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弓 オンラインで映画を見る
弓
6.6
/10
合計14件のレビュー
弓
ジャンル
プロット
ランタイム
90分
言語
韓国語
地区
韓国
俳優
チョン・ソンファン
ソ・ジソク
チョン・グクァン
書かれた
キム・ギドク
劇場で
09月09日 2006
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レビュー
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弓 プロット
「サマリア」「うつせみ」などで知られる韓国の鬼才キム・ギドクによる恋愛ドラマ。海に浮かぶ一艘の船の上で2人きりで暮らす老人と少女。老人は少女が17歳になったら、少女と結婚することを夢見て毎日を生きている。そして、老人に拾われた少女にとっても、そうすることが彼への信頼と愛情の証だと思っていた。だが、そんなある日、少女が魚を釣りに来た青年と恋に落ちる……。少女役には「サマリア」のハン・ヨルム。
弓 俳優
チョン・ソンファン
ソ・ジソク
チョン・グクァン
弓 写真
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弓コメント(9)
jwwiqpb
3 years ago
矢を射る占いは危な過ぎ
感情移入出来ませんでした。
lfshsi
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む
そもそも、普通のサラリーマンのオレにとって、映画が好きだっていう人に出会う確率は決して高くない。仮に出会ったとしよう。まあ、まず映画の話題なんかしないのだが。
「最近何見ました?」
「テレビで『アルマゲドン』見ました」
大半がこうであろう。
運がよければ(悪ければ?)
「テルマエ・ロマエ観ました」
そんなところだ。
「園子温観ました」は運悪く「冷たい熱帯魚」を知っている人にブチ当たったら、サラリーマン人生を失うようで、口が裂けてもいえないが、
「キム・ギドクを観た」というと、下手をすると人間として見られなくなる可能性もある。しかしまあ、交通事故に遭うぐらいの確率だとは思う。
そのぐらい普通のサラリーマンは映画を観ない。
さて、キム・ギドクの「弓」
映画「さんかく」は「おまえ、カッコつけても、ロリなんだろ?え?」と物凄い攻撃を受けながらも、耐え忍んだ記憶があるが、本作は始めっから「わしゃロリよ。ええじゃろが」と猛烈な自己主張からスタートしてくれるので、なんだか潔さを感じて好印象(たぶんいい意味で)。
「さんかく」の元AKBのなんとかさんの攻撃は確かに凄いモノがあったが、こっちはもうちょいエキセントリック。
むしろじじいが物凄い。
少女の17歳の誕生日にじじいは結婚するつもりでいるのだが、それまで操は守る。アリとあらゆる害虫から少女を弓で守る。そのくせ、2段ベッドで少女のおててを掴んでニンマリする。
ところが害虫が少女のハートを射止めたのか、じじいは急に心配になり、17歳の前に少女を抱くのかと思えば、カレンダーの日付を先送りする!しまいには1ヶ月も先まで進める。
素晴らしいぜ、このじじいの偏屈愛。
そんなじじいの焦りっぷりを楽しむ少女のとる行動は万国共通。
マゾ男の独壇場。
結局じじいは捨てられる形になるのだが、すんでのところで、逆転劇が起こる。
この映画で弓は少女を守る武器でもあれば、弦で音を鳴らす安らぎの道具でもあり、少女を危険にさらしつつそこで発揮される占いの道具でもある。
しかし勘のいい人なら、即座に「男性器」のメタファーということも想像に難くないはずだ。
ラストはオレが想像してたドンピシャな展開になってしまった。
じじいが空中に打ち上げた弓の行き先はあそこしかないのだ。
やばい、このエロティックな展開はヤバすぎる。
やばい、このエロティックな展開を予見したオレ、ヤバすぎる。
しばらく映画観ないでおこう。
オレは普通のサラリーマンなのだ、たぶん。
zgykigg
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む
もの凄い独創性。その作劇術、発想の大胆さにはただただ驚くだけです。
ゆらゆらと揺れるブランコに悠久なる水面。
《その日》を待ちわびる日付の印に、密かに買い揃えた品々。
感情の高ぶりを表す静謐なる雅な旋律。
2人の中にあった“信頼”はほんの小さなきっかけから崩壊していきます。
作品中ほとんど台詞は無く表情のみで総ては語られ、その心を射抜く“眼差し”で観客に訴えかけてきます。それは単なるカットの繋ぎに過ぎないのにとても大きな‘暴力’がそこには内包しているのです。
道徳的に大変な問題を抱えているのにどうしてこんなにも美しいのでしょう。
「これは果たしてどうなるんだろう…」と最後まで画面上に釘付けになってしまいました。
(2006年9月13日Bunkamura ル・シネマ1)
uslhjd
3 years ago
監督の「メビウス」を観てからのコレだからって「海の上のピアニスト」かよって観てないが。
青年は置いてけぼりな二人の世界観に若干引いている?ってか感動してるよ!?
さっき放った弓かよ!って忘れていた性器を放って突入開始!?
ツッコミ所満載なのは相変わらずだが面白いキム・ギドクにハマってしまう。
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弓映画
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弓コメント(9)
感情移入出来ませんでした。
そもそも、普通のサラリーマンのオレにとって、映画が好きだっていう人に出会う確率は決して高くない。仮に出会ったとしよう。まあ、まず映画の話題なんかしないのだが。
「最近何見ました?」
「テレビで『アルマゲドン』見ました」
大半がこうであろう。
運がよければ(悪ければ?)
「テルマエ・ロマエ観ました」
そんなところだ。
「園子温観ました」は運悪く「冷たい熱帯魚」を知っている人にブチ当たったら、サラリーマン人生を失うようで、口が裂けてもいえないが、
「キム・ギドクを観た」というと、下手をすると人間として見られなくなる可能性もある。しかしまあ、交通事故に遭うぐらいの確率だとは思う。
そのぐらい普通のサラリーマンは映画を観ない。
さて、キム・ギドクの「弓」
映画「さんかく」は「おまえ、カッコつけても、ロリなんだろ?え?」と物凄い攻撃を受けながらも、耐え忍んだ記憶があるが、本作は始めっから「わしゃロリよ。ええじゃろが」と猛烈な自己主張からスタートしてくれるので、なんだか潔さを感じて好印象(たぶんいい意味で)。
「さんかく」の元AKBのなんとかさんの攻撃は確かに凄いモノがあったが、こっちはもうちょいエキセントリック。
むしろじじいが物凄い。
少女の17歳の誕生日にじじいは結婚するつもりでいるのだが、それまで操は守る。アリとあらゆる害虫から少女を弓で守る。そのくせ、2段ベッドで少女のおててを掴んでニンマリする。
ところが害虫が少女のハートを射止めたのか、じじいは急に心配になり、17歳の前に少女を抱くのかと思えば、カレンダーの日付を先送りする!しまいには1ヶ月も先まで進める。
素晴らしいぜ、このじじいの偏屈愛。
そんなじじいの焦りっぷりを楽しむ少女のとる行動は万国共通。
マゾ男の独壇場。
結局じじいは捨てられる形になるのだが、すんでのところで、逆転劇が起こる。
この映画で弓は少女を守る武器でもあれば、弦で音を鳴らす安らぎの道具でもあり、少女を危険にさらしつつそこで発揮される占いの道具でもある。
しかし勘のいい人なら、即座に「男性器」のメタファーということも想像に難くないはずだ。
ラストはオレが想像してたドンピシャな展開になってしまった。
じじいが空中に打ち上げた弓の行き先はあそこしかないのだ。
やばい、このエロティックな展開はヤバすぎる。
やばい、このエロティックな展開を予見したオレ、ヤバすぎる。
しばらく映画観ないでおこう。
オレは普通のサラリーマンなのだ、たぶん。
もの凄い独創性。その作劇術、発想の大胆さにはただただ驚くだけです。
ゆらゆらと揺れるブランコに悠久なる水面。
《その日》を待ちわびる日付の印に、密かに買い揃えた品々。
感情の高ぶりを表す静謐なる雅な旋律。
2人の中にあった“信頼”はほんの小さなきっかけから崩壊していきます。
作品中ほとんど台詞は無く表情のみで総ては語られ、その心を射抜く“眼差し”で観客に訴えかけてきます。それは単なるカットの繋ぎに過ぎないのにとても大きな‘暴力’がそこには内包しているのです。
道徳的に大変な問題を抱えているのにどうしてこんなにも美しいのでしょう。
「これは果たしてどうなるんだろう…」と最後まで画面上に釘付けになってしまいました。
(2006年9月13日Bunkamura ル・シネマ1)
青年は置いてけぼりな二人の世界観に若干引いている?ってか感動してるよ!?
さっき放った弓かよ!って忘れていた性器を放って突入開始!?
ツッコミ所満載なのは相変わらずだが面白いキム・ギドクにハマってしまう。