赤い闇　スターリンの冷たい大地で

命懸けのジャーナリズム。韓国映画「タクシー運転手」に描かれた、光州事件に乗り込んだドイツ人記者のことが思い出されました。ウクライナの惨状をポリフオニーで歌い上げる子供たちの合唱が悲しく響く、雪のシーンが印象的。悲しいけど実話なのですね。「タクシー運転手」のように歴史の知られざる一面を知ることが出来るタイプの映画が好きな人にはオススメです！

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Where did you get this?
Kolya.
Who's Kolya?
Our brother.
Your older brother?
Your brother is a hunter?
Where is he?
映画を売りたいが為に禁忌なシーンを映画のプロットに組み入れるなんて.. カントから言わせると動物以下の所業。アントロポファジー(Anthropophagy)で飢餓を表現したいのは分からないでもないがその対象者をこんな形で映像化するなんて怒りを通り越してあきれるばかり。

Hunger and cold
Are in our house
Nothing to eat
Nowhere to sleep
And our neighbour
Has lost his mind...
And eaten his children...
映画の中に最新式レジスターを登場させるようなシオニストの無神経さを象徴するような映画。同じシオニストがロシア革命後のソビエト連邦の飢餓に対して、購買力の低下したアメリカでは穀物の豊作というダブルパンチのような経済状況からただ同然の穀物をソ連に送ったユダヤ人富豪のバイオを思い出す。慈善事業なんて、うそぴょ～ンってどうせ彼はそれを利用して出来立てホヤホヤの国に太いパイプを作りたかったと勘繰りたくもなる。

There comes a time in every man's life, when he must choose a
course... greater than himself, than all his miserable little ambitions
put together. Perhaps someday you will. It's a shame！You would
have made a fine journalist.
ガーターベルト一丁で全裸同然でご登場のユアン・マクレガー... 薄っぺらでねちっこい話し方を聞くとへきえきするので避けたい俳優の一人といえ...？あれ！？この人ピーター・サースガードさんでした失礼しました。顔が似てると声まで似てる。

全編カラー作品なのにモノトーンを感じさせる映像... 冬のロシアって本当に寒そうだし、死体なんかあちこちに転がっているし、惨たらしい映像が残像で残るような胸糞な映画と言える。こんな映画、「アングスト　不安」のほうがよっぽど子供だましに見えるし、観たことを後悔するような神経を逆なでさせられる。

『ジョーンの秘密』をみた後に、第二次世界大戦でのソ連を始めとする各国の死者数を調べて色々と考えさせられました。

この映画では欧米の国家間の力関係や忖度が複雑なことを改めて教えていただきました。

台頭するヒトラーとナチスへの危機感。
力関係のバランスを取るために、たぶんソ連のナチスへの牽制効果への期待や配慮から、スターリン体制への批判を差し控える政治判断（その後の冷戦構造のことまでは、誰も予見できなかった、ということですね）。

政治や歴史についての専門家でないので、よく分かりませんが、ひとつだけハッキリと言えるのは、

内政干渉するな❗️

とトップが声高に言ってる政府や企業やなにがしかの組織があったとしたら、それは自国民や自社の労働者や組織の構成員に対して、堂々と説明できないことがたくさんある、ということだと思います。

ヴァネッサカービィが見たくて行ったら、あれ、大虐殺ですか。ホロドモールはwikiしてもらうとして、なかなか見ごたえ有りました。
ジャックアンドベテイ初めてだけど良い小屋ですね。
ただこの人のmi6は見たくないなぁ

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事実を基にした作品のためそれなりに見応えはあるのだが、個人的にはあまり合わない作品だった。
まぁあの時代の腐った世の中を作品と言えども見るのはやはり気分が良くないと言うこともあるんだろうが、加えて最初から最後までダーティに、淡々と作品が進んでいくため途中で飽きてきてしまった。

ただガレスのような真実を追求するジャーナリストの姿には心は打たれる。
似たような仕事を人からの視点ではどういう感想を抱くのか気になるものだ。