2014年・第30回サンダンス映画祭のグランプリ&観客賞受賞を皮切りに世界各国の映画祭で注目を集め、第87回アカデミー賞では助演男優賞ほか計3部門を受賞したオリジナル作品。世界的ジャズドラマーを目指して名門音楽学校に入学したニーマンは、伝説の教師と言われるフレッチャーの指導を受けることに。しかし、常に完璧を求めるフレッチャーは容赦ない罵声を浴びせ、レッスンは次第に狂気に満ちていく。「スパイダーマン」シリーズなどで知られるベテラン俳優のJ・K・シモンズがフレッチャーを怪演し、アカデミー賞ほか数々の映画賞で助演男優賞を受賞。監督は、これまでに「グランドピアノ
狙われた黒鍵」「ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛」などの脚本を担当し、弱冠28歳で長編監督2作目となる本作を手がけたデイミアン・チャゼル。
セッションコメント(20)
追い詰めれながらも、
才能を開花させていく!
最後の2人のセッションは、
一瞬も気を許せない!
最高の演奏が生まれた瞬間、
認め合う二人!
これぞ、魂のセッション!
2020-136
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芸術とか天才とはみたいなことはよく分からないけど、私はこの映画、パッとしない草食系文化系男子がゴリゴリの男(教師)と女性的な男(お父さん)の間で自分なりの男らしさを手にする話だと思った。
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最近トレンド的に女性の権利やら強い女性の話が多いと思うんだけど、その中の男性キャラって教師とお父さん2人のようなキャラ2パターンにわかれると思う。
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力や権力で押しつぶしてくる教師みたいなキャラクターは、大体女性の敵、悪者として出てくるよね。味方についてくる人はどんなキャラかっていうと、お父さんのような中性的なほぼ女性化したなんでも受け入れてくれる男性。
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でも男性からしたらそんなの全員弱々しくいろって言うのかよ、女尊男卑ってなるよね(笑)だからこの映画、そんな時代だからこそあえて男らしさを肯定して1つのアンサーを出してるのかなって思った。
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男らしさって言っても昔のような強さと権力、金を誇示するものじゃなくて、自分の能力、技術、やるべき事と向き合ってそれを追求して1人で戦うこと。
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だから最後主人公は、優しく受け止めてくれるお父さんから離れて1人で戦いに行く。演奏シーンは完全に映し方が戦いだったもんね。
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あの先生の役ストレス発散になって楽しそうだよね!.