50% 欲しいです,合計 101
レビュー | 共有する
ミッドナイト・スティング プロット アメリカ 02月20日 1993 劇場で
スティング ブルー・タートルの夢 プロット アメリカ 05月30日 1986 劇場で
スティングコメント(20)
ポールニューマン渋い。小気味良く名作。
ほぼほぼ50年前ぐらいの作品なので、現代の作品との単純比較はできないし、この令和時代の感覚だと筋違いかもしれないけど、作品としてのインパクト不足は否めないかなぁ。。
ストーリーはなかなかワクワクしました。ロネガンを罠に嵌めてお金を騙し取るために、真綿で首を締めていくように徐々に徐々に嵌めていく過程がじっくり見れた。詐欺師vsギャングという悪vs悪の構図だったので、気兼ねなくというか、罪悪感、嫌悪感なくストーリーが楽しめました。
そして、代名詞のどんでん返しですが、サリーノの正体、FBIポークの正体など、驚かされたポイントはいくつかあったけど、見せ方があっさりしていたこともあって、「それだけ??」感が。。。例えば、ニセの場外競馬場の存在自体を伏せて、最後のタイミングでイッキにネタバラシとされたら、ものすごく驚いたと思いますね。まあ、そうすると、ギャングを嵌めるプロセスの楽しさが半減しちゃうし、、ムズカシイデス・・。とにかく、どんでん返し作品としては、インパクト不足と感じました。
キャストの方々では、ポール・ニューマン、アイリーン・ブレナンあたりがいい感じで、存在感ありましたね。ロバート・レッドフォードはブラッド・ピットと見紛うほどのカッコよさでした!
ポールニューマンがめちゃめちゃ男前でビビった。
「明日に向かって撃て」のジョーイ・ロイ・ヒル監督が、改めてポール・ニューマンとロバート・レッドフォードを起用したサスペンスです。
さすがに二人とも格好が良いですね。そこに映るだけで画面に釘付けになります。
設定もストーリー展開も秀逸です。
大物マフィア相手の復讐譚。でも、ストーリー展開はリズミカルで軽快。良く練られた詐欺の仕掛けにも関わらず、凄く分かり易い。そしてクライマックスの素晴らしさ。
気になったのは殺し屋サリーノに係るところ。少し冗長に感じられ、軽快なストーリー展開を阻害してしまったように感じます。
あと、少し長かったかな・・・
それ以外は兎に角素晴らしい映画で、一見の価値がある秀作でした。