映画は映画だ

6.7/10
合計19件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   113分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   キム・ギドク
劇場で   03月14日 2009
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映画は映画だ プロット

人気韓流スター、ソ・ジソブとカン・ジファンがダブル主演を務めるアクションドラマ。高慢で暴力的な映画俳優スタは、新作アクション映画の撮影現場でファイトシーンの相手役を殴り大怪我させてしまう。新たな相手役が見つからず困ったスタは、かつて映画俳優を目指していたというヤクザ、ガンペに出演を依頼するが……。鬼才キム・ギドク製作・脚本の下、これまでギドク作品の助監督を務めてきたチャン・フンが初メガホンを取る。

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映画は映画だコメント(9)

Shgsimnxokp
Shgsimnxokp
初めての韓国映画だった。こんなに韓流ブームであるのにドラマ含めて一切触れる機会がなかった。

しかしながら、最初に触れるには幸せな作品ではなかったか。

男優が美しい。おしなべて役者が美しいのは当たり前なのかもしれないが、こりゃ本当に美しいぞ、と思った。

ガンペの胸筋に惹かれない人はいないんじゃないか、とまで思ってしまった。悲しい目をしている。そして悲しい目にうつる、粗暴で愚かなスタの顔はあどけなくすらあった。

スタはガンペの悲しみにより成長させられる。暴力により生きる男の世界を超えた共通言語は、悲しみなのかな。
Igsknoxmshp
Igsknoxmshp
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映画俳優とヤクザで映画を撮るという異質な映画。
リアルな世界観に冒頭から引き込まれた。
ダブル主演の2人がとても良い演技をしていた。
影響され合う2人、それぞれのストーリー、ぶつかり合う芝居という名の感情。
映画とは思えない程のリアルがあった。
『映画は映画だ』というタイトルには映画は所詮、
偽物と軽蔑した上でリアルを映画で魅せようという意図があったと思った。
ラストシーンは賛否両論だと思うが、ヤクザのガンペが映画俳優のチャン・スタに『映画は映画だ』と言っているようにヤクザの世界を見せ、警察に捕まった時初めて笑って見せたのが印象的ではあったが、奇怪だった。そしてその後の編集は蛇足だと思った。
劇伴は韓国映画を見慣れない自分としては韓国ぽさを物凄く感じる部分になってしまった。

何かもっと直接伝わってくるようなものがあれば評価が上がったと思うが、ソ・ジソブの落ち着いたリアルな演技しか残らなかった。
伝えたいことがハッキリしないと良い演技も良い世界観も台無しになるのだと分かった。
リアルは誰かに何かが伝わるものなど無く今を生きるだけということか、これがリアルなのか、いや『映画は映画だ』。自らが発見した何かを人に伝えてこそ、その価値がある。ただリアルを求めるだけでは社会見学と同じだ。観客の体験したことのないことで非日常を描くのは観客の記憶とリンクさせることは難しい。観客のリアルの記憶と作品とをリンクさせて考えさせるようなタネを蒔くのが大切なことだと思う。非日常を描いたなら、日常のどことどうリンクさせるかよく考えて話を作る必要がある。只の非日常の切り取りなどフィクションにすぎない。だけど所詮、『映画は映画だ』。
Ospmxggxns
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一言、いい映画でした。冒頭に書いた昔俳優を夢見たやくざと相手のいな俳優との物語。それぞれの役をいい感じで描いた傑作です。特にやくざ演じるソ・ジソブの渋さと狂気あふれる一面を垣間見せるやくざの表情は一見です。少しへたれ役のカン・ジファンもいい演技です。暴力を主とするやくざが演技を行い、暴力的な俳優がそのやくざを相手に最高の映画を撮るという、文字にするとパラドックス的な映画です。ぜひ観てみてください。
dqcyvlp
dqcyvlp
芸能界とヤクザの関係性を描いた物か、あるいは役者が現実と映像の世界をごっちゃにして狂って行く映画かと思ったら、リアリティのないヤクザと役者の話で、そりゃそうだろという終わり方だった。

ヤクザと役者が飲み屋で知り合いヤクザを映画に引っ張り込む。コメディなのかなと思ったら、そのままマジなトーンてま進んで行くので何これ?って感じだった。
ヤクザが映画に出ちゃダメだろ!と。

ただソジソブが妖艶な良い雰囲気を出してたので何とか最後まで見れた。

ヤクザを映画に引っ張り込んだら最後どうなるか…分かりきった結末だった。