キーパー ある兵士の奇跡 プロット

イギリスの国民的英雄となった元ナチス兵のサッカー選手バート・トラウトマンの実話を基に描いたヒューマンドラマ。1945年、イギリスの捕虜となったナチス兵トラウトマンは、収容所でサッカーをしていた折に地元チームの監督にスカウトされる。その後、名門サッカークラブのマンチェスター・シティFCにゴールキーパーとして入団するが、元ナチス兵という経歴から想像を絶する誹謗中傷を浴びせられてしまう。それでもトラウトマンはゴールを守り抜き、やがてイギリスの国民的英雄として敬愛されるように。そんな彼には、誰にも打ち明けられない、秘密の過去があった。主人公トラウトマンを「愛を読むひと」のデビッド・クロス、妻マーガレットを「サンシャイン
歌声が響く街」のフレイア・メーバーがそれぞれ演じた。

キーパー ある兵士の奇跡 オンライントレーラープレイ

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キーパー ある兵士の奇跡コメント(20)

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ネタバレ! クリックして本文を読む
ー連合軍の捕虜になったナチス・ドイツ兵のバート(デヴィッド・クロス)は、英国のランカシャー収容所に送られる。収容所所長は、厳しい態度でドイツ兵捕虜たちに接し、バートにも目を付け、トイレ掃除を命じる。
が、休憩時間中にサッカーをしていたドイツ兵たちの姿を見た地元弱小サッカーチームの監督ジャックはキーパーをしていたバートの素質を見抜き、収容所関係者と話を付け、自分のサッカーチームのキーパーに抜擢する。
ジャックは、当初は収容所から試合に連れて行っていたが、バートの要望で、自分が営む雑貨屋の手伝いをさせながら、キーパーをさせる・・。-

■印象的なシーン
1.バートがジャックに”喉を怪我したことにして喋るな”と言っていたのに、バートが自らチームメイトに話すシーン。反発する選手たち。
だが、バートのファインセーブ連発により、久しぶりに3-0で勝利し、下部への陥落を免れた辺りから、彼らの溝は埋められていく・・。
ーバートがドイツ人としての誇りを持つ男、誠の心を持つ男である事が良く分かる。ー

2.バートを警戒していたジャックの娘マーガレット(フレイア・メーバー)だが、彼の優しさ ー逃げた小鳥をそっと手で包み込むように捕まえる姿や、妹バーバラに竹馬(英国でもあるんだなあ・・)を作ってあげる姿ーを見て・・。そして、矢張り試合でのキーパーとしての格好良さに惹かれていく。
ーマーガレットに恋するチームメイトとの雨中のPK対決シーン。ー
マーガレットの家族もバートに優しい。皆で夕食を囲むシーン。バーバラは特に嬉しそう・・。バーバラの部屋を与えられ、久しぶりに少し小さいベッドで嬉しそうに寝るバートの姿。
そして、バートとバーバラの電光石火の結婚・・。
ーえ、もう結婚しちゃったの? 早いなあ・・。-

3.バートの力量を見ていた、マンチェスター・シティの監督ジャック・トンプソンは彼を入団させるが・・。記者たちの鋭き質問の雨霰。マンチェスター・シティの有力な支援者だったラビ・アルトマンはシティへの援助打ち切りを申し出る・・。
初戦の、アーセナル戦での観衆からの激しきブーイング・・。
ー■鉄十字勲章:ドイツで戦功の有った者に与えられる勲章。バートが言うように功労章的な位置づけであったようである。だが、バートの責任を問う鋭き声は止むことがない・・。バーバラの懸命に夫を擁護する言葉が心に響く・・。-

4.劇中に度々出てくる、戦時中にボール遊びをしていたのに、ドイツ兵にボールを取られてしまった貧しき格好の男の子の姿。そして、序盤での男の子をバートが助けるシーンが頭をよぎり始める・・。
ーもしかして、バートがマーガレットに激しい口調で語った”君は自分の恥を語れるのか・・”と言う言葉は・・。-
そして、試合で大怪我をしたバートが自分の過去をマーガレットに話そうとした時に愛息子ジョニーに訪れてしまったあの悲しきシーン。ー

5.悲しみの中、バートはマンチェスター・シティの守護神として活躍を続け、とうとうFAカップを掛けたバーミンガムとの一戦に臨むバート達。
バートの真摯に試合に臨み、懸命にプレーする姿を見て、支援再開を発表するラビ・アルトマン・・。

6.愛息子ジョニーの墓参りをしている所に現れた男。それは、且つての収容所所長のスマイス軍曹だった・・。
ー彼が、戦時中、ドイツ兵たちにキツク接していた理由が判明する。取っ組み合いになる二人だが、スマイス軍曹がバートに”渡したモノ”・・。それは、彼が”自らの恥を忘れないように”大事にしていたモノだった・・。-

<この作品が心に響くのは、バートを単なる英雄として描くのではなく、彼が心に抱える”罪悪感”を引きずりながら生きている事、ドイツ兵として“贖罪”の意識を持ちながら、真摯にプレーしている姿がキチンと描かれている所だと、私は思う。
多少、ストーリー展開に粗い部分もあるが、見応えがある作品である。
ナチス兵から、英国民の英雄にまでなったバート・トラウトマンさんの激動の人生に驚くとともに、敬服の気持ちが鑑賞後に湧き上がって来た作品でもある。>
owiixsp
owiixsp
良質のドラマではあるけれども、
憎しむのも、許すのも、受け入れるのも、立ち直るのもどれもが割りとあっさりとしていた。
まあ、「異端の鳥」を観た後では仕方ないか。
xsxjrb
xsxjrb
感動し、素直におすすめできます。
演出過多な部分はありますが、概ね史実どおり。
イギリスで、ドイツ人へのバッシングを一身に受けた事実が、つらく切ない。
サッカーを通じた二つの国の国交回復と、夫婦の愛の物語でした。
観たあとにいろいろ調べたら、子どもたちの生まれたり亡くなったりするタイミングは、史実と異なるみたいだけども。
dovglf
dovglf
戦後に誕生したキーパーですが、偶然の出会いをがっちりつかんで活躍しましたね。
マーガレット、素敵です。
rwdcrs
rwdcrs
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※ 10/24 15時15分 誤字脱字修正
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※ ナチス政権がもたらした悲劇からできたものであるため、どうしても内容をそれにふれざるを得ませんが、ここで政治的なお話をするつもりはない点を断っておきます。
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今年42本目。実話をベースにしたもので、最後にその後の余生などが語られます。一部は誇張したり省略したりしているのでしょうが(110分)、おおむねは実話ベースなのでしょう。

この手の映画は、グループ分けすると、
1. ナチス政権そのものを「肯定的に」取り上げる
→ 本国でもタブー。日本でも表現の自由はあるが事実上タブー扱い。
2a. ナチス政権を否定的にとらえ、かつ、主にユダヤ人と結びつけて取り上げる(いわゆる、「ホロコースト」問題など)
2b.  ナチス政権を否定的にとらえ、かつそれ以外の捉え方で取り上げる

…の3グループ(1の類型は日本でも考えにくいので実質2グループ)ですが、2bをテーマにしつつ、2aの要素も入っている、複雑なお話です。

しかもテーマはタイトルからわかる通り「キーパー」がいるスポーツ。そんなにたくさんありませんよね?サッカーです。
サッカーというと華々しい雰囲気を受けますが、得点王だの何だのでよく取り上げられるFW選手と違い、「守護神」として取り上げられることはあっても、得点と直接結びつくことがほとんどない(例えば、比較対象として、野球)、GKは扱いがどうしても薄く、こうした実話があることに驚きました。

サッカーに関する知識(リーグの降格昇格、ルールなど)は不要です。ただ「サッカーの超基本ルール」と「ゴールキーパーの例外ルール」(=特定のエリアだけで手を使える)だけは知っておくとよいです。

戦争が終わってドイツ(ここでは東西ドイツを一括して扱う。以下も同じ)も少しずつ仲直りしていきますが、今でもわだかまりのあるユダヤの方々との激しいやり取りが繰り広げられます。
その中で「ヒトラーやその側近がやったことならともかく、何も知らないほとんど強制的に(いわゆる)赤紙招集で従事したただの一般元兵士を責めるのはフェアではない」と仲裁に入るシーンがあります。これは賛否両論ありますが、確かに一理ありますが、一方で特にユダヤの方が受けたダメージは非常に大きいことは周知の事実で、理論とは別に感情論として「一般兵士であってもドイツ人は許せない」と思う人が当時も今もいるのももっともであり、その両方の側面から描かれており、非常に色々な意味でフェアだな、と思いました。

そして今でもドイツはそうした問題を戦争が終わって何十年が終わっても抱えている一方で、「政治と文化」を切り離して各国、特に隣国と交流しているように、同じ敗戦国である日本も一層そうなってほしい(日本も、他国もそうなってほしい)と強く思いました。

※ 日本も、主張するところは主張しても(例えば、領土問題)、例えば台湾は国としては承認しないが(外務省)、「事実上」国扱いされている、というように「本音と建前」があったり、ギスギスはしても民間交流は盛んだったり(もっとも、今年はコロナ問題…)、そこは程度の差はあっても同じでしょう。

減点は下記の0.3ですが、0.1のプラス要素を加味して4.8とし、切り上げで5.0としました。

0.3 … どうしても、GKを扱うという「サッカーとはいえマイナーなポジション」であるが故に、こう、「サッカー映画か?」というと明らかに違う一方、「サッカーも半数以上占める割に地味」という点は否めません。ただ、史実を着眼点にしている以上、GKをFWに書き換えたりすると支離滅裂でありやむを得ませんよね。

こうした「地味さ」はどうしても出てしまうので、他で補うところはあっても良いのかな、と思いました(ただ、積極的減点要素ではない)。

+0.1(特別扱い) … 主に、ドイツとイギリス人が多く登場しますが、ユダヤの方や、一部には他国の方も出ます。イギリス人が立派な英語を話すのは当然ですが、他国の方も、実は「その国の出身としての英語」として話している、換言すれば「第二外国語としての英語で話している」ように演出されており、たどたどしい部分があります(イギリス人は言葉がすらすらと出てくるが、そうでない人物の場合、言い間違いや語彙ミスが見られる)。こうした点も気を配ったのかな、と思い、特別に加味しました。

※ これは、日本人が英検1級、準1級を持っていても、「ネイティブには一歩及ばないが話すことはできる。でも、ネイティブとは対等には話せない」というのと同じですね。

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