マイケル・クラーク・ダンカン

米シカゴ出身。高校時代はアメフトの選手に憧れるが女手ひとつで育ててくれた母親に反対され、演劇を始める。ロサンゼルスに引っ越し、1995年ごろからTVや映画に出演、ブルース・ウィリス主演の大ヒット作「アルマゲドン」（98）に参加する。ウィリスがフランク・ダラボン監督に推薦したこともあり、スティーブン・キング原作「グリーンマイル」（99）で不思議な力をもつ死刑囚コーフィ役に抜てき。同作で世界的に有名になり、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされた。その後も「PLANET OF THE APES 猿の惑星」（01）、「スコーピオン・キング」（02）、「デアデビル」（03）とハリウッド大作への出演が続き、「シン・シティ」や「アイランド」（ともに05）でも活躍。深みのある声を生かし、「カンフー・パンダ」（08）、「グリーン・ランタン」（11）などに声優として参加する。12年7月13日心筋梗塞で病院に運ばれ、そのまま回復することなく9月3日に息を引き取った。享年は54歳。