裸の島(1960)

7.0/10
合計21件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   98分
言語   日本語
地区   日本
俳優   乙羽信子   殿山泰司  
書かれた   新藤兼人
劇場で   11月23日 1960
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裸の島(1960) プロット

瀬戸内海の孤島に往む夫婦と子供たちの自然との戦いを記録したもので、「第五福竜丸」に続いて新藤兼人が自らの脚本を監督したセリフなしの映画。撮影は「らくがき黒板」の黒田清巳。十三人のスタッフで作られた。

裸の島(1960) 俳優

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裸の島(1960)コメント(10)

Oihkmsgpsnx
Oihkmsgpsnx
この一家が孤島に住む説明が欲しかった。現代とは違い過ぎる生活にも共感出来ず途中は何度か眠気に襲われzzz…セリフなしの驚くべき作品ですが疑問も残った。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2018-239
oyvhsa
oyvhsa
ネタバレ! クリックして本文を読む
新藤兼人は多作であり、百歳まで現役を貫いた社会派映画監督の巨匠だ。
舞台である瀬戸内海の原風景の映し方は時に落ち着きを感じ、時に退廃的な雰囲気を感じた。全編を通してセリフは一切ない。というより、セリフを排除して、息遣いや叫びなど心の内の声を汲み取っている。この効果は長男の太郎が亡くなった後、母のトヨが畑で泣くシーンで生かされている。あそこで発する言葉ほどむなしいものはない。セリフを付けようものなら一歩間違えればチープな作品に成り下がっていたのかもしれない。
序盤、一家の生活様式を見るといつの時代か見当がつかない。しかし、貨物船が海峡を通るシーンを見て戦後ではないかと推測できる。内地に観光して子供たちがテレビを観ているシーンで初めて年代を感じ取れた。このシーンの後、この一家が不憫に思えて仕方がない。島暮らしで内地側の島と往復して水をくみ、農作物を育てて、また水を汲みに向かう。毎日決まった日課でさえ息苦しさを感じた。太郎が死んだときには父の千太は医者を連れてきたため最期を看取ることができなかった。島暮らしが裏目に出てしまった。内地は経済が発展していたが、島々まで行き届くことはなかった。もっと豊かになることはできたはずなのに、この一家はそれを選ぶことができなかった。
島だけに独自の時間が流れて、一家は精神的にこの島に囚われて抜け出すことはできなかったのだろう。内地の人はこの一家をある種見て見ぬふりをしていたのかもしれない。もっと言うなら好奇心の目で見られていたのかもしれない。忘れ去られて痕跡だけ残してどこかにぽつりと待っている島を想像すると非常にやるせない気持ちになる作品だった。
gfqchx
gfqchx
静かな映画。セリフが無い。全く無いわけではないが、島での生活を覗いているような。自然、美しい景色、力強い人々。それだけでセリフはいらない。
今はない当時の日本の風景が見られる。

音楽もとても良い。

コメンタリーで監督と音楽担当が当時を語っています。

白黒ですが画像がキレイです。

時々、観たくなる映画です。
Rsrmbnyaaeaiei
Rsrmbnyaaeaiei
これはまた評価の難しい作品ですね。
映画の背景は描かれてませんが、おそらく流れ者らしい夫婦が島で暮らしている。
来る日も来る日も、水を汲み、畑に水を撒き、農作物を作る日々。
鯛が一匹釣れれば、街に出て買い物して外食も出来るのなら漁業に転換した方が良いのではないか。
実験的作品として評価は高いのかもしれませんが、それほど心打つ物は感じられませんでした。
Nkisosmhxpg
Nkisosmhxpg
あの家族の生活は今見ると衝撃だ。

船に乗ってあれだけの水を汲みにいくだけで重労働なのに、あそこで暮らし続ける事の苦しさ。
台詞はまったく無しで、唯一音羽信子が泣くとき位と思った。
モノクロとあのBGMのみの雰囲気にただただストーリーを追わされ続けるのだ。

「1枚のはがき」でも水桶を持って運ぶシーンがあったので、のちにこの作品を見たら、監督は水桶運ばせるのが好きなのか?と思った(笑)

長男死亡後も淡々と続く生活に何を見るのか?
衝撃的作品だ。