「恋恋風塵」、「悲情城市」で飄々とした名演を見せたリー・ティエンルーは、実は台湾の人間国宝的人形使いである。彼の波乱万丈の人生を、旧日本帝国による植民地時代から日本の敗戦による解放までの50年と重ね合わせ、リー自身の語りとドラマ部分によって描いていく。前作「悲情城市」を第二部とする、ホウ・シャオシェン監督の「台湾現代史三部作」の第一部に当たる作品。
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