ポルトガル、夏の終わり プロット

「エル ELLE」のイザベル・ユペールが主演を務め、ポルトガルの世界遺産の町シントラの美しく幻想的な風景を舞台に描いた人間ドラマ。ヨーロッパを代表する女優フランキーは自らの死期を悟り、「夏の終わりのバケーション」と称して一族と親友をシントラに呼び寄せる。彼女は自分の亡き後も愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを整えようとしていた。しかし、それぞれ問題を抱える彼らの選択は、フランキーの思い描いていた筋書きを大きく外れていく。共演に「ロンドン、人生はじめます」のブレンダン・グリーソン、「スパイダーマン」シリーズのマリサ・トメイ、「2重螺旋の恋人」のジェレミー・レニエ。監督・脚本は「人生は小説よりも奇なり」のアイラ・サックス。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

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ポルトガル、夏の終わりコメント(4)

xprugs
xprugs
歩いているシーンがとても多かったです。
ポルトガルをゆったり見ることができました。
luzkme
luzkme
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She walks in beauty, like the night   彼女の歩く姿の美しいさまは
Of cloudless climes and starry skies;  雲ひとつない星空が瞬くようだ
And all that's best of dark and bright  闇の黒さと星々の輝きが
Meet in her aspect and her eyes     彼女の姿 一堂に出会い
Thus mellow'd to that tender light   熟し やさしい光を放っている
Which heaven to gaudy day denies   昼が拒む穏やかな光だ
この詩には続きがあるけれどヒツコイのでこれぐらいで... キザッたらしく聞こえるかもしれないけど、この詩はある女性に一瞬にして心を奪われた詩人の代表する詩とされるもので、今回の映画の舞台となったポルトガルの観光地であり、世界遺産でもあるシントラについての印象を端的に、しかも的確に彼が描いている... "下界のエデンの園" と速筆の詩人がこの地を女性を捉えるのと同じような感覚で描写している。

Good morning.
There's people in the hotel, you know.
I don't see anyone.
They can take pictures.
That's okay. I'm very photogenic.
彼女がプールで泳ぐ前に、水の感触を試すかのようにプールの水に触れるシーン... 彼女の顔が水に反射した一瞬、青い光が、彼女の顔に投影されて変わり、その後立ち上がった時に、元の肌色に戻った映像を見た時、この映画の撮影監督の被写体としての彼女を丁寧にしかも最高に奇麗な偶像そのもののとして彼女を映し出そうとしている姿勢が、爽やかなアンサンブル・ドラマと誰かが例えていた映画なのに、この先、厄介な代物になるような前触れにも思えていた。

Find it before you look for it.
イザベル・ユペールは、自然主義の新たなレベルを見い出す機会として、演者と登場キャラの間の壁を取り崩すように描かれた役をこなし、主にリアクションに関しては美しく控えめに変え、また別のスタイルを提供している。沈黙と静けさの瞬間が自然主義的な対話と同じくらいコミュニケーションを取っていて、何も聞こえない経験が仮にあればなお素敵なものに転じて行く。
彼女の最高の瞬間は、年配の女性の誕生日に出席する時や新しい脚本を提供される時など、わずかで捉えきれないひるんだところや体の変化を流れるように演じているところから、映画では、年齢を感じさせないスターである事を今までに見たことのないプロセスでリアルタイムで見ることができる。
共同執筆された脚本は、フランス語で約半分、英語で半分の会話で構成され、この映画の俳優のすべては、主要なハリウッド映画ではめったに見られないような微妙な演じ方を提供している。それでも、監督のアイラ・サックスはアメリカのインディーズ映画の中で最も心躍る代弁者の一人として、「…夏の終わり」のポルトガルにおけるシントラの旅は、時には少し話が穏やか過ぎて、その瞬間は美しいが、永続的に印象を残さないものとなっている。

ラスト、ロングの引きで固定された撮影... 普通なら海を望む映像を撮るなら、美しい緑豊かな丘を背景に撮影するところを敢えて地面むき出しの黒みがかったものを選んだ理由は... その上、キャンバスには、人は小さすぎ、動きも少ない。サウンドスケープとして日本のCMでも馴染みのあるシューベルトの"楽興の時" が静かに流れている。それらを総括すると少し抽象的な雰囲気のある絵画のようにも見えてくる。
最後の曖昧な終わり方は矛を観ているものに任せるとでも言いたいかのような終わり方にもっていっているあざとさが個人的には、欠点と思え、やや不満も残る.... そんな映画です。
tbqlqb
tbqlqb
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フランス作品らしい会話劇を楽しむ事のできる作品に思えた。

フランキーが余命を悟り複雑な家族状況だが、その家族達を一つに集めて作品がはじまるのだが、その集められた家族も各々の問題を各自抱えており、フランキーとの関わりと並行して作品は進む。

目に見えてなにか事が起きストーリーが展開されるわけではなく、各々の会話劇として作品が展開されていくため合わないととことん合わない。

フランキーという大女優を家族に持ち余命のカウントダウンがもう始まってる中でも、そこに気をかけ過ぎる事なく各自、自分達の事で一杯一杯な描写リアリティがありこの辺はまぁ面白い。

ただ最後まで大きな展開もなく確固たる描写で話を落とすこともないので途中で飽きを感じてしまうと最後まで退屈さを感じてしまった。
azjlkde
azjlkde
末期ガンで年を越せない大女優と複雑な関係の家族達がポルトガルのシントラという町に家族旅行でやって来て、それぞれの時間を過ごす話。

夕方に山の上で待ち合わせをするまでの時間をそれぞれに過ごし、誰かと会って会話して離れ、又誰かと会って会話して、という感じでみせて行く。

一応、主人公フランソワーズがどうしてこの場所に来て、どうして友人を呼んで、その結果どうなりました、ぐらいの小さな物語はあるけれど、登場人物達はこんな人達で、それぞれこんな背景や思いを抱えていて、こんな行動をしています。

-以上-

えっ?終わり?
ある意味長い時間かけて人物紹介しただけじゃない?

フランス映画らしいっちゃあらしいけど、もうちょっと膨らませて落ちもつけて欲しいものだ。