ゴースト・ドッグ
プロット
アメリカ・日本・フランス・ドイツ合作
11月27日 1999 劇場で
ブラック・ドッグ
プロット
アメリカ
06月26日 1999 劇場で
スノー・ドッグ
プロット
アメリカ
06月15日 2002 劇場で
ドッグ・デイズ
プロット
オーストリア
05月06日 2006 劇場で
オールド・ドッグ(2009)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
マイ・ドッグ・ステューピッド
プロット
フランス
12月02日 2022 劇場で
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ストレイ・ドッグコメント(15)
本作品、さすがニコール・キッドマンと言う感じで、彼女の入魂な演技や役作りには脱帽しましたが、正直、私としては映画の内容としては、少しスパイスが足りなかったな・・・
色々な面で、お話の内容に意外性やそういう事だったとか、感心する部分もありますが、どうもな・・・・話が淡々として・・・・
また、シーン毎に、何とももう少しスパイスを加えて貰いたかったな・・・・
何とも、駄目な女刑事なのか・・・・どうして敬遠されるのか・・・・内容を深堀すれば分かるんだけどね・・・
私的には、見ていてなんか勿体ないな・・・・
絵の方も大変に良く出来ていたので、私としては決して内容が悪いと言う訳ではないないですが、もう少しメリハリが有っても良かったかな・・・
万年幸せ欠乏症の様な人生、カラッカラな映像とバサバサな見た目、役作りも完璧。
認めなくない自分の欲望と迷いに苛まれる、こんな見事に揃った状況の影に隠れている、大切にしていた思い。
具体的には描かれないエリンの心情さえも浮かび上がり、乾き切った目を見るたびに途方もない気持ちになってしまった。
受けた事のない愛情表現は出来ないものだろうが、せめて娘だけには伝わって欲しいって思った。
という訳で本作品の唯一の見処はニコル・キッドマンが推定三十代の女盛りとその17年後の更年期障害か始まっていそうな年増刑事をどのように演じ分けるか、ということになる。
しかし残念ながら上手くいったとは言い難い。若作りのメイクがそれほどでもなかったから、コントラストを際立たせるために逆に現在の見た目を酷くした感じなのだ。キッドマンにとってはチャレンジだったのかもしれないが、観る側にとっては醜いものを見せられただけである。
邦題の「ストレイ・ドッグ」は聖書の「迷える仔羊(ストレイ・シープ)」に因んで付けたのだろうが、典型的な思い込み先行のタイトルだ。原題の「Destroyer(破壊者)」の方がずっとマシである。
主人公エリン・ベル刑事は独善的で暴力的なクズ人間である。当然ながら感情移入できず、どちらかと言えば主人公の独善に振り回される周囲の人たちに同情する。これほど主人公に嫌悪感を覚える作品も珍しい。2時間がとても長く感じた。
オープニングクレジットも終わり、直後の野外現場のシーン。女性刑事がベルに
38 dropped at the scene. Maybe a ghost gun.....というのは問題がないが次!
No serial, no prints.シリアル番号も指紋もないなんてどうやって分かったのか?遺体の横にある銃を指して、まだ鑑識にも出していないものを....!
このくだらないミスの為に、あとまだ2時間近くもあるのに見る気が失せる.... トホホッ
ちょっと待った! 最後まで見てみると"シリアル番号も指紋もない"というセリフを現場で言わなければならない、そんな変なシナリオにこの映画製作者はしてしまっている。そうしないとツジツマがあわなくなってしまうから。このような設定にして取り返しのつかないことをしでかしている。しかも細かく撮影後にチェックを繰り返しているはずなのに、素人でも直ぐわかるような事を見逃すなんて、怠慢としか言えないし、もし仮に分かっていて、撮り直しをしない映画製作者の姿勢があるなら悪質なただの写真ということが出来てしまう。
パラドックス的ノンリニア・ナレイティブが持つ独特な時間軸を歪めてしまい、それを繰り返すトリッキーなシナリオが陥りやすく、くだらない事。
"自分の首を自分で絞める"
ニコール・キッドマン主演映画は決して、”人のこころを突き動かさない”..... それだけ