ドント・クライ プリティ・ガールズ!
プロット
ハンガリー
05月26日 2023 劇場で
劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ
プロット
日本
10月15日 2021 劇場で
クライ・マッチョ
プロット
アメリカ
01月14日 2022 劇場で
ドント・スクリーム
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
ドント・ストップ
プロット
イタリア・ベルギー合作
01月28日 2022 劇場で
ネバー・クライ・ウルフ
プロット
アメリカ
06月23日 1984 劇場で
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ボーイズ・ドント・クライコメント(15)
これがもう恐ろしすぎる。映画なんてかすってるだけ。
ブランドンを男だと認めないくせに慰謝料を取る実母とか。
ブランドンが男だと教えて本当の姿を知ったのに、ブランドン自身を愛することができず逃げたラナとか。
レズじゃなかったのにレズのように描かれた映画を訴えたラナとか。
もっともっと泥臭いところまでいってほしかったのが本音かな。
夢物語で終わっちゃったよね。
あと、なんで性差別を受けたり葛藤がある人が犯罪に走りやすいかっていう構造的な部分も描写してほしかった。
「ブランドン自業自得じゃん」ってなるのを避けるべきだなぁ。
あとは、極端すぎたかな。
差別はもっともっと身近にある。
差別に気づく良い入り口になってほしいけど、極端すぎる例やったから自分の些細な差別に盲目的にならないよう観者は努めてほしいな。
自分が女性であることに悩んで健気に闘っている女の子を踏みにじる行為を見て、怒り爆発だった記憶…あーゆうのは本当に腹が立つ。
キャリーは大衆向けなのかな…
性同一性障害に対する差別が描かれてない!とは言わないけど、「付き合う相手を選ぼうぜ」という教訓的な部分と、「自分らしく生きるという普遍的なテーマ」が軸。
特に犯人の二人の男は、妹のように可愛がっている&愛人の娘を奪われたことへの怒りがまずあって(俺の家族、家族と連呼)、更に「相手は女」だったという理由がその感情を増長させる。マイノリティ差別がベースじゃないですよ。
ヒラリー演じるブランドンにした仕打ちも、「何が一番ダメージを与えられるか?」ということだったように思う。
また最終的に殺害した理由は、自分達のしたことを警察に通報したことへの報復。これまた、マイノリティへの差別やないよ。
かくまった関係ない女性も殺してるし。この男達はそもそも自分の気に入らない人間を殺す卑劣で道徳心の欠片のない人間であって、そこには「性同一性障害への差別」なんて意識すらない。性同一性障害に対する無知とか差別意識とか以前に、自分達の気に入らない奴らを排除しようという元々の性質がある(ように描かれてる)。ようは誰だって殺すんだよ。今回はたまたま、相手が性同一性障害の人だったって感じ。
こんな描かれ方では、性同一性障害への差別が伝わらない。「性同一性障害」の人が殺された=差別!って、映画の内容を理解せず観ている人が多くてビックリする。
ヒラリースワンクの演技だけの評価。
あと一番の悲劇は、悲しいことは、主人公が殺されたということよりも、自分の存在自体が間違い。生まれて来たことが間違い。と思い続けて生きて来た、主人公の気持ちじゃないでしょうか。