モンゴル

7.1/10
合計17件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   125分
言語   ドイツ人
書かれた   セルゲイ・ボドロフ
劇場で   04月05日 2008
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モンゴル プロット

たった一代でモンゴル帝国を築き上げた英雄チンギス・ハーンの波乱に満ちた半生を壮大なスケールで映画化した、ドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル合作による歴史スペクタクル。国内外で注目を集める浅野忠信が主演に抜擢され、全編モンゴル語の台詞で若き日のチンギス・ハーンに挑む。メガホンを取るのは「コーカサスの虜」のロシア人監督セルゲイ・ボドロフ。第80回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

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モンゴルコメント(16)

Ryitkiehtsb
Ryitkiehtsb
チンギスハーンの軌跡を描いた作品。

全編モンゴル語で浅野忠信もモンゴル語で名演をしている。

壮大な草原を駆けて、生きたチンギスハンの人生を幼少時代から振り返る。
淡々とした作品だが、メリハリがはっきりしていて、テンポよく飽きずに2時間、映画の世界に引き込まれていた。

ただ映画ということもあり、チンギスハンの一生をきちんと最後まで描ききれていないのは残念。

しかし、最後まで、じっくり観れる映画であった。
Eriaenerdfbtf
Eriaenerdfbtf
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映画「モンゴル」(セルゲイ・ボドロフ監督)から。
(主役は、日本人俳優・浅野忠信さん)
「チンギス・ハーン」を題材にした映画や小説は、
幾多もあったと思う。
しかし、日本人が演じる「チンギス・ハーン」は渋かった。
その中で気になった台詞は「俺は違う」だった。
モンゴル人には、いろいろなルールや掟がある。
「モンゴル人は、子どもを殺さない」
「モンゴル人は、主を自分で決める」
「モンゴル人は、女のために合戦をしない」
「モンゴル人は、雷を恐れる」等・・
どの掟がいいのか、悪いのか、私にはわからない。
たぶん、朝青龍だってわからない。(笑)
基本的な考え方を尊重しながらも、
古い考え方、前例・習慣とも思えることには、従わない。
それを強調した台詞が「俺は違う」だった。
そして、その考え方が、最後には大帝国を築くこととなった。
この意味は・・自分を枠に嵌めない、ということである。
Onhipssgxmk
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後にチンギルハーンとなるテムジンを演じる浅野忠信がとにかく名演技です。
血や汚いものが嫌な人にはお勧めできませんが、着ている毛皮や剣、食べ物などがかなりリアルです。またモンゴルの大草原は常に描かれているわけですが、その広さには圧倒されます。

惜しくも受賞は逃しましたが、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたことで話題になった本作ですが、だからといって身構えて観るような映画ではないと思います。
それよりも、モンゴル人のように人を殺して復讐する考え方はアリかナシか?など、モンゴル人の文化や風習がよくわかる映画なだけに、日本人であることを考えさせられると思います。
uxkubbz
uxkubbz
浅野忠信主演のカザフスタン映画、オスカー外国語映画賞ノミネートの映画見てきました。

ジンギスカンのモンゴル征服までの映画ですが、正直、内容は途中間延びして何度か睡魔に襲われてしまいました。知らなかったんですが、こんなに何度も拘束されてしまっていたんですね。拘束期間を見せられてもなー、と思っちゃいました。でも、彼の決して順風ではない征服への道を垣間見ることができて、人間、信念をもって突き進むって大事なんですね、と考えさせられました。

それにしても、浅野忠信の演技というかモンゴル語がまじで普通で、アメリカ人の友人にあれ日本人だよといってもいつまでも信じてもらえないくらいはまっていました。やっぱすごいです浅野忠信。ちなみに彼の映画では「鮫肌男と桃尻女」が一番好きですが・・・。それと関係ありませんが、ジンギスカンの幼少期の少年がレッドソックスの松坂に似ていました。宿敵の「兄弟」の幼少期は朝青龍に似ていました。ジンギスカンには1600万人の子孫がいるといいますからね。
Xismpknoshg
Xismpknoshg
『蒼き狼』に高評価をしてしまった者としては何をどう書いてよいのやら・・・と、悩む暇もなく全編モンゴル語による壮大な叙事詩にのめり込んでしまいました。その見方というものが『蒼き狼』とは全く違うため、比較する術もなく、12世紀末の中央アジアにおける出来事にタイムスリップするかのように身を委ねる鑑賞法がベストなのかもしれません。

物語はテムジン(後のチンギス・ハン)の幼少期とジャムカとの再会や彼との確執、そして壮絶な戦闘まで。テムジン(浅野忠信)の知的な戦略による英雄伝というよりは、彼の父親が毒殺された上に部下の裏切りによって虐げられたり、メルキト族に射抜かれたり、ジャムカに負けて奴隷として売られたりと、弱々しい面を全面に打ち出したような印象が残ります。負けてばかりなのに世界の半分以上を統一したというテロップには違和感さえ覚えるほど・・・

根底にあるテーマとしては復讐の連鎖を強調したものであるし、テムジンが囚われていた期間にモンゴル族の統一を夢見て黙々と瞑想していたのではないかと推測したセルゲイ・ボドロフ監督の脚色が光ります。また、『蒼き狼』でも見られた息子の問題。自分の子ではないと知りつつも父親としての威厳を保つという、大らかで寛大な人物像も浮かび上がる。そして、兵は主人を自ら選ぶことができるというモンゴル族の不文律や、戦利品を全て部下に与えるという現代にも通ずる理想の上司像が魅力的なのです。

全編モンゴル語の映画なんてのは初めての経験でしたが、どことなく韓国語やギリシア語に似たところもあり、柔らかい響きが心地よかったです(眠くなるかもしれませんが)。そのモンゴル語を浅野忠信が流暢(よくわかりません)に喋り、日本人であることを忘れてしまうほど成り切った演技。誰もがCGだとわかるほどの血飛沫にも違和感を感じず、むしろ歴史ファンタジーとしてとらえるのもいいかもしれません。

ドラクエ8のやりすぎです・・・鑑賞中、メルキトと聞いてドラクエを思い出し、ドラクエ8のボスキャラであるラプソーンが朝青龍に似てるために親の仇であるかのように攻撃したことを思い出してしまいました。とにかく兵士やら建物やら、何でもドラクエに結びつけてしまったのです。その上、テムジンの敵が朝青龍だったならば・・・燃える・・・

【2008年4月映画館にて】