気狂いピエロ プロット

ジャン=リュック・ゴダールが1965年に発表し、ヌーベルバーグの金字塔的作品として語り継がれる代表作。「ピエロ」と呼ばれるフェルディナンは、退屈な結婚生活から抜け出したいという衝動に駆られ、偶然再会した昔の恋人マリアンヌと一夜を過ごす。翌朝、見知らぬ男の死体を見つけた2人は逃避行を始めるが、やがてマリアンヌはフェルディナンに嫌気がさし、ギャングと通じてフェルディナンを裏切る。2016年にデジタルリマスター&寺尾次郎氏による新訳版が公開。

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気狂いピエロコメント(20)

uslhjd
uslhjd
自由奔放なマリアンヌに恋してしまうのは分かる気がする。
でもそれは危険なこと。

深読みすると、自由な意思を貫くのはけして簡単ではなく、自分の気持ちを最優先にするために、略奪、暴力、殺人。まるで今の時代のテロと似てる。

マリアンヌにピエロと呼ばれる彼は彼女といるのが正解なのか、家族がいるべきだったのか。

単純で、綺麗な、メルヘンチックな世界にも見える映像の中に、見たくない現実が垣間見える。

ずっと評価が高いので観たかった映画。
思っていたよりずっといい
xhljifl
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フェルディナンはイタリア人の妻との平凡な生活に嫌気がさし、子供達のベビーシッターとして家に来ていたかつての恋人マリアンヌと逃亡する。その場しのぎで行き当たりばったりの逃避行を楽しむ二人だったが、奔放なマリアンヌはフェルディナンの言動に苛立ち始め二人の関係が少しずつ色褪せていく。

半世紀以上前の映画なので正直相当チャチでデタラメでアホくさくて退屈。実際客席のあちこちからイビキが聞こえてきましたし、どうも個人的にジャン=ポール・ベルモンドの佇まいが好きになれないので主人公にもさっぱり共感できませんでしたが、初見にもかかわらず全編に渡って物凄く既視感がある映像。要するに自分達世代は『ルパン三世』の1stシリーズを通じてゴダールを体感していたんだと確信、こういう無軌道なピカレスクをアニメで表現した当時の製作者達の慧眼には驚嘆しかないです。

フェルディナンを振り回す不思議ちゃん、マリアンヌを演じるアンナ・カリーナの魔性を湛えた猫目が特に印象的、これを当時リアルタイムで鑑賞した先輩方が羨ましいです。ちょっとしたことですけど本作は本当にデタラメで、全然お話は関係ないのに『勝手にしやがれ』の劇中カットがチラっと紛れ込んだりしているので、先に『勝手に~』を観るのが一応正解かなと思います。
qljbew
qljbew
なぜかこの時代の映画はエンディングのインパクトが強い。あらすじは俺たちに明日はないに似てる気もしなくもないが、フランス映画独特の美しさが垣間見える。音楽を多様に使う演出、詩や文献の引用などは非常に美しい。はっきり言って二人の会話のやりとりの意味は理解し難い。だがそれでイイのではないかと鑑賞後は感じた。
なぜかセンスを感じる映画だった。
wiyrvyn
wiyrvyn
好みでない。おしゃれ。
eahtlzd
eahtlzd
私見、きっと面白くない映画、いや、最後だけは笑える、最後まで無事に見切ったときの話ではあるけれど…
時間というものを超越した色彩と動きに魅せられるかどうか、ゴダールのゴダールたるものを受け入れられるかどうか、それ以外にこの作品を堪能する術はないのかもしれない。
「勝手にしやがれ」を見た後で様々なゴダール作品を吟味し、そしてこの作品を見て、その上でようやくこの作品が自分に合うものかどうかの判断がくだせる─良し悪しではなく、あくまで好きか嫌いかだけの判断しかくだせない。
理解できるか出来ないか─、確かにこの作品を理解するうえでかなりの知識を要することだろう。そして、それを身につけていない者には、この作品を正当に評価することは出来ないのかもしれない。そして、自分もその一人であり、しかも自分にはこの作品は合わないというかどちらかというと好きじゃないので、ゴダールを高尚に語ることは決して出来ない。せいぜい、最後ダイナマイトで爆死する場面を笑い飛ばすだけ。
さて、この映画でゴダールを初体験し、これはまれにみる名画だ!と断言できる強者は、天才か狂人のいずれかだと思う。いずれにせよ、誇っていい感情だ。ただ、無理をしたり勘違いをすると、おそらくつまらない作品ばかりを見ることになるだろうから、気をつけたほうがいい。