ジョウブレイカー　ドント・ブレイク・ダウン

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インタビュアーの "So, what... what happened? Where did it go wrong?" という問いかけから多少、荒削りなドキュメンタリー映画が始まる。

The narrative should end with that and not the...
The rags to riches to rags,
"punk band sells out, shame on you," you know?
アメリカのパンクバンドの1つである"ジョーブレーカー"が1996年の解散から2007年、3人のメンバーであるブレイク・シュヴァルツェンバッハ、クリス・バウアーマイスター、およびアダム・プファーラーがサンフランシスコのレコーディングスタジオに彼らが世に出したアルバムのマスター・テープを聞くために再結集し、彼らの "貧乏からお金持ちになり、また元通りになる" 物語を、3人を含め、彼らに関わったレコード会社関係者や当時の裏方さんからメンバーの一人の妹というより変態的臭いのする女優さんも登場します。その妹さん曰く...
There's very few bands that can make you cry and wanna dance
at the same time. 　...って、兄想いなところも

AFTER MORE THAN 20 YEARS,
JAWBREAKER REFORMED IN 2017
TO HEADLINE RIOT FEST IN CHICAGO.
今だから言える的なところもあり、おなかもポッコリのいいオッちゃんになって再会して、20年後にまたフェスで演奏できるなんて、絵に描いたようなハッピーな関係。個人的に早く解散してよかったのかもしれないなんて、関係者でもないのに、いい加減なことが言えてしまうドキュメンタリー。この映画を観ていてつくづく、そう思える... 何故なら、バンドメンバーが言いたいこと言っているし、しかも笑顔で...
もしバンドを続けていたら、こんな笑顔で再会できたかどうか... 彼らの現在の関係を見ていると本当に気軽に気を使うことなく楽しめる映画に仕上がっている。

・・・・でもファンからの愛情たっぷりのバッシング・ラブレター
「このドキュメンタリーは2007年に撮影され、限定上映されてリリースされるまでに10年かかり、ジョーブレーカーの再会のストーリーが、たかが1分足らずの近況報告の為に更に数年かかりました。この映画の編集は散発的で紛らわしいことが多く、特にバンドのタイムラインとストーリーがわからない場合はなおさらです。また、映画製作者が、この映画の成果を出したいという欲求のために非常にばつの悪い瞬間を生み出していることも明らかです。ジョーブレーカーのファンがこの映画をそのような重要なバンドの物語を語ろうとするドキュメントとして存在すらうざくなります。バンドへの私の愛情とこれらの曲への懐かしさにとって、このドキュメンタリーがあまりにも酷すぎて私の判断力を鈍らせます。」

ニューヨーク発信のパンク・バンドが、愛されていたことが良くわかることは.....
エンディングで、ジョーブレイカーの曲 "Boxcar" と "The Boat Dreams From The Hill" をカバーしている二組のバンドの姿を映し出して映画の幕が下りるところ...