祈り 幻に長崎を想う刻(とき)
プロット
日本
08月20日 2021 劇場で
エヴァとステファンとすてきな家族
プロット
スウェーデン
11月29日 2003 劇場で
家族狂想曲
プロット
アメリカ
01月12日 1991 劇場で
ブリジット 女が男を奪うとき
プロット
フランス
09月16日 1994 劇場で
フラッグ・デイ 父を想う日
プロット
アメリカ
12月23日 2022 劇場で
ヤクザと家族 The Family
プロット
日本
01月29日 2021 劇場で
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家族を想うときコメント(20)
ハッピーエンドではない、問題提供の作品 これから世界中でリアルにこんな家族が出てくる、不安と恐怖 救いが無い
DON'T BE ANGRY ☻
今年映画館9本目
ずっと怒っていたケン・ローチ、
ここ10年くらいは、
比較的穏やかな作品が続いていた。
前作も怒っていたが、
今回は往年の怒りが戻ってきた。
ケン・ローチが怒る理由は、
2006年あたりの拙ログをどうぞご覧ください。
以下は2013年の『天使の分け前』の時の拙ログ。
マーガレット・サッチャーは、現代において、もっとも<分断>と<破壊>を引き起こした首相でした。
大規模な失業、工場群の閉鎖、破壊された地域社会などが、
彼女の残した遺産です。
彼女は闘士でしたが、その敵はイギリスの労働者階級でした。
彼女は、政治的に腐敗した労働党の指導者たちや、
多くの労働組合の幹部たちに助けられて勝利を得ました。
今日、私たちが置かれている悲惨な状態は、
彼女が始めた政策によるものです。
私たちは、どのように彼女を弔うべきなのでしょうか?
彼女の葬儀を民営化しましょう。
競争入札にかけて、最安値を提示した業者に落札させるのです。
きっと彼女も、それを望んでいたことでしょう。
ケン・ローチ監督のサッチャー元首相への言葉
いかにも労働党より更に左派の社会活動家、ケン・ローチらしいコメントである。
そんな活動家の作品に込めたメッセージ、
いつもながらのmy解釈はこちら。
この<分断>や<破壊>を取り戻す為に、ちょっとした配慮、気遣いをみんなで思い起こそうぜ!
それを天使の分け前→Angels' Shareというタイトルにするよ!
ストーリーは本物のウイスキーの熟成の成り立ちをベースに、
人として熟成したものを周りの仲間へシェアする。
主人公から息子、嫁さん、どうしようもない仲間へ、
そして主人公へは周りの大人が温かい気持ちをシェアするそんな素敵な作品。
こんな映画をシェアし続けてくれるケン・ローチに感謝!
長いので、続きは拙ログでどうぞ。
本作に戻る。
ひと減らして株価上がり、
国破れて山河あり。
親切で優しい母親にあんな事を言わせる事になってるシステムに、もっと怒りを。
ひとりひとりができることを。
映画「家族を想うとき」(ケン・ローチ監督)から。
原題「Sorry We Missed You」は、字幕では「不在連絡票」と訳され
邦題「家族を想うとき」となかなかうまくつながらなかったが、
日本「万引き家族」「韓国「パラサイト 半地下の家族」に近い感覚を
持ちながら、観終わった。
共通しているのは、どの国の家族も「ハッピーエンド」ではなく、
「辛い、切ない」想いが最後まで残った。
「どこかで思い切らなきゃ一生賃貸暮らしだ」と、家族のために
フランチャイズの宅配ドライバーとして独立したものの、
「こんなに苦労するとはな」「何もかもうまくいかない」と嘆く父。
息子の非行で学校に呼び出されたが、夫は仕事だとわかっていても、
「なぜ父親は来ない?と怒られた」とイライラし、
「面談にも来ないで今さら何言うのよ? もう、うんざり」と、
仲の良かったはずの夫へ、怒りをぶつけてしまう妻は、
「怖い夢を見るの。砂の中へ沈んでいって、子供たちが棒で引っ張る。
でも、懸命にもがけばもがくほど大きな穴の中に沈んでいく」と
夫に打ち明けるシーンは、胸が締め付けらてしまった。
家族が家族のことを想ってしたことが裏目に出てしまう時の気持ちは、
言葉に言い表せないくらい辛い。
それでも、我慢して家族の幸せのために・・と行動するが、
それでも結果が出ない・・答えが見つからないまま、作品が終わる。
どの作品も、その後の家族が気になってしまうなぁ。