風の谷のナウシカ

7.4/10
合計18件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   116分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   宮崎駿
劇場で   03月11日 1984
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風の谷のナウシカ プロット

アニメ雑誌「アニメージュ」誌上に連載されていた宮崎駿の同名漫画の映画化。宮崎監督自身が、監督、脚本を務めた。高度な産業文明を破壊させた「火の七日間」呼ばれる大戦争から1000年。人類は、巨大な虫や、毒の森・腐海に脅かされながら生きていた。辺境の小国「風の谷」の族長の娘、ナウシカは、人間同士の争いに巻き込まれていく。

風の谷のナウシカ 俳優

風の谷のナウシカ 写真

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風の谷のナウシカコメント(20)

dovglf
dovglf
しかし、もののけ姫よりも難しい。
原作が7巻ある中の1巻分しか映画になっていないのだから当たり前かもしれないが、正直スッキリ感はない。
ただナウシカの正義感の強さ、運動神経の良さ、勇敢さにひたすら驚く…
いい姫だねぇ、風の谷きっと安泰だねえ…!
(※原作はまだ読んでいないのであくまで予想です)
gqvkrii
gqvkrii
なんて素晴らしい映画!

自然と虫と人間の共存。
人間が汚した土地や水を森が濾過し、
虫がその森を守る。
しかし、人間は、人類至上主義を唱え、
戦争を繰り返す。
それに、真っ向から立ち向かうナウシカ。
彼女の姿勢に涙なしには、見られない!

ストーリーのスケールの大きさ!深さ!
現代にも通じるものがある!
コロナに直面している今見ると
感慨深いものがあるな…
zdvjkmy
zdvjkmy
地球レベルでの人間への警告に対して、全面的に武力を持って対抗するか、受け入れて叶うかも分からない共存の道を選ぶのか。
やっぱりジブリって大人向けのアニメーションだよね。テーマも重いし、ストーリーも考えながら観ないと置いていかれてしまう。だからこそ、この歳になって改めて映画館で観ることが出来たっていうのは貴重な体験だと思うんですよ。
ナウシカとクシャナのリーダーとしての在り方だとか、接し方、考え方なんかも対比出来たりして面白かったなと。
そして何よりナウシカが可愛い。
fzxuhfh
fzxuhfh
心優しく、真の強い女性。
これが本当の姫だなって思う。
最近の、女性の権利ばかり主張するフェミニストにはこの映画を観て欲しい。
原発が爆発した時、新型コロナウィルスが流行ってる今。
そういった問題に直面する度に当てはまってしまう、なんとも万能な思考作品だと思います。
ppkjtw
ppkjtw
これまで何度か見た作品ではありましたが、初めてDVDのオーディオコメンタリーも含めて見てみました。
物語りの設定は、産業文明が崩壊した1000年後で、(腐海の中では)大気中に毒があり、登場人物らはマスクをしていたりもするので、ちょうど今の時代と共通点もありそうです。
本作は宮崎駿監督が自分の名前だけで自立した初めての映画で、スタジオジブリの初作品とされています(厳密には、「風の谷のナウシカ」だけはジブリ前身のトップクラフトですが)。
当時は財政的にも厳しかったようで、宮崎駿監督が脚本や絵コンテ、レイアウトだけでなく、原画、さらには、動画さえも直して描いたりしていたようです。
オープニングとエンディングはさっぱりしていて、オープニングで原画スタッフまで出す映画は、私の記憶ではこれが初めてかもしれません。(それくらいスタッフが少なかった、とも言えると思います)
見どころとしては、「エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明監督が、駆け出しの時にラスト近くの巨神兵のシーンを描いているところと、金田伊功という「現在の多くのアニメーション作品のアクションシーンに多大な影響を与えたアニメーター」が描いたシーンでしょうか。
アニメーションの効果的な動きで重要なものに「パース」(遠近法を使った画面構成)というものがあって、この「パース」を使うことで、キャラクターなどに、より迫力のある動きをさせることができます。宮崎アニメでは、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」、「紅の豚」、「もののけ姫」に至るまで、金田伊功氏の原画が宮崎駿監督作品のクオリティーを大きく支えていた面もありました。
例えば「風の谷のナウシカ」では、アスベルの登場シーンが象徴的でしょうか。
アスベルは、いわゆる「ヒーロー」的な立ち位置ですが、最初の登場シーンは「殺人鬼」にしか見えません。これは、「パース」を使った作画手法に加えて、目を設定とは程遠いほど違うように見せている上手さがあります。このように味がありシャープでダイナミックな映像を当時から確立していて、原画スタッフではトップでクレジットされています。
さて、私の中で「風の谷のナウシカ」は、何か他の宮崎駿作品とは違う、とずっと思っていたのですが、今回、DVDのオーディオコメンタリーを合わせて見て初めて気付いたのは、ヒロインのナウシカは、庵野秀明監督曰く「宮崎駿監督のダークサイドを背負った人物像」なのだそうです。
確かにこれ以降の宮崎アニメのヒロインは、人を殺したりはしないですよね。
とは言え、自然との共生を目指し、優しく強い正義感を持っているのでナウシカの人気は非常に高いわけですね。
ラストシーンも当初は別のパターンだったりしたようですが、私はこの最終版で良かったと思います。
現代のアニメーション映画の最先端を担う「エヴァンゲリオン」等にも影響を与えたといえる本作は、宮崎駿監督のみならず「日本のアニメーション映画のターニングポイント」になった作品と言えるでしょう。

なお、オーディオコメンタリーでは、演出助手だった片山一良氏が進行する感じで庵野秀明監督が、ワンカットごとに素直に褒めたり、宮崎駿監督のことをけなしたりと、なかなか愛に溢れた面白い出来になっていました(笑)。
いずれにしても、CGが使えない時代で、ここまで手書きで勝負できるって凄いことだと思います!