インサイダー プロット

CBSの人気報道番組「60ミニッツ」のプロデューサー、バーグマンの元に匿名でタバコ会社の極秘書類が届けられた。バーグマンはこの書類を調べ、ワイガンドなる人物に行き当たる。ワイガンドは大手タバコ会社、B&W社の研究開発部門の副社長だったが、上層部と対立し解雇されていた。彼の握る秘密とは、タバコ業界の存在を根底から崩し得る決定的な証拠だった。ワイガンドがマスコミと接触したと知ったB&W社は、ワイガンドと彼の家族に圧力をかけ始める。

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インサイダーコメント(15)

uxkubbz
uxkubbz
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巨大企業の秘密を世間に公表するために、重い決断を強いられる元重役Wigandと、彼を支えたドキュメンタリー番組プロデューサーBergmanの戦いを描いた作品。

化学者やジャーナリストとしての良心と、企業への「忠誠心」が試されます。忠誠心と言っても会社愛ではなく、退職金や医療給付を貰うために不正を放置して良いのか、情報提供者と同僚の命運をかけてでも番組理念に固執すべきかという利己的な思いとの葛藤です。

そもそもの発端はPhilip Morris社の内部資料についてのコンサルトであったのに、丁度Wigandの解雇時期と重なったがために、Wigandの言葉の端々から「タバコ業界は何か匂うぞ」と鼻を効かせるBergmanの直感が鋭いです。

最初ビシッと高級スーツでキメていたWigandは、大企業を敵に回したことで家も家族も失い、過去の醜聞を広められ人格攻撃まで受けました。高校教師として全く新しいキャリアに挑戦し比較的すぐ評価され軌道に乗ったようで何よりですが、一方のBergmanは放送後自主的に退職したのみで、キャリアは中断したけれど、結果的にあまり痛手を負うことなく済んだなぁ…と(^^;)。時には命懸けで取材アポを取ってきたBergmanだからこそ、告発のせいで全てを失っていくWigandの悲痛な叫びに相当責任を感じ胸を痛めたことは伝わってきました。ジャーナリストにとって特ダネ、それも自社の恥部を、競合する他社に売るというのは、恐らくとんでもないことなんだろうと推察しますが、情報提供者の名誉と将来を守り抜くという強い信念が男らしかったです。もし放送しなかったら、何のためにWigandが多大な犠牲を払ったのか分かりません。

“60 Minutes”のスピンオフというか別の曜日に放送されていたのが”60 Minutes II” で、こちらは”Truth”で映画化されましたね。あちらは勢いあまって誤報で自爆。こちらは、保身のあまり外堀を埋めて圧力をかけないと放送しなかったというパターン。

タバコ会社で働けば、タバコに否定的な研究結果は隠蔽されるリスクくらい予測がつくはず。Wigand自身、一度は高給に魂を売った自覚があったのでしょう。自分の家族の生活よりも、そしてタバコ会社に勤務する大勢の職員の生活よりも、知らずに喫煙で想像以上の健康被害を受けるであろう大多数の国民の利益を考えた上での決断。研究者として自分がなすべきことは何か。科学・化学が非人道目的に悪用されてはならないのです。

不正の橋、みんなで渡れば怖くない。
正義の橋、1人で渡ると超危険。
組織や権力を敵に回すと怖いなとつくづく思いました…。

映画製作に協力したのはBergmanで、かつ彼を演じるビッグネームAl Pacinoをヒーローにするため、だいぶ彼目線の脚色が加えられたようです。実際にはここまでBergmanが1人で飛び回った訳ではみたいです。
B&W社の脅しも、普通に考えたら反発を生んで逆効果だろう?と思って観ていましたが、やはり脅迫も劇中ほど不気味ではなかったようで、現実でも自作自演を疑われています。

Russell Croweが、短気で神経質な悩める化学者を上手く演じていました。
Christopher Plummerが本人に似過ぎ… というか造形がそっくり(^^)。

前半の緊迫感は中盤から徐々に落ちてしまいましたが、骨太の社会派ドラマでした。

“Ordinary people under extraordinary pressure.”
uxkubbz
uxkubbz
タバコ産業の不正告発を行った、タバコ企業の元重役とTVプロデューサーの物語。

ラッセルクロウ、アルパチーノ主演の社会はドラマです。公開直後にレンタルで借りて視聴しているはずで、20年振りの再鑑賞でした。
派手さがない為、当時はあまり面白く感じられなかったのですが、私が大人になったためか、当時と違い高く評価できるように感じました。
ラッセルクロウの演技が素晴らしいです。妬みや反発、動揺や覚悟。そんな気持ちの揺れ動きを素晴らしい演技で表現しています。
アルパチーノも素晴らしいです。アルパチーノ自体は好きな俳優ですが、中々彼が主演する作品を好きになれません。彼の存在感によって「彼のための作品」に見えてしまうせいだと思っています。しかし、この作品では違いました。彼の格好良さはそのままに、TVプロデューサーを好演しています。
実話をもとにしているだけあり設定やストーリーにも無理がなく、必ず見て頂きたい大人のドラマでした。
rzxxiz
rzxxiz
マイケル・マンという監督の名前は「ラスト・オブ・モヒカン」からインプットされてました。「ヒート」で着実に成長し、さて次は。。。で、本作になるわけです。(ちなみに劇場で観てエンドクレジットに出るまで、これがマン監督の作品だとは知らなかった。)

これは、とあるタバコ会社に勤める重役の科学者(ラッセル・クロウ)が、製造するタバコに違法の中毒性のある物質を入れているという隠蔽された事実を明るみにしようとする所から始まります。すると彼は突然首になり、家族の住む家にはブラックメールが来る。そのように八方塞になった科学者のもとに、正義感の強いニュース番組のプロデューサー(アル・パチーノ)が接近するのです。事実を告白したテープを収め、放映間近になった時に、強大な権力の力が加わり、そのテープはお蔵入りする。

ここから先の展開は、ご自分の目で確かめてください。
ここまでの重厚なストーリーをいかにマン監督がさばくかも必見。中盤から後半やや展開が弱いですが、彼特有の青と白の効いたシャープな映像と、演出の仕方には中々のセンスいいオリジナリティがあります。

またこういったドラマチックな感動の実話が成立する所に、アメリカの底力を感じます。日本ではこんな事したら生きていけないでしょう。今でも思い出したら見直してる数少ない一本です。
rckylt
rckylt
情報提供者は必ず守る。それが必ずしも約束できなくなった時、職を辞す。仕事において自分の信念を貫き通す姿勢が大切だなあ、と思うことのできる作品。
tbqlqb
tbqlqb
ザ社会派映画。
真実の隠蔽や権力からの圧力など、いつの時代もどこの国でも変わらないようだ。
きっと権力との闘いは中途半端では玉砕されてしまう。この映画のようにとことん闘わないと。

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