Firebird ファイアバード
プロット
イギリス・エストニア合作
02月09日 劇場で
ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 劇場で
フジヤマコットントン
プロット
日本
02月10日 劇場で
ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
コヴェナント 約束の救出
プロット
イギリス・スペイン合作
02月23日 劇場で
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 劇場で
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ミックマックコメント(20)
それはかつて絵本で読んだ様な、ある種、不思議な世界観。
言い換えればメルヘン。
彼の映画の手触りって、空想世界、イマジネーションをそのまま実写に投影したかの様な、ある種のファンタジーを帯びていますよね。扱う題材は幻想的ではないんだけども。
デリカテッセン然り、アメリ然り、今作も彼の『お家芸』炸裂だと思いました。
風刺や毒、世界の暗部、セックスさえも内在する、彼なりのダークなおとぎ話。
ダークでありながらカラっと笑えるし、カラっと爽やか。嫌味がない。
こういう無意味(語弊があるかも)な映画だってたまには必要です。
このカラフルな映像だってたまには視覚に浴びたい。
ドミニク・ピノンの顔だってたまには拝みたくなるものです。
ジュネの映画はそんな世界を体験させてくれる。
自分にとっては貴重な監督です。
ユーモラスに反戦争を語る、真面目な作品でした。
※ 鑑賞直後のメモから
終盤はかなり見応え有り。その分、中盤が重ったるい。
2010年9月19日 シネマスクエアとうきゅう
デリカテッセンからロストチルドレン、アメリ、エイリアン/リザレクションも含め全作品見ておりますが、本作品はロストチルドレンに近い雰囲気のファンタジーです。
ナレーションで進む話はアメリっぽいかもしれません。ジュネ風ユーモアと風刺を利かせ淡々と進む映画はいつもの流れで安心してみていられます。個性豊かなキャラ達にもう少し深みを持たせてあげればもっと良かったと思いますが。
あらすじは「頭に銃弾を受けるも一命を取り止めた主人公。銃弾は頭に入ったままで時折発作的なめまいが訪れる。憎き銃弾と父親を殺した地雷を作る会社をひょんなことから知り、復讐を奇妙な集団と試みるが・・・」といったところです。軟体女性が最高です。繰り返し無理な姿勢で登場。ジュネ節炸裂です。
一つだけ苦言を呈するなら、レイティングです。おいおい映倫。この映画きちんと見たのでしょうか?G指定っていうからうちの息子連れて行ったけど、普通にセックスシーンあるじゃないですか。米国ではR指定(18歳以上)ですよ?まあ、おもしろい映画だからいいですけどね。うるさい親なら抗議するんでしょうがね。ジュネの映画好きな人はそんなことしないけど。
おすすめです!