わたしは分断を許さない

6.5/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   105分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   きたむらけんじ
劇場で   03月07日 2020
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わたしは分断を許さない プロット

「変身 Metamorphosis」で日米の原発メルトダウン事故の実態に迫ったジャーナリストの堀潤が、国内外の様々な社会課題の現場で深まる「分断」を題材に撮りあげたドキュメンタリー。「真実を見極めるためには、主語を小さくする必要がある」という堀潤は、香港では「人権・自由・民主」を守るべく立ち上がった若者と出会い、ヨルダンの難民キャンプではシリアで拘束された父との再会を願う少女と出会う。美容師の深谷さんは福島の原発事故により未だに自宅へ戻ることができず、震災以来ハサミを握っていない。震災後に水戸から沖縄へ移住した久保田さんは、辺野古への新基地移設の反対運動を行なう人々と知り合い、「声をあげること」を通して、未来のために自分ができることを見いだしていく。

わたしは分断を許さない オンライントレーラープレイ

わたしは分断を許さない 俳優

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わたしは分断を許さないコメント(10)

eoiqmc
eoiqmc
元NHKアナで、フリージャーナリスト堀潤氏のドキュメントわたしは分断を許さないを鑑賞した。個人的にはあまり期待していなかったが、正直本編を観て予想以上に良かった。福島、沖縄、ガサ、香港、北朝鮮などの取材を通じて分断とは何か考えさせられた。印象に残ったのは北朝鮮取材。日本と北朝鮮の学生の交流のシーンが印象に残った。堀氏の取材姿勢は日本の市民でも北朝鮮の学生でも取材対象の視点にたって話を聴く。この姿勢は好感をもった。北朝鮮の学生でも予想通りのコメントの中に本音も出るシーンは堀氏の人柄や取材姿勢に現れていた。このドキュメントで、堀氏のナレーションで今、主語が大きすぎないかを盛んに強調していたが、初め観ていて意味が分からなかったが、上映前に堀氏のインタビュー記事を観てから本編を理解できた。私も鑑賞後、主語が最近大きすぎるな特に今のご時世を含めて痛感。最後に伝えたかった事をエンディングでまとめれば文句なしだったが。好ドキュメント。おすすめです。分断はこのドキュメント以上にすすんでいるのではと個人的に感じています。
npuvhkr
npuvhkr
香港、福島、沖縄、カンボジア、シリア、北朝鮮。世界中あちらこちらで起こっている分断の現場に、堀さんはカメラを持って乗り込む。860時間にも及ぶ映像を105分に短縮し、描きたかったのは、わたし、という小さな主語で語ることの重要性。わたしは、こう思う。わたしはこう考える。わたしはこうする。そのことを表明してこそ、向こう岸にいるかのように思える相手と対話できる。それがこの不条理と不正義がまかり通る社会を変える唯一の道だ
というメッセージがつたわってきた。

圧倒的な力をもった国家権力(企業の理不尽な行為も結局は国が見逃している)によって、人々の幸せが打ち砕かれる。どんなに抗っても、何も変わらない。人々は分断される。その現実を見るのがつらくなる。しかし、それに目をそむけず、わたしはおかしいと思う、と言い続けることがいかに大切か。その価値を再確認し、勇気をもらえる映画だった。

かつてNHKで、NHKの看板アナウンサーとして活躍していた堀さん。3.11以後に彼は退職し、「わたし」となった。政治権力の腐敗を忖度して報道できないメディアの記者たちにも「わたし」を取り戻してほしいと、この映画を見ながら思った。

次々とあまりにいろいろなことが起こり、当事者ではない人間は、悲惨な出来事や事件を忘れてしまう。しかし、それらはすべて現在進行中だ。それを改めて確認させてくれる映画でもある。
zdvjkmy
zdvjkmy
何故、人は他人を殺すのか?
何故、作り上げたものを壊すのか?
何故、人は他人を虐げるのか?

誰かが得をするため
誰かが欲を満たすため
『分断』を使うのだ。

正しい人が『繋がる』ことが
怖いのか?
不都合なのか?

「主語を小さくする」
とても素敵な言葉。
一人一人を
観て
聴いて
感じよう
何に困っているかを。
hjvxno
hjvxno
国内外の様々な分断を題材にしたドキュンメンタリー。前半は見応え充分で面白かったが同じ出演者の繰り返しで後半は尻すぼみ。数々の社会問題に対する問題提起は素晴らしいがネタ不足感は否めない。次作に期待します。
2020-100
snwawe
snwawe
映画は、その性質からエンターテインメントに傾倒してしまうことには仕方がないのですが、ただ情報の伝達ツールとしての役割は未だあるべきだと思っています。
今ではTVがその性質をもっていることが多いのですが、情報がスポンサーや作り手により内容が変わらざるを得ないことはあります。純粋に作り手の思う世界を提示する、出来るというのは映画、そしてYouTubeといった媒体の方が強いのではと思っています。
映画は当然のことながら、お金を払って、そして観る手が好んで観る媒体です。
だから観客も興味がある人です。
映画監督は堀潤さん、また題の”わたしは分断を許さない”という題で、この人の伝えたいことは何か?を知りたく、映画館に足を運びました。
本で「主語は大きくなく、なるべく小さい方がいい。その方がダイレクトに伝わる。」ということを具現化した映画で、それぞれの当事者は何をどの様に考えていたか?を知ることが出来ました。
TV、報道だけではない、そこにある真実がわかりやすく伝わってきます。
いろんな観点、目線から、今ある出来事を見る必要性を改めて気づかせてくれるいい映画です。
情報伝達としての一つの方法としての映画、これを体感していただければと思います。