オリバー ニューヨーク子猫ものがたり
プロット
アメリカ
07月21日 1990 劇場で
栗の森のものがたり
プロット
スロベニア
10月07日 2023 劇場で
プラハからのものがたり
プロット
イギリス
08月10日 1996 劇場で
パッテンライ!! 南の島の水ものがたり
プロット
日本
05月08日 2009 劇場で
氷川丸ものがたり
プロット
日本
08月22日 2015 劇場で
橋ものがたり「約束」
プロット
日本
01月26日 劇場で
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女の子ものがたりコメント(20)
イメージしていた感じよりも
3人の女の子の人生がヘビーでしたが
喧嘩したり笑ったり、心配したりする
友達の気持ちは共感できました。
少し時代背景が古いようにも思いましたが…
あとは、深津さんが綺麗で
もっと出演してほしかったです。
でも、観て良かった。
映画「女の子ものがたり」(森岡利行監督)から。
人気漫画家・西原理恵子さんの人生って、
映画になりやすいのだろうか、もう何本も観た気がする。
主人公が作家(本作は漫画作家)であるということ、
さらに主人公が大人になり、書く(描く)という職業に就いた時、
ふと思い出すのは、幼い頃、友達と過ごした懐かしい思い出、
「なっちゃん 上手やなぁ」と誉めてくれた会話だったりする。
こんな設定に、名作「スタンド・バイ・ミー」とダブってしまった。
「日本版」というべきなのか、「少女版」というべきなのか、
評価の分かれるところであるが、男の子のように、
ちょっとした冒険ではないけれど、女の子らしい思い出とも言える。
さて、気になる一言は、主人公・なつみに言い聞かせる母親の台詞。
「友だちは選ばなあかんて、言うてきたやろ」
親があの子たちと仲良くしてはいけない、という友達こそ、
意外と本来の自分を理解してくれる相手だったりするから、
親の押し付けがましい「友達選び」に抵抗する子どもらしさが
このフレーズには含まれているが、大人になって振り返ると、
自分の友達選びは間違いなかった、と再認識できる台詞とも言える。
現在の自分があるのは、あの頃の友達のお陰、
そんな主人公の隠れたメッセージまで「スタンド・バイ・ミー」同様。
今一度、2つの作品を比べてみると面白い。
ほんわかしたガールズムービーかと思いきや、内容は結構重い。
しかし、過去を主人公視点、現代を編集者(ゼンザイくん笑)視点で描いていていて、丁寧に作られていたと思う。
最後は、原作未読なので、本当のことはどうかはわからないが、ドラマチックな終わり方。それもベタなんだけど、感動する。反則なぐらい、キレイな終わり方。
視聴後、自分が「幸せ」かどうかは、人と比較したときに分かるものなのだな…と、しみじみ思ってしまった。
やられちゃった。唐突に、完全にやられた。
とは言っても、森迫永依を含めた子役3人は方言のせいもあってか、
それほどいいとは思わず。
森岡利行監督は“子猫の涙”では藤本七海に相当助けられてたんだなと、
子役の使い方もそれほどよくないなと思ってしまった。
その後の学生時代からは高山侑子は完全に浮いており、
大後寿々花も学生時代はまだよかったが、
結婚をするような年齢になってからは波瑠の方がしっくりきていた。
深津絵里のダラダラしたズボラな雰囲気はいいものの、
面白くもないネタを繰り返すし、
西原理恵子の自伝的な作品であることは分かっていたものの、
どこに向かおうとしてるのか、焦点はどこなのかが分からず、
“いけちゃんとぼく”同様に描かれるきつい虐めやそれぞれの現実、
女性のどうしようもない行動には、
それに対して主人公が抱き続ける思いのような、
こういう部分を描きたいのかと、だんだん分かってきたが、
森岡利行監督も今作は微妙かなと、思っていたのですが、
ある事が起こった後の、唐突に訪れた厳しくて、愛の溢れる突き放しに、
子供時代とは逆の立場で、逆の結果を導く行動に、
完全にやられてしまって、思わず天井を見上げてしまった。
どっと出ちゃいそうだったんで。
その後も蛇足かなと思っていたら、またグッときてしまう。
主人公は親友との思い出を胸に前を向いて生きて行けるんだろうな。
そんな思い出がある人はいいな。
ちょっと遅かったかもしれないが、いやそんなことはないか、
田舎に帰れる人はいいな。
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