メインストリーム
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6.6

私の評価
評価なし。

彼は新手のまたは進化したヒットラーみたいな感じ? 期待していなかったので、残念とも思いませんが、音楽やガチャガチャした演出画面とかは面白かった。

アンフレンデッド
スコア 
6.4

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む 自宅にて鑑賞。ほぼ全篇、Macのデスクトップ上で展開されるPOV。映像及び音声の乱れは演出上の意図との断り書きが冒頭にあり、早速オープニングのロゴコールからこの演出が施されている。徐々に各々の秘密が明かされ、人間関係が崩壊して行く様は登場人物達の人間性故、恐怖よりも小気味良さが残った。YouTubeにSkype、Photox、Facebook、Google等が実名で登場するが、楽しむには或る程度、これらメディアの知識が問われる事となり、その意味で観客が自然に篩に掛けられてしまう可能性がある。70/100点。 ・ありふれた超常的な復讐譚であり乍ら、ネットサーフィン経験者やSNSを齧った事がある者(もっとも本作に興味を示すのは何等かの形でWebに触れた事がある方が大多数ではとは思われるが)には多少でも身につまされる想いがありそうで、80数分と短目の尺ではあるものの不気味な既視感に満ち溢れた一作と云えよう。 ・自殺に追い込まれた報復が物語の縦糸とするならば、誰をどの様に恨んでいるかが横糸となるのではないか。亦、ほぼ静止画と云えそうな程の短いショットではあるものの、登場人物達の最期を捉える映像等で複数回に亘り、ショッキングなゴア描写が垣間見られるので、そのテの免疫が無い方の鑑賞は要注意である。 ・H.ソッサマン演じる“ローラ・バーンズ”は、'96年1月20日に生まれ、'13年4月12日に自殺したとされ、物語は彼女の一周忌に当たる命日から始まる。カナダでいじめを受けた告発動画を投稿し続けたアマンダ・トッドさん、シリコンバレーでフットボール部員三人に強かんされたオードリー・ポットさんと、実在の自殺に発展した二件の事件に触発され、製作に至ったらしい。 ・公開当時、本篇に登場するSkypeやFacebook等のアカウントは実在していたが、その内幾つかは'18年1月現在、現存している。更に大きなネタバレを書くと、“Billie227”と云うSkypeの謎のアカウントは、作中でも触れられている通り、そもそもS.ヘニッヒ演じる“ブレア・リリー”のサブアカウントであった。 ・オープニングにタイトル表記は無い。本作と似た設定で『デス・チャット('13)』、『サイバー・ストーカー('15)』等を想起したが、実名サイトが登場するのは本作が初であると思われ、ほぼ全篇をPC画面に徹底した本作の方が出来栄えも数段上である。 ・“ケン・スミス”役のJ.ワイソッキーを除き、画面内で遣り取りする五名は同じ家屋内を仕切り、各部屋に見立てた状況で撮影が行われた。リアルなリアクションを撮る為、常に脚本は現場で書き直され、アドリブや10分間にも及ぶ長回し等を繰り返し、スタッフはタイムラグを防ぐ為、イントラで繋いだ模擬チャットシステムを作成し、撮影に臨んだと云う。 ・製作開始から、"Offline"の仮題で進められたが、カナダのファンタジア国際映画祭出品時に"Cybernatural"と改題され、更に一般公開時に現在の"Unfriended"へと改められた。 ・鑑賞日:2018年1月3日(水)

由宇子の天秤
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7.1

私の評価
評価なし。

CGをガンガン使って、超人気俳優を惜しみなく起用して、なんて大作からすれば真逆。でもこんなに心揺れる作品はそうは無い。正しさとは?と堅苦しい副題があって、それもそうではあるけど、社会派の作品と言うよりかは個人的には「ダークエンターテイメント」由宇子とは生き方も行動も相入れない自分には、ラストの展開はある種「そらみたことか」と。そこで気づかされる観る側の業。今年一番の意欲作。ぜひ映画館で。

整形水
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6.7

私の評価
評価なし。

自在に容姿を変貌させる整形水を手にした女の顛末を描いた作品。外見至上主義による冷たい視線や劣等感が生み出す抑えようのない怒り。しかし、美しさを手にし、タガがはずれた女は破滅の道を辿っていく… 今作は満たされぬ承認欲求と果てしない美への欲望の悍ましさを極限まで再現している。さらに、アニメだからこそ表現できる恐怖を味わうことができ、サイコホラーとしても非常に上質な作品です。めちゃくちゃ面白かった!

るろうに剣心 最終章 The Beginning
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7.3

私の評価
評価なし。

「るろうに剣心」という作品は、主人公・緋村剣心が、“斬れない刀”である「逆刃刀」を使うなど、「不殺(ころさず)の誓い」をしているという非常に珍しい設定になっている点が最大の特徴であり魅力でもあります。 1作目からずっと緋村剣心は「おろ?」とか「でござる」といった言葉を使って個性を出していましたが、この5作目「The Beginning」では雰囲気から違います。 通常の刀を使い❝人斬り抜刀斎❞として幕末で恐れられた「伝説の剣客」そのものを描いているからです。 そのため、本作は「本格的な幕末時代劇映画」として捉えるのがいいと思います。 さらに、❝人斬り抜刀斎❞(=緋村抜刀斎)から緋村剣心へと変わりゆく過程を描くため、切ない恋愛模様も描かれています。 このように、これまではどちらかと言えばアクションシーンが多かった作品ですが、本作では意外にも「静」のイメージも強くあります。 この「The Beginning」の最後では「1作目」の最初へと戻る象徴的なシーンがありますが、ようやく「1作目」の時点で何があったのかがしっかりと理解できます。 そのため、続けて「1作目」から見直すのも良いかと思いますが、私は「るろうに剣心 最終章」でセットになっている「The Final」の方を見ると、より感慨が深くなると思います。 それは、「The Final」での最後の強敵となる雪代縁(ゆきしろ・えにし)の行動の背景には「The Beginning」があるため、本作を見た後だと分かりやすくなり、感情移入もしやすくなるからです。 その結果、本当の最後である「るろうに剣心 最終章 The Final」が、いかに深く、アクションシーンのクオリティーも高い作品だったのかが分かり、納得のフィナーレとなるはずです。