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男と女と男 プロット フランス 07月31日 1999 劇場で
男と女II プロット フランス 02月21日 1987 劇場で
続・男と女 プロット フランス 05月13日 1978 劇場で
男と女の詩 プロット フランス 03月16日 1974 劇場で
嵐を呼ぶ男(1966) プロット 日本 12月10日 1966 劇場で
ヤギと男と男と壁と プロット アメリカ・イギリス合作 08月14日 2010 劇場で
男と女(1966)コメント(20)
しかし、記憶に残っているのは、アヌーク・エーメの美しさとフランシス・レイのテーマ曲のみ。
おかしい・・。
私がピエール・バルーを好んで聴いたのは(とりわけ、高橋幸宏、坂本龍一、加藤和彦、鈴木慶一たちが参加した”ル・ポラン”)、この作品を観たからだ。
おかしい・・。
が、つい最近観た映画の”ル・マン耐久レース”のスタートシーンから薄ぼんやりと思い出す・・。
そして、アンヌから電報を貰い、モンテカルロから雨中レースカーで猛スピードで会いに行くシーンでのジャン・ルイのモノローグからはっきりと思い出す。
今作発表後、数十年経った当時でも、生意気な学生にとって、この映画は”イケて”たのだ・・。
友人たちと、”部屋を頼む・・”という言葉をどのタイミングで言うのが粋なのか語った事も思い出す。(今考えると赤面するが・・。)
<2020年1月28日 分かり易い理由でDVDにて再鑑賞>
イメージに訴えかけるようなシーンが多くて、美的感覚が合わないとあんまり入っていけない感じがした。シーンごとに白黒になったりするのも見にくい。子どもそっちのけで恋愛にいそしむ男女にはちょっと引いてしまった。
愛犬を連れた男の海辺のシーンを女が言ったセリフに相まって長廻しの撮影が素敵。
過去をカラーで現在をモノクロでセピア色に描くのも映像が綺麗で。
監督の趣味など良いバランスで普通の恋愛映画に収まらない感じが良い。
一言で言えば退屈でしたわー。
ダバダバダ、ダバダバダ、ダーバーダ、というテーマ曲があまりに有名な男と女。
デジタルリマスターで上映とのことで観て参りました。
アヌークエーメがすんごい美人ってことだけわかったらいいでしょう。
なんしか車が走るシーンが多すぎるのです。
うるっさいエンジン音が耳障りです。
私、わき見運転の映像を見るのがすごく怖いんです。
事故の振りに思えてすごく怖い。
そんな私に子供にハンドル握らせるっつー、暴挙を見せるなんて!!!
心臓止まりそうでした。
前も見えないような雨の中、助手席をガン見してるのももう怖い怖い。
必死で、実際は走ってない走ってないよ、水量多くしないと映らないから必死で水かけてるだけよと、念じながら耐えました。
そしてなんとかラリーのシーンも、私には無駄としか。単純に好みじゃないだけで、好きな人には素晴らしいのでしょうが。
恋愛部分もさっぱり。
愛してるって電報うって、それみて男が女の元へと夜通し車を飛ばす。ここまではわかる。
で、裸でシーツに包まったのに、女は死んだ夫を思い出し、かぶさる男に体が開かない。はい、意味不明。だったら電報打つなよ。
ほんで白けて、電車と車で別れてパリに戻るんだけど、その間に思い直した(そうは見えんかったが?)ようで、男は駅で女を待ち、再び見えた2人は抱擁する、でthe end。えええええ〜わたしにはでんでんわかりまてんよおおおおーーーーー!!
アンヌさん、30代でしょうよ、自分の欲望は正確に把握して事に及んでよ。こんないい加減なのを女心の見本みたいにいわれちゃかないませんよ?やるならやる、突っぱねるなら突っぱねる。はっきりしよし。はたで見てたら張り倒したいやろね。
そんな感じです。
救いは、ポイント鑑賞だったのでタダだったということでしょう。
あ、なんか西部劇とか時代劇みたいな音楽も大げさでドン引きでした。
地平線から暴れん坊将軍がお馬さんにのって登場しそうな、刑事ドラマのクライマックスみたいな。なにあれ。
アンヌの元夫の歌う、フランス語のボサノバはよかったです。
もうもうもう(牛か?)音楽通りの美しい作品でした。
内容は一般的でしたが、情景の美しさとラストです、ラスト。
このラストとフランシス・レイの音楽の為に描かれた作品ですね。
PS マイケル・ナイマンの曲だったら、美しくもはかない結末だったと思われます(^◇^;) 。