マリア・カラスの真実 プロット

オペラ界の伝説的な歌姫マリア・カラスの生い立ちから成功をつかむまで、本人の言葉や映像と共にその足跡を追うドキュメンタリー。華やかな成功とスキャンダルに彩られたカラスの人生を、1人の繊細な女性として丹念に描き出す。ドキュメンタリー作家のベテラン、フィリップ・コーリーが監督を務める。

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マリア・カラスの真実コメント(2)

Msnpghoxski
Msnpghoxski
このドキュメンタリーでは、次々とマリア・カラスに関する新たな発見を目にする。母親に望まれて生まれてきたわけでなく、家族の間でも孤独な少女時代を過ごしてきたこと。20代の頃は過食症で、体重が100キロ以上もあり、舞台で見栄えさせる意味もあって一気に40キロ以上ダイエットしたこと。そして、オナシスとの間に実は子どもが生まれていて、その子を小さいときに亡くしていたこと...、など、オペラ界の歌姫と言われ、何度もステージをボイコットしてきたわがまま女とも言われたマリア・カラスの本当の姿が、この作品で丹念に描かれ、語られてている。その中で、実は注目すべき点は、語られていない、説明もないことだ。

マリア・カラスは、アメリカからイタリアに渡った当初のオペラのステージでは、あまり評価されていなかった。そのことについてはあまり作品の中で言及していないのだが、内容が進んでいくうちにつれて、若いときのマリア・カラスが声がいいだけで演技ができない人だったことがわかってくる。それを強く印象づけられたのは、オナシスとの別れのあとに出演した「トスカ」の舞台上の迫真の演技のシーンだ。マリア・カラスの人生が、本人の演技を熟成させていったのだ。
また、この作品の宣伝コピーにもあるが、「カラスのあとに第二のカラスは現れない」理由が、誰もカラスから教えをこうことをしなかったことにある、というのも中でわざわざ語ってはいないのだが、進行の中で見ている者が感じる。他に、オナシスとの関係悪化の要因など、特に当時のカラスの友人たちに話を聞くことなどなく、流れの中で見る者が感じ取れるような演出をしている。映画の中にある行間を読み取らせる、というドキュメンタリーの組み立て方、構成の方法は、ある意味驚異的だと思う。人物像を浮かび上がらせるドキュメンタリーの一手法として、今後定着してくるような予感がする。

それにしても、この作品を見たあとに思ったのは、マリア・カラスほどの人が残したオペラ歌手の姿としての遺産を、誰も受け継いでいないことだ。マリア・カラスは、野球と言えば長嶋やベーブルース、サッカーならブラジルのペレと同じで、その世界を代表している、今後も登場することなどない、大きい存在感を残している。なのに、聞きに行かなかったこともあって、マリア・カラスの教えや歌姫たる者の姿を、誰ひとり受け継いでないのは、とても寂しいし、もったいない気がする。この映画から、ほんの少しでもマリア・カラスの能力を引き継ぐ人が生まれてくれればと思う。
Mixkshnsogp
Mixkshnsogp
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映画「マリア・カラスの真実」(フィリップ・コーリー監督)から。
20世紀の世界的なオペラ歌手ならではの台詞、と
片付けてはいけないと思ったのでメモをした。
小さい頃から、母親とは確執があったらしいが、
有名になってからは、彼女にお金の援助を執拗に迫ったようだ。
子どもを子ども扱いしなかった母親に対して、
彼女が呟いた台詞であったから、とても重く受け止めた。
「良い母になれないなら、子どもなんて持つべきではないわ。
子どもに見返りを期待するなんて、母親のすることではないわ」
一見、厳しいフレーズにも感じられるが、
私も同感だったので、今回は「気になる一言」に取りあげた。
結果的に「良い母」になれなくても、「良い母」を目指して
努力するように務めるべきだと思うから。
「赤ちゃんポスト」の記事を読むたびに、そう思う。
私の意見は、偏っているだろうか?