅に住み、ほしいものは何でも手に入る立場にありながら、死に取りつかれた自殺マニアの少年ハロルドは、ある時、80歳の老女モードと出会う。生きる喜びに満ちていたモードとハロルドはやがて互いに愛し合うようになるが……。ふたりの交流を通じて、愛すること、生きることの素晴らしさを描いた青春映画。日本でも上演された大ヒット舞台劇の映画化作品。1972年日本初公開。2010年「ZIGGY FILMS '70S '70年代アメリカ映画伝説」でリバイバル上映。

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ハロルドとモード 少年は虹を渡るコメント(14)

npuvhkr
npuvhkr
7月19日、19時の回、直前で気付いて駆け込みに観に行きました。以外にも人が多くてビックリ。
しわくちゃのばあちゃんのモードの印象が、観て行くうちにどんどん可愛らしく見えてきて不思議です。
あと挿入歌がいちいちうるさかった印象があります。
ばぁちゃんの言ってることが結構心に響きました。そして「昔の映画って確実に今の映画より心に響いてくるものがあるなぁ」と感心しました。
nhonji
nhonji
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主人公の表情と変な間の取り方が面白い。かっこいいジャガーを霊柩車に改造していて、なんて勿体無いことをするんだと思ったが、それはそれでかっこよかった。

おばあさんとやっていたのは引いた。余裕ある金持ちの戯れ事だという思いもあるのだが、そんなスノッブな感じがよく活かされているセンスが魅力的だった。鼻持ちならない感じはしなかった。主人公が本当に苦しそうだったからだろうか。

いたずら映像みたいな演出が面白い。人に勧めたくなる映画だった。
djeeud
djeeud
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良い評価を聞くのでかなり期待していたのだが自分的にはヒットしなかった。。
72年制作ということでその頃の雰囲気が色濃く出てる感じ。
(フィルムの質感のせいかもしれない)
やや助長と感じるシーンが多い気がした。
モードおばあさんは魅力的なのでもっと時間をかけて描けば良かったのに。
(逆に前半のハロルドが長すぎ)
ハロルドの決断もラストも唐突な感じしかしなかった。
警官や軍人をおちょくるのは当時の世相を反映してるのかな?
adhqowu
adhqowu
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名画座にて。

H・アシュビー初期の傑作だそうだが、私はぜんぜん知らなかった^^;
1971年はアメリカン・ニューシネマ全盛時代。ヒッピー全盛ともいえる。
その思想をこれでもかと汲んだ描き方(音楽に至るまで)に懐かしい~と
思うか、え?こんな作品観たことない!と思うか、年代で様々だと思う。
いずれにせよ、今じゃこんな作品は観れないだろうな^^;と思う。

暴力と反撥に彩られた作品群の中では異彩を放ったんじゃないだろうか、
と思える作品だった。もちろん背景にはそれがあるにせよ、明らさまな
描写で描いてはいない。どちらかというと、その行為の背後にあるのは、
人生賛歌、この時代を生きるためのあくなき探求心を煽る作品なのである。
そしてその行為を青年に促すのが、79歳の老婆だというところが面白い。

ハロルドは一見なんの不自由もない家庭で育ち、親から全てあてがわれた
ような生活をしているにも拘らず、生きることへの価値を見出せていない。
自殺願望だけが先行し、何度も(ジョークで)繰り返すものの、実際に行動を
起こすことは出来ず、他人の葬式に参列しては欲を満たしている変わり者。
そんなハロルドの前に現れるモードという(葬式に参列している)お婆ちゃん。
何だ!この婆さんは!(汗)と思うほど彼女のぶっ飛んだ行動には恐れ入る。
まだ青年のハロルドの思想をぶった切るような^^;破壊的な行動力に次第に
ハロルドは惹かれていくのだが…。

何といっても音楽がいい!キャット・スティーブンスによる数々の挿入歌
(しかも字幕付き)がやたらと流れる導入部、今時これほど音楽をかき鳴らす
ドラマは映画ではほとんど観ない…(こないだ観た角川の映画であったな^^;)
俳優の演技を邪魔する音楽とは違い、その風情にピタリと合う選曲が為され
あの時代を彷彿とさせる(イージー・ライダーの選曲もこんな感じだったですね)
反撥を胸に、活き活きと自由を謳歌しようとする若者たちが横行した青春時代、
なぜ79歳のお婆ちゃんにそんな行動ができたのか…。

二人が親密になった後半、サラリとモードの真実が映し出され、
彼女の本意が明らかになる。身を持って生きることの素晴らしさをハロルドに
訴えた(つもりだと思う)モードは、自身も生き長らえて良かった…を胸に、あの
最後の決断をしたのだろう。その真意があの時点でハロルドに理解できたかは
分からないが、とりあえず彼の選択は…あれでよかったなと思う。
いずれハロルドが歳をとって、自分の子供に手を焼いて^^;、困った、困った、
この子にはどう生きる楽しみを教えてやろうか。。なんて悩んだあかつきには、
こんな悪戯好きのお婆ちゃんがいたことを話してやるといいかもしれない。
モラルやルールを飛び越えて、精一杯命あることを楽しめる人生こそ、彼女が
味わいたかった歓びであり、過去に失われてしまった幸福そのものだったのだ。

この時代特有の描き方なので、賛否は分かれるところかなぁーと思えるが、
監督の訴えそのものが見えてくると、実に深遠なテーマだったと分かる佳作。

(やっぱりこの時代はバイクですねぇv警官の白バイ盗んじゃうのはマズいけどね)
kfnmrx
kfnmrx
死について異常な興味がある自殺マニアのお坊ちゃんが、手癖の悪い破天荒ばあちゃんに出会って愛を知り、生きるとは何かを学んでいく話。
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少年の成長物語としてはいいんだけどさ、私はおばあちゃんと少年のここまで生々しい恋愛は別に見たくなかった。
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もっと少年が真っ直ぐガンガン行くのに対しておばあは引くぐらいなのかと思ったら、普通におばあもおばあで割と乗り気だし。そういうところがこのおばあのいいところなんだけど、何回も言うけど私は全くそんなもの見たくなかった(笑).
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恋愛要素がなかったら老人から少年が生きることの意味を学ぶっていうメインテーマに集中できたんだけど、この2人が恋愛することで私的には焦点がズレた。
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そもそも私はこのおばあのこと全然好きになれなかったし。ただの泥棒おばあだし。あのカーッてやるの生理的に無理やし!!.
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年の差婚とかは勝手にしてくれスタンスだけど別に見たくはないんだ!.