アメリカのロックバンド「ザ・バンド」のラストコンサートをマーティン・スコセッシ監督が映像化。ライブドキュメンタリー、音楽映画の名作として知られる一作。1976年11月25日、サンフランシスコのウィンターランドで行われた「ザ・バンド」の解散ライブとなったステージの演出を、当時、新進気鋭の映画監督だったマーティン・スコセッシが担当。「ザ・バンド」がかつてバックバンドを務めていたボブ・ディランをはじめ、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルら、そうそうたる顔ぶれのミュージシャンが出演し、「ザ・バンド」と共演した。その一夜限りの豪華なステージの模様を、スコセッシ監督が名手マイケル・チャップマンら7人の撮影監督を起用し、臨場感たっぷりに映像化した。日本では1978年7月に劇場公開。それから40周年を記念し、2018年4月に大音響リマスター版でリバイバル上映。
ラスト・ワルツコメント(8)
内容は;
ザ・バンドは16年間の活動に終止符を打ち、ラストライブを思い出の街カリフォルニアで行う。
音楽に関してはド素人ですが、ド素人なりにかなり聴き込んできました。ザ・バンドはそんなわたくしが聞いてきたバンドの中で最もうまいバンドです(または、そんなわたくしが聴いてもうまいと分るバンド)。
プロなんだからうまいのは当たり前といえばそうなります。しかし、このバンドはうまいを超越した何かがある。沈んでいる心ですらも弾ませる「何か」が音の中にあるのです。それは、まさしくマジックのように、です。
映像としてこのバンドを観るのは初めてでした。ラストライブだというのに、ほとんどの曲でゲストを招き後ろで演奏するあたりに、元はバックバンドとして活動していたこのバンドの精神が感じられます。
さらにラストライブだというのに、映像からはメンバーそれぞれに悲しい雰囲気がまったく伝わらない。それでも心は萌えていく。
なんか胸をかきむしりたくなるような作品でした。
ロビー·ロバートソンとエリックク·ラプトンとのギター🎸セッションが良かったので、早速ロビーで検索してみました。
バントの仲間と決裂してしまったんですね😞。
でも演奏はとても上手なので、ソロアルバムをアマゾンで購入しようとしたら、現在取り扱いしていないようで、重ねて残念でした😞。
ギター🎸演奏は上手いですよ❗一見の価値あります‼️(私は素人ですが(笑))
最後「え、もう終わっちゃうの??」と思ってしまったくらいです。
初めて聴く曲の数々ですが、リズムに乗って楽しむことができました。
ラストライブということなのに、全く悲壮感というものがありませんでした。
友情出演したアーティストの中には、自分でも知っている人がいたので、このバンドは凄い人たちだったんだな、そしてこのライブは伝説に残るくらい凄いものだったのじゃないかなと察することができました。
当時はまだ照明とか特殊な舞台装置とか全然なくて、ただただ音楽だけで人々を魅了するしかない時代だったのだと思います。
シンプルさがとてもいいなと思いました。
何よりも、彼ら自身が楽しそうだなと思えたので、この映画に好感がもてました。