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ファヒム パリが見た奇跡コメント(18)
政治難民に苦しむ少年ファヒムが父親とフランスへ逃亡
し、そこでチェスを通して立派な大人へ、そしてフランス国民へと成長していく作品。
実話ベースのためそれなりに見応えはある。ただ個人的には決して悪い意味ではないが、よく見慣れたヒューマンムービーだったかなと言う印象。
ファヒムの出身国であるバングラデシュとフランスの言語間の違いや文化、価値観の違いをうまく描き、時にはそれを笑いとして描かれている。
またこの作品ではファヒムや父親が特別大きな差別を受けたりそれらによって苦しむ姿を強く描かれておらず比較的ポピュラーに見られる作品に感じた。
ファヒムの師となるシルヴァンは古いタイプの良き指導者という姿に見えたが、所々でチェスト人生を重ねる事のできる言葉を送ってくれる。
一人の少年のチェスによるサクセスストーリーだけを描くのではなく、難民をはじめとしたファヒムの背景にある世界的な問題も描かれているが比較的分かりやすく描かれストーリーは展開されるため大人から子供まで楽しめる作品に思えた。
個人的には良く見る見慣れた作品に感じてしまったが、気になる方は是非見て損はないと思う。
なぜフランス?なぜ、息子を連れて?なぜ父親のデモ参加で息子が迫害される?中継地のインドに密入国できたのは賄賂のおかけだが、なぜパスポートなしで渡仏できた?
フランスでの場面に切り替わっても、冒頭のシーンが気になって集中できなかった。
フランスでの不法移民とか差別とかの描写はありがちな話で、最後の描写からは人道・博愛の国フランス万歳という宣伝映画のように見えなくもない。
あと、この話が成り立ったのは、チェス教室の女性が○○に電話したからで、正直、わらの山の中から針を見つけたようなお話。
あまり例がない事例だから映画化したんだろうけど、結局のところ豊かな生活のために不法入国しようとしてうまく成功できた一家の話で、なんか違和感あるなあ・・・
-前半はやや、凡庸。
近年フランス映画のテーマに良く取り上げられる、不法移民の実態が映し出される。-
・ファヒムは父ヌラにGM(グランドマスター:国際チェス連盟タイトルを過去取得した方。)に会えるから・・とバングラデシュからインドを経てフランスに到着する。だが、実は父が政変が続く国からチェスのチャンピオンだったが為に身に危険が及んだファヒムを守るための国外脱出だった・・
■ファヒム親子がフランスで出会った人々と学んだ事。
・チェス教室の指導者でありながら、過去のある出来事の屈託を抱えたシルヴァン、優しきマチルド。そして、教室に通う少年少女達。ファヒムは彼らと交流し、フランス語もあっという間に習得する。
バングラデシュでは、当たり前の遅刻も厳しく直される。
-矢張り、頭が良いなファヒム・・。食事の仕方にも慣れて行くファヒム。
"頑張れ、異文化に中々付いていけない優しき父・・。"
愚かしき、通訳。
難民申請を却下され、国外退去を命じられた父。ファヒムイを自分たちの家に招き、泊まらせてあげるチェス教室に通う少年少女達とそのご家族。(それぞれの家庭環境も垣間見える・・。)
この過程でイロイロとフランス移民の実態が見えて来る・・。-
・そして、ファヒムは実力で、地区予選から全国大会へ。”初めての海”を見ながら・・。
〈後半、ファヒムの出場を巡り、シルヴァンが、大会委員に言い放った過去の"前例"。
そして、彼の屈託の原因だったかつてのライバルに差し伸べた手・・。
マチルドが電話で首相に問い掛けた言葉も、心に響いた作品。
ーここのマチルドのセリフが一番、私には沁みたのである。あのセリフを一介の庶民であるマチルドが毅然と口にする姿にである・・。何故なら、ファヒム親子、いやファヒム一家の未来が開ける一歩になったのであるから。ー
そして、今作品で描かれる "父ヌラと息子ファヒムの対比"
今作品は文化の壁を乗り越える難しさを伝える作品でもある。〉