リンダ・ブレア

5歳のときからモデルの仕事を始め、70年の映画「The Way We Live Now（原題）」で子役としてデビュー。その3年後、「エクソシスト」のオーディションで約600人の候補者のなかからで悪魔にとりつかれる少女リーガン役に抜てき。オカルトホラーの傑作となった同作でゴールデングローブ賞の最優秀助演女優賞を受賞し、アカデミー助演女優賞にもノミネートされた。以降、TV映画「汚れた青春・非行少女クリス」（74）や「青い渇き」（75）、「エクソシスト」の続編「エクソシスト2」（77）に主演。しかし、18歳のときにコカインの購入で逮捕されたことから仕事が激減。80年代に入ってからは「ヘルナイト」（81）や「チェーンヒート」（83）といったジャンル映画に多数出演する。00年「エクソシスト」が米国で再公開されたことにあわせ、ブレアが世界中の超常現象スポットを訪れるTV番組「The Scariest Places on Earth（原題）」がスタートし、6年間司会を務めた。現在は、動物愛護のチャリティ団体「the Linda Blair WorldHeart Foundation」を運営している。