ダイヤルMを廻せ!
プロット
アメリカ
10月05日 1954 劇場で
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
プロット
アメリカ
06月30日 2023 劇場で
Mバタフライ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
M(エム)
プロット
韓国
12月20日 2008 劇場で
M/OTHER(1999)
プロット
日本
10月23日 1999 劇場で
Mの物語
プロット
フランス・イタリア合作
07月31日 2004 劇場で
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ダイヤルMコメント(9)
ストーリー: 75
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 70
音楽: 70
ヒッチコックの名作のリメイクである。ヒッチコック版は良く出来た作品であったが、こちらのリメイク版も流石に現代風に洗練されていてなかなか楽しめるものになっている。
まずマイケル・ダグラスの悪人ぶりがいい。事業で相場を読み違って投資判断を誤り、莫大な金を失い破綻寸前になって追い詰められている心理状況がよく描かれている。刻一刻と迫る破綻の時に苛立つ。また妻とのすれ違いと彼女の浮気の事実。妻への愛情はすでにない。だからこそ財産を持つ妻を殺さなければならないという動機がしっかりと描かれており、この点でヒッチコック版を上回る。そして妻殺しに失敗した後でも、善良な仮面をかぶり弱った妻に付けいり犯罪を隠そうと必死に模索する狂気を少し帯びた姿がまた迫力がある。
妻役のグウィネス・パルトロウは、グレース・ケリーのような上品で控えめな美しい理想的妻像とはちょっと違うが、それでも知的で美しくそして夫とのすれ違いと寂しさに悩む現代の一人の女をうまく演じた。それで浮気をしてしまうのがいかにも現代版の女性像であろう。妻の浮気相手が、弱みに付け込まれて大人しく言うことを聞くだけではない犯罪者というのも面白い。
大富豪令嬢の奥さんが2回も殺されかけて、両方返り討ちにする。つよい。
『ダイヤルM』
ヒッチコックの名作のリメイクだが、凡作に。
オリジナルは傑作だった。
カメラワーク、画面設計、キーとなる小道具に至るまで、計算し尽くされたヒッチコック演出。
完全犯罪を目論む主人公の傲慢さを、最後ぎゃふんと言わせるのも痛快であった。
そんな洗練された上質のサスペンスが、不倫欲望の下世話サスペンスに。
オリジナルを脚色した二転三転するストーリーはそれなりに目が離せないし、マイケル・ダグラスやグウィネス・パルトロウらも実力や魅力を発揮してるものの、何だか茶番にしか感じない。
やっぱ、センスの違いかね…。
ストーリーは平坦で退屈で、謎解きもつまらなくて、
ヒッチコックのリメイクみたいにして言うから、
こんな程度の作品しか描けないんだろうな。
でも、グウィネス・パルトローだけは素晴らしかった。
現代版グレース・ケリーかどうかはわからないけれど、
彼女だけがよかった。
グウィネス・パルトローの作品が見たいなあ~
っていうときにこの作品を薦めるぐらいで、
それだけで及第点に達する作品でした。