ザ・フライ

6.7/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   96分
言語   英語
地区   アメリカ
劇場で   01月01日 1987
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ザ・フライ プロット

科学者のセスは記者のベロニカに開発中の物質転送装置を公開する。生物の転送実験で失敗が続くが、やがてセスは自らの体を転送することに成功。しかもその後、彼の体には驚異的な活力が備わる。セスは、転送装置に一匹のハエが紛れ込んでいたこと、そしてそれが転送後にセスの体と遺伝子レベルで融合したことを知る。彼の肉体はみるみる変化し、ついには惨たらしい姿に……!
58年作「蝿男の恐怖」をリメイク。おぞましくも悲痛なドラマが展開する。

ザ・フライ 俳優

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ザ・フライコメント(20)

ppkjtw
ppkjtw
相変わらずクローネンバーグが描く陳腐でグロい特殊効果の気持ち悪さが際立っている。

ツマラナイ訳ではないけれど、もはや好みの問題!?

主人公より誰よりも編集長が一番悲惨な目に遭ってしまうのが可愛そう。

蝿の要素も希薄に不細工なモンスターの誕生。
rwdcrs
rwdcrs
天才科学者セス・ブランドルは有機物転送実験に自らを実験台とした転送を行なったが、その転送実験機には蝿が紛れ込んでいた・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

学生時代、映画館の息子が友人におり、お金がないのに頻繁に映画館に足を運んでいた。(勿論、その友人から貰った無償観賞券があったからである。)

ある日、その友人から”怖いが面白い映画があるが、どうか?”と問われ、他の友人達と共に最前列で鑑賞する羽目に・・。(かの友人のモットーは”ホラー映画は最前列で観るべし!であった・・。)

序盤から不穏な雰囲気が異様なまでに漂い、セスの体が”爪は剥がれ、髪が抜け、・・・”と実験後に変化していく様を眼前にし、更に彼の恋人ヴェロニカから、セスの子供を妊娠している可能性がある・・と知らされた時点で嫌な手汗が・・。

ヴェロニカの”妄想”出産シーンは怖すぎて、正視出来ず、焦点をぼやかして画面を観るという個人的技法を駆使して、”俺は観たぜ”と友人達には虚勢を張った作品。

ラストのセスに対して行おうとしたヴェロニカの行為とセスの辛うじて残っていた人間性が実に切なかった作品でもある。

<1987年2月劇場にて鑑賞。
あれ以来、観たことはないが強烈な”トラウマ”として脳裏に刻み込まれた作品。
こんな作品を作るデヴィッド・クローネンバーグ監督ってどんな人よ!と思った作品でもある。
スプラッター要素は全くないし、今見たら、“なんだこんなものだったのか・・”と思うかもしれないが、当時の生理的嫌悪感は忘れ難い作品。>
wjxirww
wjxirww
ただ、グロテスクに注意。気分が悪くなる。
toxdbv
toxdbv
ビデオドロームが面白かったので、同じクローネンバーグ作品で気になっていた本作を鑑賞。

下品なキワモノ映画かと思いきや全くそんなことはない。
これほどの名作とは驚いた。

この映画の魅力は以下の3つ
①普遍的な悲恋のドラマ
②量子テレポーテーションを扱ったSF要素
③肉体に比例して変容する精神

まず、ドラマとしてエンタメとしてよく出来ている。
登場人物達に十分感情した上で、主人公が人間でない何者かに変容していく様が描かれる。だからこそ、肉体の変容による精神の変化。そこからくるカップルの悲劇がより浮き彫りになるのだ。

第9地区やシェイプ・オブ・ウォーターにも似た切ないラブストーリーとして見ることもできよう。

SFとして導入も非常に興味深い。
量子テレポーテーションによる転送装置を80年代に扱っているのが素晴らしい。
テレポットでの転送は知的好奇心を刺激され見ていてワクワクした。

クローネンバーグ作品として"肉体と精神の変容"という題材を描きながら、SFとしてドラマとしてバランスよくまとまった怪作。

今覚えば第九地区のエビ星人は、ザ・フライが元ネタだったのか。爪や皮膚が剥がれて脱皮し変態していく様も全く同じだ。
既に古典として語りなおされていたんだな。
zwtroh
zwtroh
ラストのハエ男最終形態の造形がとにかく最大のインパクト。爪が剥がれたり、白い酸を吐き出したり、肉体が崩れていく描写は見ごたえ有り。普通の科学者と恋人のラブストーリーと言われるのも、まぁそうかなと。